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      CB機 CHASER MC‐5000 の調整用画像&その他資料

     7エリア、夢次郎さんから預かったチェイサーです。
     
     28MHz改造の参考資料に〜。

     



    PLL式の120チャンネル機です。
    元々付いている、14MHz台の水晶1個と、15MHz台の水晶2個を取り外します。

    代わりに、16.610MHzの水晶を取り付けて下さい。

       水晶を基板に取り付ける場所によって、バンドセレクター L・M・H が有効になる位置が変わります。

    (注意)改造用の水晶は、バンドセレクターの M か、H の部分に取り付けて下さい。

    セレクターが、L の位置では、VCO の発振コイルに、コンデンサが追加接続されて、

    コイルの同調周波数が低くなります。( VCOの発振周波数を高い方向に変更するのでNG。) 

    1チャンネルが28.215MHzで、8チャンネルが、28.305MHzになります。


    
PLLをロックしましょう。

    まず、受信状態で、TX1コイルのコアを回して、受信音(受信時のノイズ音)が、
    大きく聞こえるように調整します。

    この作業で、PLLのロックは、ほぼ完了に近いです。
    後で、送信調整時に再調整と確認をします。


    
受信の調整について。

    アンテナをつなぎ、雑音しか受信できない場合は、コイル・コアを回して、
    受信音(雑音)が、大きく聞こえる点に、コアを回して調整します。

    ローカル局などの電波を受信できる場合は、Sメーターの振れが、1番大きくなる点に
    コアを回して調整します。

    通常は、RX1〜RX3のコイルまで、順番に調整すればOKです。
    受信感度が悪かったり、コアを回した形跡がある場合は、RX1〜RX7まで、順番に調整してください。


    

    
送信の調整について。

    ダミーロードか、終端型電力計を接続して、調整します。
 
    アンテナと通過型電力計(SWR&電力計)を接続して調整も出来ますが、
    他局に迷惑がかからないように、周波数などに十分配慮してください。
 
    マッチングの取れたアンテナがあれば、内蔵パワーメーターを見ながらの調整でもOKです。

    まず、ダミーロードかアンテナをつなぎ送信状態にしてみます。
    少しでも、パワー計が振れたらOKです。
    この時に、28MHzを受信できる無線機などで、送信周波数を確認して下さい。

    多少、ずれていても28MHzの電波が出ていれば良いです。


    次に、チャンネルを、主に使用する周波数の所に合わせます。

    28.305MHzで調整する場合は、必ずダミーロードを使用してください。
    それ以外の周波数で、アンテナを接続して調整する場合でも、
    他局への混信などに十分に配慮して下さい。

    送信状態のままで、
TX2〜TX7コイルまで、パワーが最大になるように
    順番に調整してください。
    これで、送信回路のコイル調整は完了です。


 
   ( 注意 ) 最終的には、良くマッチングの取れた、28MHz帯のアンテナを接続して、
            各コイルを調整して下さい。

           ダミーロードの調整だけだと、28MHz帯以外も含む、スプリアスの
           出力MAXに調整してしまう可能性があります。

           出力も最大限に出したい所ですが、SWRが良好になるように、
           各コイルを調整して下さい。

           ダミーロードは、共振性の無い純粋な負荷です。
           出力に、どのような周波数が含まれていようとも、吸収してしまいます。

           アンテナは、特定の周波数に共振しますから、それ以外の周波数が
           含まれていた場合は、反射波となります。
           つまり、SWRが悪くなります。

           高価なスペクトラムアナライザーなどの測定器が無くても、アマチュア的な
           工夫で、少しでもスプリアスを減らすように調整しましょう。


    少なくても、キャリアーで10W位は出ると思います。
    あまりにパワーが低い場合は、ファイナルが1個飛んでいる可能性があります。


    
PLLロックの確認について。

    ダミーロードかアンテナをつなぎ、送信状態にして、パワーメーターを見ながら、
    チャンネルを1〜40チャンネルまで、、回してみます。

    あるチャンネルを境に、急に送信出力が低下する場合や、
    チャンネルを回しても周波数が変化しない場合は、PLLが完全にはロックしていません。

    このような場合は、
TX1コイル・コアを微調整して、再度確認して下さい。
    
TX1
コイル・コアは、ちょっとずつ回してください。(四分の一回転くらいずつ)
  
    1〜40チャンネルまで、同じ位の出力を確認できて、チャンネルごとに
    周波数が切り替わればOKです。



    
送受信周波数の調整について。

    送信周波数のズレが、1kHz位であれば、実用範囲だと考えて良いと思います。

    それ以上ズレている場合は、遠距離の交信時に感度が低下するので調整が必要です。

    10.240MHz水晶の横に、トリマーコンデンサがありますが、
    これで調整はしないで下さい。

   
 ( 注意 ) 10.240MHzは、受信時の中間周波数、2段目局発としても使われています。
           したがって、安易にこれで調整しない方が良いと思います。 

    16.610MHzの水晶の周波数で、ずれを微調整します。

    自分が28メガに改造した物では、周波数が低い方にズレていました。

    下記の画像のように、水晶を取り付けている基板の、パターンをカットして
    47pFのセラミックコンデンサーを直列に取り付けて調整しています。

    MAX 60〜70pF位の、トリマーコンデンサを取り付ければ、そのほうが楽に調整できます。




 

    参考系統図

    ※ 23インチ ワイドモニターに合わせて画像を作りました。

       モニターの大きさによっては、文字等が見えづらいかもしれません。

       画像を、パソコンに保存してから開くと、縮小・拡大して見る事が出来ます。

           上記を参考にして、TSS申請する場合、自己責任にてお願い致します。

     不明な点、間違いなどがあれば、ご連絡下さい。

 

    その他、修理の番外編〜。

    チェイサーは、2台預かったんですが、そのうちの1台は、PLL‐IC の9ピン(TX‐RXの切り替え)
    の入力が潰れていました。
    Lo(GND)に落としても、PLL‐IC の出力が受信用出力のままなんですよ。

    うーん、しょうがない〜と言う事で、10.695MHzの局発を追加して対応しました。

    チェイサーの場合は、送信用ミキサーIC TA7310P の4番ピンに
    10.240MHzが入力されます。

    10.240MHz局発との、カップリングコンデンサを取り外して、
    代わりに、10.695MHzの局発を接続して、送信時にのみ動作するようにしました。

    これで、修理完了です。
  


    受信時の周波数構成について。
    (受信周波数)28.305MHz−(RX時のPLL出力)17.610MHz=(1段目の中間周波数)10.695MHz

    この(1段目の中間周波数)10.695MHzに(PLL局発)10.240MHzを混合して得られた
    0.455MHzが、2段目の中間周波数になります。


    送信時の周波数構成について(正常な場合)

    (TX時のPLL出力)18.065MHz+(PLL局発)10.240MHz=28.305MHz(送信周波数)


    今回、修理した内容での周波数構成について。

    (RX時のPLL出力)17.610MHz+(追加局発)10.695MHz=28.305MHz(送信周波数)




    下記は、ジャンク箱から見つけた水晶を使って作った、追加局発です。
    


                 下記は、局発を追加した画像です。 


    
チェイサー&ペガサス系って、良いですよね〜
   ここまでね〜 お役に立ったでしょうか(謎)


          
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