後腸発酵:雑食
ヒト、ブタなどは雑食性です。草食動物とは異なり、繊維を分解する微生物があまり棲息していていないので、草を食べてもそれを効率よく利用できません。
雑食性の動物は草食性の後腸発酵動物ほど盲腸は発達していませんが、やはり腸内細菌による難消化性の食物の分解がおこなわれています。この過程は発酵と呼ばれていますが、この発酵で酢酸、プロピオン酸、酪酸などの短鎖脂肪酸が生成され、これらは動物の栄養生理に大きく作用しています。また、短鎖脂肪酸の他にも、ガスが出ます。発酵で出るガスは主に二酸化炭素ですが、他にメタンや水素、硫化水素メチルメルカプタンなどが出ます。オナラは発酵ガスと空気が混ざって排出される物です。硫黄化合物が多いとオナラやフンは臭くなるので、蛋白を多く食べると臭くなるかも・・・。
ブタの結腸は円錐状になっており、ブタの腸の特徴となっています。この形態はヒトにはありませんが、腸管機能に関してはブタはラットやイヌよりもヒトに近く、ヒトのモデルとして実験に使えるとも言われています。
ブタのフンの形もヒトと似た形です。