File No. 241
種名  タイラギ
採取当時のサイズ 5 cm +-
採取日  2004年4月,
採取地 河内漁港
備考
有明海の汚染問題でしばしば登場するのがこのタイラギ貝です。この貝は、通常20 cmを越すものが主体で、この貝の様に小さな稚貝を目にすることはめったにありません。貝柱が食用になり、有明海の特産の一つに数えられています。てっきり、死んで打ち上げられたものかと思っていたのですが、念のため持ち帰ったら、水槽内の砂の中にもぐりこんだので生きている事が判明しました。
 HPで見つかるタイラギは、幅の広いタイラギなのに、この貝はとてもスマートです。はたと考えて、微貝HPのBBSで聞いたところ、いわゆるタイラギでしょうということで決着しました。それによるとタイラギにも両極端いて、スマートでとげとげのリシケ(別の専門家に聞いたら、人の名前らしい)タイラギと表面が滑らかで幅広の通称ズベがいるらしいいのです。別名としては、ケンガイやズベガイとも呼ばれているそうです。
 とがった先っちょから、足糸を出して固着し、海水中の珪藻などを食べているようです。”飼うんだったら、珪藻の安定確保が決め手かな”と知り合いの二枚貝の専門家(二人いてその二)に言われました。
 大きくなるには、結構暇がかかりそうで餌の安定確保が今後の課題となりそうです。

飼育開始 説明
2004.4.25 干潮のとき石の間に落ちていたタイラギでした。
きっと死んでいるのだろうと思いましたが、持っ
てみると意外と重量感があったので、もしやの
期待を込めて、持ち帰る事にしました。
2004.4.25 蛸水槽の中に写真のように突き立てました。
死んでいれば、そのまま変化が無いだろうし、
万が一生存していれば、きっと何か変化が起こる
であろう。一晩たてば、はっきりするだろう。
2004.4.26 翌日、写真のように砂の中に少し移動しました。
ヤッパリ生きていたようです。成長すると30cm
くらいになるから、今後が楽しみです。巨大な
タイラギのからはしばしば見つけていたのですが、
生きたタイラギに会えたのは、ラッキィーでした。