わがままな 釣魚水槽 

 新年明けましておめでとうございます。

熊本には,むぞらしかさかなば,ぎょうさんおっとです.

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 Since 2002. 1. 5.      更新日:2007. 1. 2.


2007年1月1・2日 掲載 (Part 1)


ついにウナギの飼育 (飼育準備) 魚のいろいろな特徴
年の瀬になって、知人から連絡が入り、シラスウナギが我が家にくる事になった。四国旅行から帰宅した次の日であった。早速、準備をする事にした。全滅の危機を避けるため、新しく水槽を購入する事にして、二本体制で飼育する事にした。
 ウナギちゃんは、壁でも何でも上るようだから、上部式フィルターは使えない。熊本の量販ペットショップで水槽を買い求めた。買った水槽は、左の写真のようなもので、24L、外部フィルター、蛍光灯、上蓋がついてなんと4780円!しかも、すべてニッソーの製品。年末にいい買い物ができたと喜んでいる。
もう一本は、8年以上前から使っている水槽である。メダカの飼育に始まり、さまざまな魚たちを育ててきた最古参の水槽である。写真のように、砂利や牡蠣殻を敷き詰め内蔵フィルター、エアレーションを施し、準備した。川を遡上するウナギの稚魚(シラスウナギ;グラスイール)を捕獲するらしいので、比較的甘い海水を用意するほうがよさそうである。
 熊本港に車を飛ばして、海水を汲む。潮時も満潮ではなく干潮から上げてくる時で、塩分濃度も薄い事が期待される。ちなみに、家の比重計で調べると、1.017であった。やっぱり、かなり甘い海水であり、予想通りである。二本の水槽に海水を満たし、フィルターの電源オン!最初白濁していた海水は、3時間後にはすっかり透明になった。後は、ウナギちゃんの到着をまつのみである。
シラスウナギの到着
夜の8:30過ぎに、シラスウナギが我が家に到着した。産地は、八代海らしい。二日間漁をして、採れたのがたったの15匹だったらしい。まだ、最盛期でないのだろうか?あるいは、既に絶滅の危機に瀕しているのだろうか?
 もってきてもらった、シラスウナギは大きめのゴミ袋に海水が満たされており、その中に居た。ゴミ袋自体は、発泡スチロール製の容器(鮮魚などを宅急便で送る時に使うようなもの)の中に入れてあった。
 左の写真を見ても、よくわからないと思いますが淡黄色の紐のような影がシラスウナギちゃんです。はじめてみた、現物のシラスウナギ!思っていたより、細く小さな生き物でした。なかなかの感動ものです。
一匹をガラスコップに掬って、写真撮影。透明な魚体と小ささゆえに、なかなかうまく写真が取れません。体長5cm前後、体幅2mmの小さな紐のような生物です。さて、水槽導入に向けて、水をなめてみるとほとんど塩気を感じませんでした。比重測定器を使って計ったところ、検出限界(1.012)以下で計ることができませんでした。ほとんど、真水状態である事に気付き、急遽水槽の海水を半分捨て、水道水(中和剤を使って中和済み)を注入し、比重1.012以下に調整。水温は、13℃程度でした。
水の調整を終えた後、それぞれの水槽に7匹と9匹に分けて導入しました。水槽のサイズを考慮して、若干数を変えています。片方は、家で調整した非常に甘い海水を入れ、もうひとつは運搬されてきた水を入れた水槽にしました。ほとんど透明なのですが、背骨に沿って黒い線があり、横から見ると水中に髪の毛でも浮いているかのように見えます。頭の部分に、黒い目玉があり、周囲を金色の眼球が支えます。頭頂部にも、若干黒い部分があります。頭部のやや後方に、透明なオレンジゼリーのような部分があります。ルーペでよく見ると、それは心臓である事が解ります。
水槽に導入
水槽に導入されたウナギたちは、しばし泳ぎ回っていました。そのうち、それぞれが貝や石の隙間に身を隠し始めました。二本ある水槽のうち、片方は若干水流が強く、その水槽のウナギはすばやく貝殻の隙間に身を隠しました。もう一本の水槽では、水底をうろうろしている個体が何匹かいました。二日ほどして、すべての個体が物陰に身を潜めるようになりました。導入後2日経った時に、餌として冷凍アカムシが使える事を教えてもらいました。早速、ペットショップに買いにいき、殺菌済み冷凍アカムシ(208円)と殺菌およびビタミン添加冷凍アカムシ(418円)の二つを買い求めました。一カップの半分をそれぞれの水槽に入れました。新しく買った水槽のウナギちゃんは、食事風景を見せてくれました。しかし、もう一つの水槽のウナギちゃんたちは、なかなか食べてくれません。もう少し様子を見ないと解りませんが、大丈夫だと楽観視しています。
 冷凍アカムシ
冷凍アカムシは、1cm角ぐらいのキューブ状になっています。見かけは、赤いイチゴゼリーのようですが、小さなアカムシがいっぱい詰まっています。最初、半分入れたのですが、多すぎるようなので、1/6ぐらいづつを与える事にしました。現在は、知人におしえてもらったように、淡水化作業も同時に進行させています。
あまり鮮明ではありませんが、シラスウナギの捕食風景です。まだまだ、食欲満点とは行きませんが、2/3くらいの個体が、冷凍アカムシに興味を示してくれています。少しずつかじりとるのではなく、飲み込むように食べるようです。ですから、アカムシの先端をうまく見つけられないと、イライラしているように見えます。一度先端を銜える事ができると、後はゴクゴクといった感じでした。
食後のシラスウナギです。頭の黒い部分の下側に見えるピンク色のところは心臓です。その後ろ側の赤や黄色く膨らんでいる部分にアカムシが収められています。ですから、冷凍アカムシを食べた個体とそうでない個体を容易に識別できます。
 知人いわく、冷凍アカムシでだめなら糸ミミズが万能だと。しかし、ペットショップには糸ミミズは売っていませんでした。店員さんに聞くと、糸ミミズは寄生虫がいたり蛭がいたりするから、店には置いていないとのことでした。冷凍アカムシで我慢してもらう事にしました。
頭の黒い部分と背骨の黒い部分は、きたときから黒かったのですが、ある個体はさらに背びれの周囲とハラビレの周囲が黒くなり始めているようです。ウナギの専門家によると、淡水に適応するにつれて、黒い色素が発達してくるらしいのです。水槽もすこしづづ淡水化しているから、そのせいで黒くなりつつあるのだろうか?今後の変化が楽しみです。
イイダコの再生
写真の左端に見える腕は、捕獲当時先端が切れていました。もうじき3ヶ月になるこの固体は、2cmほど再生しています。水質悪化を恐れて餌を十分に与えていないために、再生が十分なされていないようです。
八本ある腕のうち、よく見ると一本の腕は先が二股に割れていました。この腕は奇形なのか、特別な役割をした腕なのかわかりません。腕の先端は、ひらひらとさせるために、なかなかよくわかりませんでした。
Part 2 に続く↓



2007年1月1・2日 掲載(Part 2) 

その他について 説明
のれそれ (高知)
高知の郷土料理に、”のれそれ”と”どろめ”というのがあります。いずれも、シラスなのですが、前者はアナゴのシラス。後者はハゼ類のシラスだそうです。”のれそれ”?、”なにそれ?”とか、冗談を言っているうちに、食べてみたくなり、ついにありつきました。このアナゴの稚魚は、冬から春先にだけ取れる期間限定の食材のようです。ウナギのレプトケファレスみたいな格好をしています。
 味は、・・・・・・・・・・・・・・・・・
無理して高知まで食べに行くほどの代物ではありませんね。生臭みを増した大柄なしらうおといったところです。
カツオのたたき (高知)
”高知=カツオのたたき”といった、定式が成り立つくらい有名ですよね。今から18年前に高知を旅した時に食べたたたきの味が忘れられず、今年は、2回もカツオのたたきを食べに高知まで行きました。やっぱり旨い!何が違うのだろう?高知市内のカツオのたたき専門の鮮魚店によって、お土産を買って帰ることにしました。値段を聞くと、背の部分(1/4)が2300円、腹の部分(1/4)が2100円との事でした。う〜〜む、半身で4500円近くして、一本なら1万円するぞ!これは、高級魚だ!
 しかし、せっかく高知くんだりまで来たのだから、半身を買って送ってもらう事にしました。送料やタレも入れると半身で6000円を超えました。まずかったら・・・・・不安がよぎります。帰宅後に、宅急便が届くようにしていました。
 高知で食べたように、比較的厚めに切りました。右端の厚さだとい、一切れ150円(送料抜きで、100円)になります。
 げ〜〜〜〜!無茶高!
 しかし、30分後、6000円は五人のおなかの中に消えていきました。”無茶くそ旨いぞ!!本場高知のたたきは!”
高知のカツオのたたきは、鰹節のうまみと風味を併せ持ったお刺身なのです。この味なら、あの値段は許せると、みんな大満足でした。傷みの早い魚だけに、鮮度を重要視するとあの値段になるのでしょうね。
 道理で、ホテルでも3切れしか出なかったはずだ。巨大皿盛りのカツオのたたきに慣れている皆様は、一度高知でカツオのたたきをご体験ください。かなりのカルチャーショックですよ。おいしいお店知ってますよ!

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