飼ってはみたものの....
天草の魚介類 (有明海の魚介類)
大人たちのわがまま水族館

 Since 2002. 1. 5.      更新日:2005. 1. 3.

”ガラカブ(カサゴ)のお産2”

”ガラカブ(カサゴ)の仔魚”



”ミニチュアがらかぶ”

”クロイシモチ”



”ホシササノハベラ”

”マダイ &クロダイ”


”ネンブツダイ”

”今回の一枚”(2004.1. 2.) 
”ガラカブ(カサゴ)のお産2”
年末に一匹のガラカブちゃんが仔魚を産出しました。もう一匹お腹の大きなガラカブちゃんがいたので用心していたら案の定、沢山の仔魚を産み落としました。今回は、用心していたので、フィルターに大部分吸われて死滅する前に救出できました。産出の終わったガラカブは、若干お腹がスリムになったような気がします。
”ガラカブ(カサゴ)の仔魚2”
いるはいるは、ガラカブの仔魚の山。とにかく圧巻です。数え切れません。第一回目とは比べ物にならない数です。5000匹近くをバケツに移し、天草で放流。約1000匹は、45cm水槽で現在も生活中。1週間は、卵の時に持っていた栄養分で生きながらえるらしいが、それ以降は餌を必要としている。どのようにしたら大きく育つのか考慮中。

”ミニチュアがらかぶ”

10月〜12月に交尾し、仔魚の成熟を待って産出するらしい。産出は、12月から2月がピーク。この時にガラカブはのっこみとなって波止に近づいてくる。そのため、護岸周辺ではガラカブの入れ食いとなる。いままであんまりつれなかった場所でさえバンバンガラカブがヒットしてくる。その中には、写真のようなミニチュアガラカブまでいる。まさに手乗りガラカブである。水槽が箱庭のようになりとてもかわいい限りである。波止際では、25cm近いサイズからミニチュアガラカブまで、チヌ針4号で釣れてしまう。
”クロイシモチ”
波止際を群れになることもなく、ゆっくりと泳いでいるらしいクロイシモチ。通常は、ペアで泳いでいるらしい。水槽で飼うと、”クロ”ではなく金色イシモチになる。この体色の変化が何に起因しているかはよくわからない。しかし、観賞魚として、十分な貫禄を持つ。色が色だけに、正月から縁起もよく”幸運のゴールドイシモチ”と思ってみている。
”ホシササノハベラ”

チョット前までは、ササノハベラという名前だったが、1997年から二種類に分けられたようで、ホシササノハベラとアカササノハベラである。熊本あたりでよく釣れるササノハベラ(くさび)はホシササノハベラである。目の下の線で、両種は分けられている。眼下の線が胸鰭に向かって垂れ下がる個体がアカササノハベラでまっすぐ横に伸びる個体がホシササノハベラとなる。上側のピンク色がメスでまさにホシササノハベラという感じである。下側は、そのオスで、砂利模様でややくらぼったい感じがする。クサビはおいしいらしいのだが、まだ食べた事がないからわからない。

”マダイ & クロダイ”
年末から飼い始めたマダイと10月から飼っている黒鯛である。そこそこ仲がよく、しばしば寄り添って泳いでいる。マダイは、おそらく養殖物の脱走魚である。目と背鰭に奇形があり、捨てマダイの可能性が高い。23cm前後あるため、飼育サイズとしては限界である。段々と鰭の傷みもなくなってきた。水槽の底に敷いた砂利を口ですくいあげ、しばしば餌を掘りだそうとしている。いずれはリリースしなければ。。。クロダイは、コモンフグをリリースしたので、悠々と水槽を泳げるようになった。やっぱりフグは、混泳して飼う事ができない。アカ系の魚が増えたので、地味な魚になってしまった。
”ネンブツダイ”
天草周辺で”金魚”と呼ばれる魚がこのネンブツダイである。一見するとクロホシイシモチとよく似るが、じっくり観察すると多くの点で違いを見い出せる。目の上の黒い線は、本種では口から連続して背鰭のところに到達する。前から見ると黒い帯でVの字が出来ている。あごはしゃくれていて大きく、まさにマウスブリーダーを髣髴させる。目を通る黒帯の後ろが若干黄色くなっているのも特徴的である。夜釣りをするとこれしか釣れない事が多々あるが、観賞魚にしてしまえば腹も立たなくなると思う。水槽では、底に行く事は稀で、水面近くを漂っている。波止ではあんなにうるさく餌にアタックするくせに水槽ではなかなか餌を食べてくれない。

2004.7掲載分  2004.8.1.掲載分  2004.8.10.掲載分 2004.9.2.掲載分 2004.9.16.(掲載分2004.9.25 (掲載分) 2004.10.25 (掲載分) 2004.12.25(掲載分)








天草周辺の内波止(2004.1.2)
”ガラカブ(カサゴ) & メバル”
波止際にはガラカブやメバルがうようよ泳いでいる。場所によって、また潮時しだいでその大きさが変化する。外波止では比較的大きなメバルがつれ、内波止では小型が主体となる。ガラカブはそのような規則性はなく、むしろ内波止の縁際ではなく1mほど離れた場所を狙うのが大型と出会えるチャンスが増えるようだ。波止際では、中から小が主体となる。活きじめして、よく洗うと臭みもなくおいしい魚である。大型は刺身に出来、歯ごたえと甘みが絶品である。比較的弾力のある肉質だから、煮魚にはうってつけである。食感的には鱈に似ている。から揚げも決してまずくはない。ただ、極めて食べにくい。今まで飼う事ばかり考えていたのでほとんど食べなかったけれど、今回食べて実においしい魚であることを確認した
”お腹の中の卵”
お腹がぷっくりと出ているのっこみのガラカブは、さばくと卵がたくさん出てくる。その卵には、白いもの、赤くなってたらの子状の物そして緑がかった卵など様々である。緑がかっている卵を良く見ると、仔魚の目玉がこの緑の原因である事がわかる。卵全体が同じ色ではなく,部分的に緑がかっていることが多い.ガラカブは複数回産出するらしいから,育った卵から順次送り出していくのであろう.
 活きじめした場合、緑色の卵から仔魚が出てきて動く(左の写真)。いっぽう、死んで一晩置いた魚をさばいた場合、仔魚はすべて死んでしまう。
 エアレーションをしたコマセバケツに腹太ののっこみガラカブを数日間飼い、仔魚を産出させた後、食用にすれば資源の枯渇が少しでも和らぐかも。生まれた仔魚は、室温(20から15℃)で一週間くらいもちますから、その間にリリースしましょう。
”最近の餌”
釣りに行ったときにあまったオキアミを現在は餌として魚たちに与えている。通常では、オキアミ同士がくっついているため餌として与えにくい。だから一回解凍し、一つ一つをばらばらにした後、再度凍結する。基本的にどの魚もすばやく餌として認識してくれる。難点は、魚が口に入れたとき、鰓周りから白濁した液が大量に放出される事である。このため多量に餌を与えると、水槽は一気に白濁する。水温の低い冬場はよいが、高水温時にはバクテリアがすばやく繁殖する恐れがある。とはいっても、安定供給できる点や、極めて安価である点は捨てがたい。9月から飼っているマダイは、オキアミが常食であるせいか極めて赤みが強くなってきた。


新年明けましておめでとうございます。