八潮接続推奨ではないのでは?



銀色特急  2010年 1月15日





 八潮での接続は失敗なのではないのかという感じですが、そもそも単純に八潮駅利用を推進するなら通常のバスのように料金そのものを短距離乗車の分値引きすればいいのであり、100円で秋葉原へ行くチケットを発行するという時点で3者(利用客・バス会社・TX)が少しずつ損をするという感じになります。なぜそのようなシステムになったのかを考える必要があると思います。

 ここで思い出すのが近隣地域のいわき〜東京駅線です。このバスは上り線は綾瀬駅に停車していますが、私が見た限り(数年間綾瀬駅を利用していましたので時間帯曜日はランダムです)では、常に最低でも半数以上の客が降車しています。

 これを見る限りでは乗り継ぎという面では成功なのでしょう。しかし一方で本来の目的地である東京駅へは高速がフルに空いている場合、大きなロスタイムとなります(綾瀬駅〜東京駅=40分 八潮IC〜呉服橋ICで首都高速検索で渋滞無しで20分程)。

 道路渋滞はラッシュなど一部は読める時間もありますが、不意な事故や故障は本当に読めず、また近年の高速割引などの影響もあり複雑化していると感じます。そのためか平日、休日、早朝、夜間便までもが混雑にかかわらず全て綾瀬駅に乗り入れを行っています。

 これでは目的地に行きたい方にとっては時間を余計にかけるという点で大きな不満になると思います。実際いわき線の場合綾瀬駅までの回数券を販売している点からも、綾瀬駅からの乗り換え前提で旅程を組んでいる人が多いような感じがします。

 その一方で、高速が空いている時間は東京駅〜綾瀬駅の客を逃してしまい、その分減収となってしまいます。その点では八潮に停車するバスはあくまでも東京駅下車が前提という感じがします。

 赤い砂兎様の乗車したバスで渋滞があるのに降車客が少なかったのは、乗り慣れている人にとっては予定範囲内の到着時刻だからだとも考えられます。一般道に下りたりしないので、停留所に寄るロスタイムの少なさは特筆すべき点があります。

 一般客も負担を求められるので東京駅で下車より高額となる為安易に逸走はしません。どうしても間に合わない場合は八潮で乗り継げばいいと、いう意味合いから定時性の低さで敬遠していた方々の需要を掘り起こせるのも大きいです。乗り継ぎ推奨の為に停留所を設置したのではなく、あくまでも定時性が保証されない際の保険的な意味合いが強いような感じがします。





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