飼ってはみたものの....
天草の魚介類 (有明海の魚介類)
大人たちのわがまま水族館

 Since 2002. 1. 5.      更新日:2004. 9. 16.


”今回の一枚”(2004.9. 16.) 
”スズキのサイズと年齢”
 皆さんもご存知のように、スズキは出世魚で、成長とともに名前が変わります。熊本では、セイゴ→フッコ→スズキが一般的のようです。基本的には、魚齢というよりもサイズで規定されています。 サイズの閾値は地方によって違っているようです。
 今年は、熊本周辺でスズキが爆釣しており、私も今月に入って200匹近く釣ってしまいました(下記参照)。これだけ釣ると、サイズ分布を検討するに足る母集団となります。魚を調理しながらあることに気づきました。
 人間の成長と同じように、同じ時期に生まれても、大きい魚や小さい魚がいてもよさそうだと思いますよね。でも、釣った魚は、意外とサイズがそろっています。そして、その極大値間には明瞭な不連続が認められます。九月中旬の現時点では、17cm(±1cm)と26cm(±1cm)の2タイプだけなのです。残念ながらそれ以上のサイズは、なかなか数釣り出来ないから、よく解りません。私の結論としては、17cmが昨年の冬生まれた1年もので、26cmが2年ものです。写真の大きな魚は、それから類推する(つまり長さで1.5倍程度、面積で約二倍)と、もうじき3歳になるのではないかと想像しています。60cmを越すスズキは、この成長率から考えると大まかには4年以上生存した事になります。この類推は、これまでいわれている、サイズと魚の名前に合致します。成長速度は、生息環境によって異なるでしょうし、大きくなると長さや重さの増加率が減少するだろうからその辺もあいまいに加味して。私的には、勝手に次のように呼ぶ事を考えています。
 1歳未満:コッパ、1歳〜2歳:セイゴ、2歳〜3歳:フッコ、3歳〜4歳:マダカ、4歳以上:スズキ。サイズでは、20cm未満(コッパ)、20から30cm(セイゴ)、30〜45cm(フッコ)、45cm〜60cm(マダカ)、60cm以上(スズキ)。
 フッコはフタツゴ(二歳児)の意があるので適当だし、マダカもスズキの一歩手前の”まだか〜〜”って言う意味があるらしいからちょうどイメージと一致します。そしてスズキは、豪快に暴れてほしいから、60cm以上ないとね、さまになりませんよ。

2004.7掲載分  2004.8.1.掲載分  2004.8.10.掲載分 2004.9.2.掲載分

第1戦釣果


第2戦釣果

第3戦釣果

2種類のサイズ

第4戦釣果

第5戦釣果

コッパとフッコの差
2004. 9. 16
”熊本周辺では、セイゴが爆釣!!”
☆第1戦
満潮前後の一時間、かみさんととある漁港でセイゴ釣り競争をしました。ハンデキャップは、かみさんは大名釣りで、私は召使。つまり、餌付けと針はずしをすべて私がやるという勝負です。波止周りを釣り歩き、結果は18対12で私が負けました。


☆第2戦”
負けてばっかりでは、こけんに関わります。再試合を行いました。ハンデキャップはそのままに、セイゴ釣り勝負のリベンジをしました。今度は、18対15で辛くも逃げ切りました。もちかえりは、25cm級が10本、それ以下が23本の計33匹になりました。

"第三戦” 夜釣り
20対11で圧勝。しかしよく釣れる波止だ。昼だろうと夜だろうとお構いなし。ただ、潮加減で小移動をするから、それを的確にホローできるかどうかが釣果の分かれ目のようである。

”セイゴのサイズ”
つれた魚をよくよく見ると、サイズが2タイプしかない事に気づきます。一つは、17cm前後で、今ひとつは25cm前後です。最初は、単なる発育の差と思っていたが、きっと生まれた時期に関係がありそうです。両サイズの間には、明瞭なギャップがあり、一年魚と二年魚の差に帰結出来るのでは?ちなみに、ものさしは15cm。

☆第四戦
ここのポイントでは、2年目の魚が多く、一年目はその半分でした。二年目が14匹、一年目が6匹という釣果です。痛恨のばらしが6回ほどあり、仕掛けの見直しを余儀なくされました。家内は、大物狙いに走り始めたため、数による勝負はお預け。

☆第五戦

痛恨のばらしから、仕掛けを一新し、再チャレンジ。あたりは、前回に比べ激減しており、なかなか厳しい戦いでした。昨夜ばらしたと思われるサイズと同等の魚を何とかゲット。数的には、爆釣といえませんが、大満足の第五戦でした。かみさんは、セイゴに興味が無く、スズキを狙っていました。

☆総評
河口の魚は匂いが(おそらく汚染がという意味だろうが)…と敬遠される方がおられますが、そんな事を言ったら有明海の魚介類は食べれませんよ。  スズキは、海と川を行き来しているのですから、結局同じですよ。調理法さえ間違はなければ、おいしくいただけます。身と皮の間、内臓そして血が臭いから、手早く処理して身に匂いをつけないようにすることが肝要。釣りたてのセイゴの刺身は超美味ですからお試しください。さばいているときは若干匂いのするセイゴですが、刺身にするとまったく匂いやえぐみが無く、キスの刺身と錯覚してしまいそうになります。歯ごたえが少しあり、ほんのりと甘みを感じる上品なお味です。匂いが気になる人は、釣ったその場でさばいて、内臓を捨ててきたら(アイゴでは、この処理法が一般的)家に強烈な匂いを持ち込まずに済みます。
 だからといっても、釣りすぎると冷蔵庫がセイゴだらけになってしまいます。私の場合、チョット控えないとほかのおかずを食べさせてもらえなくなってしまいそう (・・;)。