わがままな 釣魚水槽


熊本には,むぞらしかさかなば,ぎょうさんおっとです.
みてはいよ! 食べてはいよ!

 Since 2002. 1. 5.      更新日:2005. 1. 30.


2005年1月30日 掲載 


”マイブーム: ハオコゼ”

”ハオコゼの顔 アップ”

”ハオコゼまみれの水槽”
 ハオコゼは,棘に毒を持っており危険な魚です.容姿がカサゴの小さい個体に似ているため,誤って掴んでしまう人が後を経ちません.その恐怖から,長いこと飼育に踏み切れなかったのですが,一匹水槽にいれてみてとても美しく愛らしい魚であることがわかりました.多くのHPでは,写真写りが悪く,凶悪そうであったり,汚そうにしか見えません.でも現物はそんな事はなく,観賞魚として超一級の魚だと私は思います.
 そんな折,ある波止でハオコゼの爆釣に見舞われました.寒空の中,小さい当たりが連続して釣りあがらないのがしばし続いた後,ゆっくりと引き上げると,虫餌に喰らいついたままのハオコゼが,しかも2匹一度にあがってきました.最初は,本命でなかったからリリースしていたのですが,本命が釣れないのとあまりにハオコゼがかかるので,連れ帰ることにしました.どうせなら,危険魚が群れだって泳ぐ様も一興と思い,実に8匹水槽に連れ帰ることにしました.今までいた1匹と合わせて水槽内に9匹泳ぐ勘定になります.”う〜〜〜〜〜〜水槽のメインテナンスが......恐怖!!”でもまいいか!
 水槽に入れて眺めると,実に艶やかで,とても華やかな魚である事を再認識しました.各個体も個性豊かで,毒を持つ棘の長さや,カーブの度合い,赤,白,茶色,黒の配色の度合いがみんな違うのです.確かにある程度類似性はありますが,いい感じの多様性があります.きっと個体識別も容易にできると思われます.泳ぐ様がなかなか優雅で,真っ赤な胸鰭や腹びれをひらひらとさせます
 カサゴと違って,顔にも武器を持っています.左の写真の目の下の棘が見えますでしょうか.同様の棘が鰓蓋の端にも存在しており,片側に二本,計四本で顔を武装しています.この棘は,釣り上げたときに顔面から張り出します.とあるHPでは,この頬の棘にも毒があるとかいてありました.この棘が顔から突き出ると,温厚な面持ちが一気にロボットや新幹線の先頭車両のようになります.
 目の真中の茶色の線から前側の色調で3種類に私は分けています.一つは,白顔です.最初に導入したハオコゼがそれに当たります.全体的に白く,角ばった顔をしています.二番目は,赤白斑もようです.顔の全体が丸みを帯びておりどこと無く愛らしく見えます.三番目は,茶色主体の顔グロです.HPでよく紹介されている個体です.
 ハオコゼは,単独よりも接触していることが好きなようで,しばしば組み体操のように積み重なって泳いだり,たたずんだりしています.個のような習性が,ハオコゼの爆釣を招いたものと推定されます.水温が15度以下になったとき砂に潜ってじっとしていました.きっと,岩礁地帯と砂地が隣接する場所が棲息環境なのでしょうね.
 とにかくきれいな魚ですから,一度飼われて見ては如何でしょうか.このところ,眺める時間が多くちょっとしたマイブームになっています.”きれいな魚には,棘がある”。
”アイナメ & クジメ”
アイナメ(上)とクジメ(下)です.土管の中で仲良さそうにしていますが,実は押し合いへし合い,領土問題で紛争中です.結局,15cmのアイナメが20cmのクジメに勝ちました.土管を追い出されたクジメは,隠れるところのない,平坦な部分で不服そうに横たわっています.もう一つ土管があいているのですが,そこには入ろうとしません.アイナメやクジメはぎちぎちにつまった空間よりも少しゆとりのある空間がお好みのようです.
 明るいうちは,土管の取りあいをするのに,暗くなると土管の外の広い場で両方とも寝ます.暗くなると,どこでも土管状態と化すのでしょうね.鱗の大きさのせいか,クジメはざらざら感があり,アイナメの方がつるつるしているように見えます.
 
”ホシササノハベラ(雄):クサビ”
ホシササノハベラの雄です.熊本辺りではクサビと呼ばれているようです.食べたら,それなりに美味しいようですが,まだ食べたことがないのでよくわかりません.この個体は,体長は20cmぐらいあり,土管のサイズいっぱいです(尾びれははみ出します).
 臆病なのか,ほぼ一日中この土管で過ごしています.時折,真中の穴から顔を覗かせて辺りを伺います
なんとなく”ぬう! 〜〜〜〜〜なんだあ〜〜〜〜,つまらん.”とでもいっているような仕草をします.雌と違って華やかさもなく,とりえもないのですが,なんとなくこの仕草に愛着を覚えています.我が家では,”ベラの旦那”と呼んでいます.
”ガラカブ:カサゴ”
やっぱりガラカブは絵になる魚だとつくづく思います.配色やコントラストなどいろいろなバリエーションを見せてくれます.写真の個体は,鰭が白く縁取られており,全体的な色調が引き締まって見えます.
 カサゴには,よく似たウッカリカサゴという種類がいるらしく,体表面のスポットや胸鰭の指(例えて言うなら)の数で見分けられるらしいのです.カサゴは,18本でウッカリカサゴは19本の個体が多いようです.最近は,カサゴを見るとついつい指を数えてしまいます.ちなみに,我が家のカサゴ達は,18本でした.。
”シログチ (イシモチ)”
上天草市の樋合新港外場とで釣れました.投げても投げても海毛虫の山でしたが,やっと一匹つれてくれました.サイズは25cm強でした.銀色でとてもきれいな魚体です.しかし釣りあがると,グーグーと浮き袋を鳴らします.だから,愚痴というのは本当かどうか知りませんが,まことしやかにささやかれます.
 身がやわらかく,若干水っぽい感じがします.ですから,内蔵を取り出した後,一塩して水分をぬき塩焼きするととてもおいしい焼き魚が出来上がります.皆さんもお試しください。
ヒガンフグ
七ツ割漁港の外波止で,投げ釣りをしているとぬた〜と釣れました.サイズは,25cmほどありました.その後も一匹釣れ計2匹になりました.特徴からアカメフグかヒガンフグだと思われましたが,波止では判断しかねるので連れ帰って調べることにしました.
 スポットの特徴や棲息環境からヒガンフグであると同定できます.丸まると太っていておいしそうなのですが,触らぬフグにたたりなし.図鑑によると,肉はかなりおいしいらしいのですが,皮と肝に猛毒を持っているようです.お〜〜〜〜こわ.
”コウイカ”
寒風の中,家内と二人で投げ釣りをして貧果に終わった.外波止の先端から荷物を持って車に戻ると漁を終えた漁師さんが話しかけてきた.”いや〜〜ぜんぜん釣れませんでした”といったら,気の毒がってコウイカを二杯くれました.全長25cmくらいの立派なコウイカです.お礼を言って家路に着き,さばいたところ卵を持っていました.のっこみのシーズンなのかな?
 刺身にして美味しくいただきました.




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