わがままな 釣魚水槽 

 

熊本には,むぞらしかさかなば,ぎょうさんおっとです.

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 Since 2002. 1. 5.      更新日:2007. 2. 1.



2007年1月30日 掲載 (Part 1)


ウナギの飼育1ヶ月 (飼育記録) 魚のいろいろな特徴
2007年1月28日:こんなに大きくなりました。
我が家にウナギが着てから1ヶ月が経過しました。なんだかんだ言って、順調に大きくなっています。最初は、体長5cmで体高も2mm前後だったのですが、現在は、体長6.5cm、体高は4mm強になっています。しかしこの数字は、最大の個体で、食の細い個体はこれよりも1回り小さい感じがします。当初、16匹いたのですが、3匹(以下に記述)が事故死。1匹が原因不明の死亡。ですから、4匹減って12匹生存(している模様)。古い水槽に5匹、新しい水槽に7匹生存している(模様:動き回ったり、隠れたりしているので確定できない)。ちなみに、ウナギの脇にあるのが冷凍アカムシです。

2007年 1月27日:一命を取り留めた発育不全の個体

この日、餌をあげたあと、水槽を観察すると7匹しかいません(本来なら8匹のはずなのに)。どこかに隠れているのだろうと思っていました。ふと、水槽脇の外部フィルターに目を向けると、にょろにょろ一匹いるではありませんか!”ぎょえ!”。急いで、フィルターを止め、救出劇の始まりです。運よく、この個体は無事でした。フィルターの給水口:ちゃんと網もかけておいたのに:からここまで吸い込まれたようです。逆だったら、モーターに挟まれて絶命していた事でしょう。発育の遅い個体ゆえ、隙間から侵入できたようです。”好き嫌いは、怪我のもとだぞ”
2007年1月25日:体長6.5mm
大分立派になってきて、黒というよりも黄色っぽくなってきました。頭も大きくなり、ウナギそのものの風格すら感じられます。でもやっぱり、蛇だよな。
2007年1月25日:立派な面構え
色素の沈着が完全ではありません。ですから、なんとなく斑の状態になっています。最近は、水槽越しに私の顔がわかるようで、近づくとすばやく砂利の中にもぐります。1週間ほど前から、カメラを向けると嫌がって隠れていましたが、ここまで露骨に逃げたりはしませんでした。カメラに反応するのは、焦点調整用の赤外線?と思っていましたから、それでよかったのですが。今度は、明らかに周囲の風景に反応していると考えられます。
 この変化は、大きくなって警戒心が増したことによるのかも知れませんん。その警戒心を増す理由は、眼球の発達と視野の確保かも知れませんね。シラス状態のときと異なり、明らかに多くを視認していると取れる行動を示しはじめました。前方および後方にも視界があり、特に後方からの接近物に対してすばやく反応するようです。前方からの接近は、身構えて事のなり行くを考えているようにも見えます。裏から接近は、基本的に眼中にはないようです。
2007年1月25日:”う”なぎですよね
住処から這い出して、水槽壁に沿って登る様はまさに”う”なぎ。上の写真と違って、下から眺めると鰓の部分の発育が早く、頭が大きくなって見えます。この時点で、水槽の水全部を2回交換しています。おそらく、もはや海水成分は検知できない程度に下がっていることでしょう。
2007年1月25日:食事風景
普段は、基本的に石の下や土管の下など天井のあるところがお好みで、そこから様子を伺っています。勢力争いに負けると、それら天井のある場所から追い出され、砂利の中でごそごそとするようになります。
 空腹になると、巣穴から這い出して水槽内をうろうろします。どうしてそんな事が判るか?って、実は、餌を与えると写真のようにうようよと這い出てくるのですが、満腹になると水槽からウナギの影が消えます。そして、定位置の石の下に身を隠します。
2007年1月21日:やっぱり石の下が最高!
意地悪をするつもりではないのですが、水替え時に水槽内の配置をめちゃくちゃにします。そうしないとごみを吸い取る事ができないからです。ひとしきり騒動が終わると、ウナギ達は自分にとって居心地のよい場所に移ります。決め手は、体がきっちり収まる事。天井が安定している事。バカな人間に観察されないところの順番のようです。
 結構、仲間同士つるむ事も多く、写真では4匹が体を寄せあっています。しかし、この石には、左手上方にもう一匹潜んでいる事がわかります。
2007年1月20日:死亡原因
ちょっと前から、顎を出して泳いでいる個体がいることに気がつきました。最初は口の部分が奇形でなかなか餌をうまく食べられないと思っていました。この個体は、しきりに水槽からの逃亡を企て、ガラスの壁を一生懸命登っていました。
 そのうち水底で動かなくなり、心臓だけがかすかな鼓動を打っていました。しばらくして、鼓動もなくなり絶命しました。水槽から取り出して身体測定と死因を調べたところ。口から未消化のアカムシが出ていました。この個体は、アカムシを食べてのは良いが、飲み込む事ができずのどに詰まらせて絶命したようです。写真は口から未消化のアカムシをピンセットで取り出したところです。水槽から出した時は、尾部を時折動かしていました。更に、体表面からは粘液がゆっくりと流れ出していました。
  2007年1月19日:全体に色付いた感じ
NYヤンキースのような細い線のストライプだったユニフォームが段々全体的に色づいてきました。ウナギ達は、上体を持ち上げてコブラのようなスタイルで待ち構えている事が多いです。
2007年1月19日:ウナギの内臓
接写写真を撮りたくていろいろ考えていたら、答えは簡単でした。カメラの前に、ルーペをおくだけで、マクロモードよりも更に接写できるのです。焦点距離がかなり短いので、水槽壁ぎりぎりに来ないとよい写真は撮れませんが、そのようなケースではばっちりです。
 見えますか?受け口になっているシラスウナギ、鰓、心臓、そしてピンク色に染まる肝臓、アカムシがたくさん入った消化管。消化が進むと酸化して真っ黒になります。
2007年1月19日:ウナギらしくなってきた。
鰓の下にある赤いドロップ状の物体が心臓になります。鰓の後ろがくびれて、そこから立派な胸鰭が生えています。ほとんどウナギそのものですね。
2007年1月18日:どこでも登ります!
死んだウナギを水槽から取り出すと、べとべとの粘液で覆われていました。写真は、ウナギが、空中の水槽へ壁を登っているところです。上まで登ると、粘液の粘性と重力のバランスが崩れ、落下していきます。でも、ほとんど脱出寸前なので、水槽上部の目張り用に、サランラップを掛けています。この行動は、空腹に耐えかねると新たな餌を求めてしきりにやるようです。空腹の原因は、食料自体が存在しない事や自分の好みに合った餌が存在しない時のようです。今の生活に我慢できるウナギは、基本的に石の下でじっとしています。
2007年1月17日:まさかそんな所に!
百聞は、一見にしかず。
ご覧のような状態で、一匹は絶命してしまいました。
この写真のパイプエンドの上側に白い物体が見えると思います。
当初は、泡だと思っていたのですが、先客のようです。
この写真のように、二匹が古い水槽から消えてしまいました
2007年1月17日:事故死2匹
何気なく水槽を見ると、フィルターから突き出したパイプの中に妙な泡を発見しました。
おかしいな?と思って、よく見ると、泡ではなくシラスウナギが吸い込まれて死んでいる状態でした。そのパイプは、水槽液面の2cmほど上から水を落下させている穴です。おそらく、新天地を求めたウナギが、極小の滝である穴から落ちてくる水流を上ったのでしょう。
パイプ内に入ったウナギは、上体を横向きの流れに押し出され進みます。しかしながら、次のピンホールでは、逆に胴体が吸いつけられてしまいます。なかなか文章では表現しにくいですが、とにかく這い上がったものの、水流には勝てず、パイプ内で絶命していました。パイプエンドのキャップを取って、取り出そうとすると、もう一匹無残な残骸が現れました。このパイプ内逆走による死体は、二つとなりました。
 最近は、夜な夜な”ぴちゃぴちゃ”という音がします。これは、水槽壁を這い上がろうとして、トライするウナギが志半ばにして落下するときの音であることがわかりました。脱走に向けたたゆまない努力を彼らは必死になってやっています。注意しないと、事故死が増えるだろうな。現在 古い水槽:5匹、新しい水槽:9匹 (ただしこれは推定数である)。
2007年1月17日:事故再発防止策
また同じような事故が起こるといけないので、台所の流しで使うネットをパイプに巻いてみました。ちょっと水流はおかしくなりましたが、ウナギはきっと逆流する事はなくなるでしょう。
2007年1月17日:日光浴
帰宅して水槽を眺めると、朝入れた冷凍アカムシが残っていました。いままでこのような事はありませんでした。ウナギたちも姿を見せず、強制的にライティングして始めて、石の下から顔を覗かせました。温度計を見ると、17℃しかありませんでした。
 そこで、一匹を白熱灯で照らして見ました。夜行性のウナギだからきっと逃げ出すと思いきやむしろ明かりのほうにかおを向けてきました。この光景は、あたかも日向ぼっこしているかのようでした。しばらく、電灯で体を温めた後、泳ぎだして水槽壁を登り始めました。何度かトライして、次第に寒くなったのか動きが緩慢になりました。最後は、砂利の中に身を潜めてしまいました。
 昨日までは、20−23℃程度水温があったのですが、それに比べるとかなり低くなります。水温の低下に伴う活性の低下を示しているのだろうと想像しています。
 養鰻業者のHPを見ると、28℃くらいに温度を上げて、早期熟成を促すとのくだりがかかれていました。水槽見る限り、ウナギの温度依存性はかなり高いと考えられます。
昔、ウナギ家は、夏場にウナギの蒲焼を生業とし、冬場は焼き鳥を生業にしていたとの話を聞きました。それは、冬場の温度低下に伴って、ウナギの漁がなくなるからとのことです。
今回の観察結果も、これらの話となんら矛盾するところはなさそうです。若いうちは、冬の寒さも耐えられるが、年をとると寒さが身に染みてきて、南の島に旅立っちゃうのかな?そして、気のあった相手とグアム島でハネムーンなのかな?
Part 2 に続く↓







2007年1月30日 掲載(Part 2) 

続き 説明
2007年1月10日:おなかすいたよ〜〜〜〜!
アカムシをえさとして確実に認識しています。空腹に耐えかねると水面まで来て、浮いているアカムシを水中戦の末、食べてしまいます。
2007年1月10日:寒くて
突然ですが、ウナギではなくイイダコです。かなり長いこと水槽にいます。餌は、1月近くもらえていません。産卵の望みもないので逃がしてあげなければならないのですが、暇がなくて海にいけてません。もうすっかりいじけモードになって、周りの貝殻や砂利を手繰り寄せては壁を作っています。
2007年1月7日:ちょっと食べすぎ?
食べれるだけ食べると、お腹の部分は、もはや倍近い太さになります。水温は、20℃前後が限界のようです。18℃を下回ると動きが緩慢になります。シラスで家に到着した時は、水温13℃で動き回っていたのに。軟弱になったのかな?
2007年1月6日:絡まっているのが好き!
そんなとこにうろうろしていると、吸われるぞ!!と思っているのですが。とにかく、ごちゃごちゃと絡み付いている事が好きなようで、網の目をくぐって遊んでいます(逃げようとしています)。この部分は、水槽の給水口ですから、新鮮な水が流れてくるところではありません。体を何かに押さえつけていると安心するのでしょうか?
2007年1月4日:ウナギの嗅覚
夜になって、水槽を眺めていると、ウナギが2〜3匹うろつき始めました。
やっぱり餌がほしいようです。
そこで、実験を行う事にしました。前回の仮説が正しければ、冷凍アカムシの溶け出したディップに反応するはずです。水槽の容量は、およそ20L。水流あり。大多数は、砂利の中や土管の下に身を潜めている状態。水温19度という条件です。冷凍アカムシのカップの隙間に切れ目を入れ、溶け汁が滴下できるようにする。一滴の大きさは、おそらく0.05cc程度と推定。
一滴、滴下する。水槽内に少量の赤い雲ができる。10秒後、拡散にともなって、見えなくなる。ウナギには、変化なし。30秒後、2滴目を添加。15秒して、水槽内があわただしくなる。隠れていたウナギたちが、水中を激しく遊泳し始める。三十秒後、おそらくすべてのウナギがあわただしく水槽内を泳ぎまわる。その光景は、あたかも餌を探してるかのようであった。更に、二滴を追加する。ウナギたちは狂ったように、水槽内を泳ぎだす。その行動様式は、普段ウナギたちが餌を求めている時のそれと酷似する。もう一本ある、水槽で同じ実験を繰り返す。結果は、同じであり、2滴で猛烈な反応を示し、4滴以上になると、すべてのシラスウナギが巣穴から抜け出して、餌を探し回る。かなりの嗅覚の持ち主である。ディップだけでは、かわいそうなので、アカムシを投入してあげる。どちらの水槽もウナギたちはむさぼるようにアカムシを食べた。食後、すべてのウナギは、水中から消えHOMEポジションに戻った。水中にはウナギの姿は見当たらない。
予想はしていたが、かなりの嗅覚に驚いた。ただ、正確には、味覚の可能性も捨てきれない。いずれにせよ、水中の溶存物質を感知して行動していると考えられる。

 一見すると、仲良くアカムシを食べているように見えますが、これも嗅覚のせいだと確信しています。こういった、光景がしょっちゅう観察されます。ウナギは、すぐわきにたくさん餌があるのにあえて他のウナギが食べているアカムシ(時にはウナギ自身)に噛み付きます。これは、噛み付いたアカムシから体液が流れ出す事に起因して、他のウナギが反応するのでしょう。事実、アカムシを食べているウナギを、ジーーーーと観察すると、口元から赤い体液がもれだしているところを観察できます。
2007年1月3日:さすがにシラスウナギ
体は透明で、極めて細いシラスウナギ。水中にいる時は、背骨の周辺にある黒い部分しか見えないため、髪の毛が漂っているかのごとく見えます。こんな生き物が、どうやって蒲焼?!違った、ウナギになるのか不思議です。

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