開始日 2006/11/30(Thu)
最終更新日 2006/12/29(Fri)

■ X68000 いろいろ ■

ここでは過去(ホームページ公開前)に私が製作した X68000用のソフト・ハードを 紹介します。
私の作るプログラムは何らかの周辺機器(市販品もしくは回路自作)が必要なものが 多いのですが、今さら X68000 で同じものを作ってみようという人もいないでしょう から、基本的に回路図・プログラムは公開せず、写真・文章での紹介です。
特に回路図については、元から無いのがほとんどです。
実験しながら次ブロックを設計する製作スタイルだったので、記録ノートにも 部分的なスケッチしか残っていません。


ソフト編
PSPplay:プレイステーション用ADPCMプレイヤー:1995年〜
PSPは PlayStation Portable じゃなくて PlayStation Pcm の略です。
プレステ用ソフトの CD-ROM 内 ADPCM音声データを X68000 で再生します。
PCMデータを再生するのに、有名なソフト PCM8 を利用しています。

1995年12月〜翌年1月にかけて一部の電話回線 BBSで公開しました。
X68000 + CD-ROMドライブ という環境を揃えている人が少数なのでほとんど 無名でしたが、プレステADPCMを変換→ファイル化でなく直接リアルタイム 再生可能なソフトはコレが一番最初だと思います。
但し、CD-ROMドライブの性能が悪いと次のデータの読み取りが間に合わないので 音が途切れ途切れになります(あと 10MHz X68000でも処理が重くてキツイ)。

データ量削減のためか、キャラの会話音声だけでなく BGMも ADPCMで収録されている ゲームが多かったので、テキストで演奏リストを作成しそれに従って順番に曲を 演奏する「ジューク機能」を追加しました(こちらは電脳倶楽部に投稿したけれど ボツになってしまい、そのまま BBSにも非公開)。
X68000用の ステレオPCMボードの自作もやりましたが、再生中は他に何もできなくなるので 2000年に Windowsマシンを入手してからは Windows版 に移行しました。

PEライブラリ:セーブデータのパラメータ編集:1996年〜
PEは「パラメータ エディタ」の略です。「パラサイト・イヴ(ゲーム名)」じゃありません。
X68000には FES という優秀なバイナリエディタがありますが(今でもわざわざ Windows から X68000エミュレータ経由で使うくらい)、セーブデータ改造にはちょっと 手間がかかります(最初のサーチには必須ですけど、その後は 16進ではやりにくい)。
パラメータは殆どのゲームで決まったアドレスにあるので、指定したアドレスのデータを 画面に表示し、その数値を直接編集できれば便利だろう、とNVM を 作っていた頃から温めていたアイデアです。
ゲーム別の対応はインタプリタ形式を考えていたのですがてっとり早く実現したかったので、 C言語用のライブラリを用意し、いちいちコンパイルすることにしました。
ライブラリの方に main関数がある、ちょっと酷い実装です。

Windowsにも CONX68Kライブラリ経由で X68000用ソースが最小限の修正で移植できます。
Windows版でも GUIじゃないのがアレですが、

という特徴があります。


ハード編
吸出し1号(仮名):1992-1993年製作
プリンタポートを利用してメガドライブ・スーパーファミコンのカセットを 吸出しします。

8bit汎用I/Fボード:1995年製作
X68000拡張スロットに刺す自作の拡張ボード(Board)です。
吸出し1号(仮名)の製作でパラレル I/Oポート(Port)の必要性を認識し、 後述の NVM を作るために製作を決断しました。

8bitバスを 20ピンコネクタ、1mケーブルで X68000 の外部に引き出します。

NVM:プレイステーション用メモリーカードエミュレータ:1995年製作〜
New Virtual Memorycard の略で、ドリームキャストのビジュアルメモリとは無関係です。
「メモリーカードを読み書き」じゃなくてメモリーカードそのもののふりをして、X68000が セーブデータをプレステに送受信します。

パラレルボード(8255ボード):1997年製作
汎用I/Fに接続するパラレルI/Oボードです。
PPI 8255を1個搭載し、8255が作る 24bitI/O と 汎用I/F の 8bit バスを 40ピン コネクタで引き出します。

SPM:セガサターン パワーメモリー読み書き:1997年製作
上記パラレルI/Oボードを通してセガサターンの「外部バックアップRAM」 パワーメモリーを読み書きします。RAMといっても本当はフラッシュメモリ です。

16bitPCMボード:PSPplayをステレオで:1997年製作
X68000の ADPCMは基本的に1ch出力なので(PCM8 は入力を多chにするソフト)
PSPplay もモノラル再生になります。
つまり元がステレオのデータでも X68000から出力されるのは 左右片チャンネルだけか、左右合成したものになります (しかも左右とも変換するのは X68000にとってはかなり重い処理でした)。
また、サンプリング周波数も元データが 18.9kHz や 37.8kHz (が多い)なのに対し、 再生する X68000 は最高でも 15.6kHz です。

「ステレオデータはやはりステレオで、そして元のサンプリング周波数で聴きたい」
という欲求をかなえるため、汎用I/F に接続する ステレオPCMボードを製作しました。


PSDB:プレイステーションデバッガ:1999年製作〜
X68000(ホスト)と改造したプレステをつないで、プレステをいじるものです。
元ネタは ゲームラボ 1995年4-5月号に掲載されたものです(元記事は DOS/V機がホスト)。

MC2F:プレイステーション2用メモリーカード読み書き:2000年実験 2002年製作
内容はそのまんまです。 MemoryCard2 Filer の略です。
実験版は MC2RW の名前でした。
PS2用メモリーカードは PS用メモリーカードと違って読み書きの前に「認証」が 必要です。
認証は PS2本体でやってもらう形をとっています。「ゲートオープン!」

その他