渋谷駅の仮設構造



TAKA  2008年 7月 6日





 矢切様の投稿後、私も自分で持っている副都心線絡みの写真の中から関係しそうな写真を探してみました。それが下の2枚です。左の写真を見れば分かる通り、現在未使用の内側 2線は、今の状況では階段・エスカレーターが邪魔して、階段より先の区間に関してはホームとしては使用出来ません。そのため「内側 2線は 8両対応」と書きました。

 南側のコンクリート製の壁に関しては、コンクリートで仮設構造物を造る事から、コンクリート壁が「工事用の仮囲い」であっても、仮囲いが隠している工事に関して「この先では一般的な建築レベルでの工事の規模でなく、土木的なかなり大規模の工事を行っている」と考え、「駅施設を造っているのではなく、駅間トンネル掘削用の作業ヤード」というように見ていました。

 しかし、今回問題の場所を見ると……。確かに右写真のように外側線の壁に装飾がなく、保線車両用のポイントが微妙な位置にあるなど「階段先が仮設」ということに関しては、そのようにも見られます。また左の写真をよく見ると、ホームの柱の装飾が違ったり(写真を見た感じではコンクリート打ち放しの上左官補修程度か?)、天井スパンドレルの素材が異なるなど、「仮設ホーム」らしく見れる傍証は幾つかあると改めて感じます。

   

 そんなに詳細な図面ではありませんが、東急が公表している「東京急行電鉄東横線(渋谷駅〜代官山駅間)地下化計画図」「東京急行電鉄東横線(渋谷駅〜代官山駅間)地下化計画図」の平面図・断面図を見ながら予想すると、駅施設が現状の壁の部分から大きく南側にも広がりそうな気がします。

 私は土木の専門家でもありませんし、上記以上の公的な資料は持ち合わせていませんので、「東横直通開始までにホームが南側に延長され、 2面 4線全てが10連対応になるでしょう」ということに関して、技術的な面から確証を持ってはいませんが、「現状先端部が仮設ホ-ム」「ホーム後方の吹き抜け&自然換気用の縦抗の場所が丁度東急文化会館跡地の場所」という点と、上記引用の図面・現地の状況から考えれば、将来的に東横線乗入が出来る2012年度には渋谷駅が南側に伸ばされた結果として、全ホーム10両編成対応になる可能性は状況証拠から見ればあるといえます。

 という訳で、私の先行記事に関しても、矢切様の御指摘を受ける形で関係記述の部分に関しては、修正させて頂きました。

 それにしても、渋谷駅北側の仮設部分も、中線 2線に造った渡り通路にしても、「仮設構造物」としては良く出来ていると思います。中線の渡り通路こそ「基礎部分がH鋼」でその部分を見れば「仮設だな」とわかりますが、床の仕上げだけを見ると、本設部分と同一の石材を用いて違和感無いように作られています。北側ホームの仮設部分も、旅客使用に供する部分の仮設物は、微妙にグレードを落としていても、良く見ないとその差に気が付かない様になっています。

 私は仮設である事に気がつかなかった人間ですから大きなことは言えませんが、雑感的に言えば 「4年使うといえども仮設物にずいぶん贅沢しているな」とは、このコメントを書いていて思いました。





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