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    ICB‐87H、870T 系 28MHz 改造調 2016.05.24UP


 

      下記の画像は、ICB‐870T です。

 

      87H と 870Tは、同じ基板を使用しています。 ( 87R も同じ基板との情報もあります。 )

      この機種は、受信がダブルスーパーヘテロダイン方式です。

            1st-IF が、10.695MHz、2nd-IF が、455KHz です。

 

      送信周波数の作り方は、受信時に、1st-MIX に注入する周波数を作り出しているOSC周波数(X1〜X8)に、

      10.695MHzを混合して、目的の周波数を作り出しています。


            




        ツマミ類、4個を全部外します。 裏フタを外したら、下記のネジを外して基板と、中枠を外します。

【画像1】 基板と中枠を外すのにコツがあるようで、外れにくいです。

 

               こんな感じで中枠と基板が外れます。 水晶を交換する場合は、下記のナットを外します。

【画像2】 スピーカーと基板をつないでいる青線が短いので、切断に注意して下さい。

 

 

   調整条件

    廻りに障害物の無い場所(屋外又は、木造家屋の広い部屋の中心など)で、

    ロッドアンテナを垂直に延ばした状態で調整します。

    【画像1】の状態では、各コイルコアの調整が出来ません。

    実際には、【画像2】の状態で、ロッドアンテナと同じ長さのリード線を取り付けるか、

    50〜75Ω、1W 位のダミーロードを取り付けて、調整するようになります。

    アマ機として使用する場合は、外部アンテナの接続など、実際に使用する条件にて

    調整を行ってください。

 

 

   送信部の調整

     L10〜L11(メイン基板)、及び、L12〜L15を順番に、送信出力が最大になるように調整します。

      L10と、L11は、バンドパスフィルターを構成しています。

      測定器がある場合は、スプリアスが低くなるように調整します。

      送信出力については、簡易電界強度計などで、測定しながら調整します。

 

     各チャンネルで、発振周波数をカウンターで確認してください。

      送信周波数が大きくマイナス側にずれているチャンネルがある場合は、

      Tx-Rx クリスタル基板にある、水晶の足の片側に、適宜な値のセラミックコンデンサ又は、

      60pF位のトリマーコンデンサを直列に入れて修正します。

【画像3】

 

 

        下記は、Tx-Rx クリスタル基板部分です。 Q11、L6 のOSC回路に接続されています。

        Q11の発振周波数を、下記水晶の周波数と合っているか、カウンターで確認します。

        28MHzの水晶は、使用したい周波数−10.695MHz となります。

        (例) 28.855MHz − 10.695MHz = 18.160MHz

        28MHz用の水晶を入れた場合は、L6 のOSCコイルも調整が必要になります。

【画像4】

 

 

  受信部の調整

       受信部の調整は、弱い信号を受信しながら、Sメーターが最大に振れるように調整します。

         受信できる信号が無い場合は、簡易的な調整方法があります。

         ノイズ音が最大になるように調整して下さい。

 

    ◆L1〜L4 まで、順番に調整します。

      特定のチャンネルのみ、受信感度が悪い場合は、Tx-Rx 基板水晶の周波数がずれている

      可能性があります。

      周波数カウンターで、水晶の発振周波数を確認してください。

【画像5】

 

   アンテナ部の調整

     L17 アンテナローディング・コイルは、ロッドアンテナの同調コイルです。

      受信時に調整する場合は、感度が最大になる点に調整します。

      送信時に調整する場合は、出力が最大になる点に調整します。

      コアを外した時に、受信感度&送信出力が最大になると言う報告もあります。

 

    ◆ヽ杏凜▲鵐謄覆慇楝海垢訃豺腓蓮△海離灰ぅ襪鮗茲螻阿垢、切り替えスイッチなどで、

      ジャンパーして下さい。

      コイルの手前の部分から、同軸ケーブルなどに接続するようになります。

      その場合は、送信 L15 コイル、受信 L1 コイルの再調整が必要です。

 

     87Hですが、アンテナローディングコイル L17 と、アンテナの間に、

      小さな抵抗のような形の部品が付いています。

      抵抗値はゼロなので、ジャンパー用ダミー抵抗か、コイルだと思われます。

      外部アンテナ接続時や、ロッドアンテナに交換した際は、不要になるかもしれません。

 

    ぁ.▲鵐謄壁分の構造は、ICB-610T や、ICB-660T などと同じですから、

      交換できると思われます。

 

   その他

     送信時、全チャンネルの周波数が、同じ位ずれている場合は、X10  10.695MHzの

      発振周波数を確認して下さい。

 

    ◆ー信時、全チャンネルで感度が悪い場合は、X9  10.240MHzの発振周波数を

      確認して下さい。

 

     調整時は、外部電源端子を使用する事になりますが、電源の逆接続などに注意して下さい。

 

 

 

         上記を参考にして、28MHzに改造調整する場合、自己責任にてお願い致します。

    不明な点、間違いなどがあれば、ご連絡下さい。


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