わがままな 釣魚水槽


熊本には,むぞらしかさかなば,ぎょうさんおっとです.

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 Since 2002. 1. 5.      更新日:2006. 8. 4.


2006年8月4日 掲載


カミナリイカの飼育2 魚のいろいろな特徴
7日ほど経過したイカの赤ちゃん達は,ほとんど親と変らない特徴を見せ始めました.正にミニチュアサイズ.なかなか愛くるしい限りです.この二匹は上方でホバリングしているイサザアミを狙っています.基本的に早い動きの餌にはついていけず,ホバリングしていたり,ゆっくりと移動している個体をつけ習っています.水底に落ちているイサザアミの死骸にはあまり興味がないようです.とまってしまった物は餌として認識しないようです.かといって早く動きすぎるのもあきらめてしまうようです.
最初は,写真のゲル状の物体が何なのかわからなかったのですが,小さな白い板状の物質が存在していることから死んだイカの赤ちゃんの成れの果てであることがわかりました.順調に大きくなる個体がいる反面,人知れずこんにゃくのようなゲル状物体となって,漂っている個体もいます.五十匹以上ハッチアウトしたはずなのですが,この時点で25匹程度にへっていました.
ネットに絡み付いている白い板状の物質がカミナリイカの赤ちゃんの死体から出たものです。すでに書いたように、生まれる前から甲羅を持っているイカたちです。
イカの赤ちゃんが,イサザアミを好んで食べてくれることがわかり,何度となく熊本新港に足を運びました.多すぎる思うくらい(水槽内がイサザアミで一杯になるくらい)入れても,二日もすると一匹もイサザアミがいなくなります.海栗を捕獲したのが、天草下島で、イカの捕獲が熊本新港ですから、海水の状況はかなり違います。特に熊本新港は、白川や緑川といった一級河川の河口部にあり、海水が甘くなっています。おりしも梅雨の長雨および集中豪雨のさなか、海水の塩分濃度はかなり下がっているものと思われます。何度となくイサザアミを海水ごと水槽に入れているため、かなり甘い水になっていることが予想されます。そのためか、海栗は力なく、動きもかなり鈍くなってきました。写真のように棘は、法線方向にまっすぐ伸びることができず、うなだれた感じになっています。
なかなか大きくなってきました。カミナリイカの生態が確認できる大きさにまで成長した個体が多くなってきました。もうじき、デジカメにも鮮明に写せるサイズになります。イカとか蛸とかは、水槽で眺めていて、やっぱり飽きない動きをしてくれます。写真では、へらのような形をした、両サイドの大きめの腕が確認できると思います。
イカの捕食法(写真をクリックすると動画がみれます)

このところ熊本地方は,長雨が続いていました.幾度となくイサザアミの採集のために熊本新港に足を運んでいたので,海の変化は歴然でした.川から流れ出た植物の破片やゴミが,港の中にかなり漂っています.海水も日に日に茶褐色になり,満潮時でも透明度は悪く,河川からの土砂の影響がうかがい知れます.
そんな折,赤ちゃんイカは順調に成長を重ねていたため,イサザアミの消費量が急激に増加していました.更に悪いことに,一緒に入れたボラの子も成長してきたため,イサザアミの消費を更に加速します.”すごく多いな!”と思うくらいイサザアミを水槽に入れても,2日ともたない事態になってきました.毎晩毎晩イサザアミを掬いに行くわけには行かないので,ストックヤードを作り,そこから少しずつ分け与えるようにすることを考えました.更に,ボラの子も取り出して,餌の持続期間を増やす必要があります.そんなことを考えているとき,大雨の合間を縫って,イサザアミ採集に出かけ,コマセバケツに汲んできました.一部を,水槽に入れ,残りをストックヤード完成まで,コマセバケツで我慢してもらおうと思いました.ところが,翌朝には,コマセバケツのイサザアミがすべて死滅していました.数日前に採集したイサザアミは,バケツの中でも,3日間生き延びたのに今度は一晩で全滅です.イサザアミは,塩分濃度が高いほうが長生きするとあるサイトで書いてありました.”そうか!長雨続きだからな”海水の塩分濃度が下がっているのだろうと,理解できました.ならば,ストックヤードに海水は,熊本新港周辺ではなく,天草のほうがよさそうだ。
さよならカミナリイカの子供達
イカの赤ちゃんの全滅!!
原因: イサザアミのストックヤード作りとボラの子の住み替え作業をやり始めました.ぼらの子を水槽から取り出すためには,海水をかなり抜かないと暴れまわって捕まえることができません.”全部海水を抜くかな”,”最近イサザアミ沢山入れていたから,海水もある程度痛んできているだろうし”.今にして思えば,この決断が悲劇を招くことになったのです.3分の1程度の交換だったら,塩分濃度の変更も小さくてすんだのですが......全換えをすると,高塩分濃度の海水が直接イカを襲います.でもこのときは,そんなことはまったく考えずに,疲れていたから,作業を手際よく終わらせることだけを考えていました.
 ほとんどすべての海水を抜き取り(水深1cm),ボラを容易に取り出すことに成功.抜いた海水をストックヤードに入れ,水増ししたところへボラの子を追加する.イカ達に墨を吹かせることもなく,第一段階終了.ポリタンクから汲んできた海水の一部をバケツに移し,水槽に導入.ちょろちょろとではなく,がば〜〜〜〜〜〜〜〜と,海水を入れる.すると,数匹のイカが墨を吐いて暴れだす.以前イサザアミを追加したときも,イカ達が暴れたので,いつものことと思い.二杯目を投入.水槽のあちこちで,イカが墨を吐き暴れ始める.貝殻の隅からも,墨が多量に滲み出す.”あ!!!!!!!!!!”.”やっと異変に気づく.”やべ〜〜〜〜〜〜!!!!!”.”浸透圧だ!!”.水槽から抜き取った海水を大慌てで戻すが,とき既に遅し.イカの赤ちゃん達は,最初の二杯で既に塩漬けになってしまった模様.海水を半分くらい満たした水槽は,墨で黒ずんでいました.壮絶な死を遂げたイカ達は,水底で絶命していました.最後に一匹だけ力なく水面上を泳ぐイカがいたのですが,一分も経たないうちに絶命しました.ほんの5分ほどの出来事でした.五分前までは,じっと砂利のようになっていたイカ達が,今はもういません.

私のケアレスミスです.イカ達の生息環境を破壊してしまったため,すべて★になってしまったのです.原因は水槽の水換えです.海水中の塩分濃度が高い海水に一気に変えてしまったため,浸透圧調整が効かず,ナメクジのように体液が漏れ出したことでしょう.断末魔のイカの赤ちゃん達は,狂ったように墨を吐き散らし,壮絶な死を遂げました.気づいたときには既に遅く,全滅でした.......

絶句!
カミナリイカの赤ちゃん達は、すべて絶命しました。
最後まで生き残っていたのは、17匹でした。
大きいイカは、全長2cmに達していました。
なのに、なのに。。。。。。。
くそ!修行不足だ!なんと言うケアレスミス。
バカとしか言いようがありません。
死んだカミナリイカのなかで最も大きく成長していた個体は写真のように2cmまでになっていました.写真から八本の腕の長さがそれぞれ違うことがわかると思います.体表面の色素は、死後も時折フラッシングします。腕も時折動いたように見えますが、決して生き返ることはありませんでした。カミナリイカの飼育挑戦は偶然の産物だっただけに、再挑戦はほぼ不可能だと思います。
 きっと、今もどこかの海底で、イカの赤ちゃんたちは、短い腕を振り上げて、海老なんかを捕まえて食べているのだろうな。塩分濃度のこまめな確認が生息環境の復元に重要であることを思い知らされた飼育経験であった。
今年もやっぱりきびれちゃ〜〜ん
イカの赤ちゃんが全滅して,もの寂しくなった水槽を少しは何とかしようと夜釣りをして捕獲したキビレちゃんです.一緒に捕獲した,黒鯛やスズキは一週間でリリース(下段参照).昨年秋に導入した,海栗たちもリリース.3週間前に捕獲したアカニシもリリース.現在は,室内水槽にこのキビレちゃんだけです.感じとして,汽水域の魚たちは,辛い水のほうが長生きするようです.二週間ほど不在にしていたので,水槽の汚れも少なく,健康体そのものです.
 過去を振りかえると,やはりかわいがりすぎて餌を与えすぎたのがこれまでの短命の原因であったことがわかります.餌などは,ほとんどやらないほうが,やっぱり長生きしますね.
タフなボラに稚魚たち
イカの赤ちゃんが存命のとき,イカの赤ちゃんとイサザアミを取り合っていたボラの子供達です.イサザアミのストックヤード用に作った屋外の水槽(エアレーションなし,フィルターなし)は野池状態.海水は天草の辛い海水.イカの赤ちゃんが全滅して,本来の目的を失ったストックヤード.辛めの海水とボラの子供達だけがこの暑い熊本の日々を過ごしています.当然餌もなし.そのような生活が始まって3週間以上経過しています.その間熊本では,36℃を越す日が何度もありました.全面的に消毒したあとの水槽だったから既存の有機物は,海水に含まれていた分だけです.なのに,なのにボラ君達は,今も健在です.海水に含まれていたコケの基が牡蠣殻や石に発生し始めているようで,一生懸命それらをかじりとって食べています.
 そのため,成長速度はきわめて遅いのですが,健康そうです.タフですね〜〜〜〜〜〜〜〜!しかし!

2006年8月4日 掲載 

結局リリース 説明
カミナリイカの赤ちゃん達を全滅させてしまって水槽が物寂しげになったから,その晩早速釣りに出かけ,飼育魚を捕獲してきました.写真の23cm強のクロダイと10cm前後のキビレです.水槽生活にはなんら問題はなかったのですが,大きすぎることと見慣れた魚であるという理由から,1週間でリリースしました.
やっぱでかすぎ!!
むかしは,捕獲が難しかったけど,いまならいつでもつれるからな.
またいつか会おう.
有明海の海水(甘い海水)で元気がなくなっていたウニ達であったが,海水を入れ替えたら海水を天草の辛い海水にしたら,予想どうり元気になった(そのためイカの赤ちゃんは全滅してしまったのだが......生物のバランスは難しい).餌らしい餌も入れずに,実に半年以上水槽生活を送った.塩分濃度さえあっていれば,適当に有機物を見つけて,命をつないでいたようだ.結局,クロダイと一緒にリリースした.
初夏の水槽常連であるセイゴの当歳魚.この魚も,間違いなく捕獲できる場所を押さえたので,興味は失せてしまっている.一週間ほど飼育すると決まって下唇に血がにじみ始める.写真のように,有明海のスズキちゃんはスポットが多く,有明海型スズキと呼ばれることもある.この魚もクロダイと一緒にリリースしました.
水中集魚灯の威力
熊本では,アジゴ(豆アジ,小あじ)釣りやヒイカ掬い,シリヤケイカ釣りなどを行うときに,海面をランプで照らして魚を集めて釣っています.そのため,これらのアイテムを持っていないと,なかなか釣果に恵まれません.一般的なアイテムは,カーバイトランプやカセット式のガスランプです.値段は,7000円から12000円ぐらいです.つりのさなか,手元が明るくなって良い反面,かなりの高熱を発します.もう一つは,500W程度の防水ランププラス発電機の組み合わせです.ランプは1500円程度で,発電機は5万円から12万円位します.メリットは,災害時に重宝する.多目的に使える.デメリットは,むちゃくそ重たい.でこの水中集魚灯は,上記を考えると”そこそこやるじゃん!!”っていう感じです.
詳細はかきURLをご参照ください.
一般的宣伝:http://national.jp/product/other/fishing/products/shugyoto/index.html
取扱説明書:http://dl-ctlg.national.jp/manual/2006/BF-8951.pdf
使用法の動画:http://national.jp/product/other/fishing/products/shugyoto/movie1.html
10年ぶりくらいになるでしょうか,アジゴのバケツ釣果.むかしは,天草のどこの波止に行ってもバケツ一杯の釣果は当たり前でした.夕涼みをかねて金曜の夜に出かけて行き,翌日釣れたアジをみんなに配るってのが一般的でしたが,今では50匹もつれれば,釣具屋さんのホワイトボードや新聞紙上の情報欄に爆釣の文字が躍ります.海はどうしちゃったんでしょうね?

久しぶりの、アジゴバケツ一杯釣りを達成!
13cm前後を、281匹、実釣時間2時間、釣り人2。
基本的には、140匹/人の釣果。70匹/時間の釣果。
周辺の釣り場では、ほぼボーズ状態の中での爆釣!
潮周りもあまりよくない中での爆釣。
その秘密は、釣具屋で見つけたナショナルの電池式水中集魚灯。
かねてから、集魚灯の購入を検討していたので、手ごろなお値段についつい決断。カーバイトや発電機+電器では、重かったり、熱かったりで躊躇していたのですが、これは優れものでした。
半信半疑、水中に沈めてみると、集魚灯周りにメバルの稚魚が群れ始めました。その後、10分ほどでそれ以外の魚が時折明かりの届くぎりぎりのあたりをかすめて行きます。それ以後は入れ食い状態。釣りの間、何人か偵察に来ました。熊本の釣り場にはマナーの悪い人が多く、釣れている人を見つけると、その鼻先に竿を平気で出します。そのため、竿先が震える中、釣れていない振りをして無節操なやからをかわします。結局、集魚灯の威力〈だと思うが)を借りて、数年ぶりのアジゴの爆釣独り占め。
平均的な体長は14cm,体重は20gでした.この時期ならこんなものです.鈴なりに釣れるわけではなく,1投に2匹程度の割合でした.竿置いて,魚を外し,コマセをつめてまた仕掛けを投入.この仕草は,プロレスのトレーニングであるスクワットジャンプに近いものがあり,翌日は内股に筋肉痛を起していました.
さばき終ったアジゴ(豆アジ,小あじ)たちは,それぞれの用途に応じて仕分けします.最も一般的な調理法は,我が家特製の”アジゴの南蛮漬け”や”アジのたたき”そして,新鮮この上ないですから当然”アジの刺身”に変化していきます.我が家では,豆アジであっても頭を取り開きにします.これは,
揚げた時に,背骨まで十分火が通るようにするためです.これをすると,身がぱさぱさにならずホクホクのまま骨が気にならなくなります.
詳しくは,上記のリンクをご覧ください.
アジの寄生虫

アジをさばいていると時々内臓を取り除いた部分に白い不定形の寄生虫が見つかります.魚から外すとうにうににょろにょろ動きます.下記URL (http://www.cty-net.ne.jp/~noro-m/page053.html )で察するに,”テンタクラリア”か”ニベリニア”が一番近いのではないでしょうか.腹痛を起す”アニサキス”は,細長く渦巻きをしているのでわかります.このような寄生虫をみるとやっぱり十分洗わないといけないし,刺身は気をつける必要性を感じます.ちなみに,”テンタクラリア”か”ニベリニア”は人体に害を及ぼさないようです.

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連絡先:aliake_amakusa
@yahoo.co.jpを付け加えてください.
ロボット検索によるダイレクトメイルを避けるために
一手間追加しました.連絡したい人は,”
”を外して下さい.

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