化学のうんちく

・物質の分類1
−純物質と混合物

物質の分類2
−単体と化合物


元素の検出
−花火の色


原子の構造

原子の電子配置

イオンのでき方

イオン結合

イオン結晶

分子から成る物質
−共有結合


分子から成る物質
−電子式と構造式


分子から成る物質
−配位結合


分子から成る物質
−電気陰性度と極性


分子から成る物質
−分子の形と極性


分子間力・水素結合・分子結晶

共有結晶

金属結晶

結晶のまとめ

元素の周期律と周期表

原子量

分子量・式量

物質量

物質量の計算

化学反応式

化学反応式の量的関係

溶液の濃度

酸と塩基

酸と塩基の分類

水素イオン濃度とpH

中和反応

中和反応の量的関係

酸化還元反応

酸化数

酸化剤・還元剤

酸化還元反応の
反応式のつくり方


酸化還元反応の
量的関係

物質の分類1−純物質と混合物


この世の中にあるすべての物質は、大きく分けて純物質混合物に分けられます。 これは名前のとおり、純粋な一つの「もの」として存在するものが純物質、 何種類かの純物質が混ざり合ったものが混合物です。 だから、純粋な水は純物質ですが、海水は水に塩分などのいろいろな物質が溶け込んでいるので 混合物です。 混合物はなにも海水のように物質が溶けて混ざっていなければならないということはありません。 水に砂を入れて混ぜても砂は溶けませんが、これも混合物です。 要は、溶けていようが溶けていまいがいろんなものが混じっていれば混合物なのです。

混合物は液体だけではありません。 呼吸で使う酸素や息として吐き出す二酸化炭素は純物質です。 気体ひとつひとつは純物質ですが、気体が混ざり合ったものは混合物です。 その代表が「空気」ですね。 空気は主に窒素と酸素の混合物です。

それでは、固体ではどうなのか。 たとえば、岩石を見てください。 黒くてかった粒や透明な粒がたくさん集まっています。 岩石も雲母や石英といわれる物質の混合物なのです。

この世界に存在する物質のほとんどがいろんなものが混ざり合った混合物なのです。

純物質から混合物を作ること、混合物から純物質を作ることは簡単です。 ただ単にいくつかの純物質を混ぜ合わせれば混合物になります。 この作業を混合といいます。 逆に混合物から純物質を作り出すことを分離といって、例えば砂が混じっている水を砂と水に分離したければ、 砂をこし取ればいいのです。 この分離の作業をろ過といっています。 何か溶け込んでいる液体から純粋な液体を取り出すときには蒸留という方法をします。 実験室ではけったいな装置を使って蒸留を行いますが、家でも日常的に行われています。 なべに入れた熱いお味噌汁にふたをしておくと、ふたに水滴がつきますね。 その水滴はお味噌汁の水が蒸発して気体となり、なべふたで冷やされてまた液体に戻ったものです。 蒸留とはこのようにお味噌汁などの混合物を熱することにより液体を蒸発させ、 それを冷やして液体にもどし、純粋な液体(お味噌汁の場合は水)をとり出す作業のことです。

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