
| 最新バージョンは2.70です。 2005/3/17更新 |
| SXF仕様のp21形式に対応しました。 2.51までのsfc対応は、jaCICが提供する「SXF共通ライブラリ」がMFCを利用したプログラミングを対象として作成されているため、Delphiで作成しているHO_CADとしてはファイルの入出力ルーチンを全て自前で作成していましたが、 今回MFCのCArrayクラスとMFC以外の開発環境の橋渡し用のライブラリ「HocSXF.dll」をVC++により作成し「SXF共通ライブラリ」を使用したプログラミングを実現しました。 試作品ですがActiveXコントロールを付け加えました。プレゼンには役に立つと思います。 今回のバージョンからインストーラーを変えています。 バージョンアップの場合でもセットアップウィザードを実行してください。 その他、手元で気が付いたバグフィックスや若干の機能追加をしています。 |
| HO-CAD Ver2.70 |
| 私こと「丁張り隊長」は、日頃の現場管理業務を全般的にと行うとともに、若手不在の中、測量・丁張り出しや工事写真の撮影・原価管理等の仕事を行っています。 また、公共事業が縮減しているものの、電子納品・建設CALS・ISOなど日常業務が増え、現場担当者の負担は増加する一方です。 そんな中で、業務効率化の一環としてめぐり逢ったのがHO-CADです。 HO-CADは、フリーの2次元CADソフトで、ちまたでは測量CADソフトとして知る人は知る超有名CADソフトです。 日頃お世話になっているので、感謝を込めてこのページをアップします。 測量の座標計算といえば従来、ポケコンやエクセル・測量計算ソフトなどを利用して、座標値を把握し図面や野帳などへ計算結果の転記を行ってましたが、HO_CADとトータルステーション・測量ソフト・座標通信ソフトの活用により手書きやキーボード入力・計算・転記等の手間を大幅に省くことができ、らくらく測量作業を行っています(^o^)。 隊長のやりかたですが、ちょこっと紹介します。 土木現場で働く仲間の参考になれば幸いでが、自己流なのであくまでも参考として見てください。
道具は当然フリーソフトを使います(^O^)。※エクセル以外
HO_CAD公式ホームページ http://www.ho-cad.com/ 最新バージョンは2.70です。 起動画面は、デフォルトでは白ですが、私は黒に設定しています。 (オプション→オプション→画面の背景色 で好きな色に設定しましょう) 操作方法は努力で習得しましょう。JW-CADをお使いの経験があれば即利用可能です。
HO-CADを起動しましょう。らーくらく測量なので、いきなり測量のボタンを押しましょう。 おーっと。その前に紙サイズと縮尺を設定しておきましょうネ。 測量→座標系設定→画面上で左クリックして座標原点を決めます。 ![]() 図面に座標値を与えます。設計図面や測量データより基準点の値を入れましょう。座標値がない場合は、適当にX=1000.000、Y=1000.000とでも適当に入れておきましょう。 基点座標は後からでも設定できます。 次に測量→座標入力→一覧表で座標登録画面にて測量成果簿の基準点を入力します。 発注者の基準測量成果簿や図面に記載されている値を入力します。 点名・X座標・Y座標は必ず入力しましょう。当然ですよね。 XとY以外はリターンで進みます。※必ず標高桁までリターンしてください。 ![]() 入力後、ファイル→保存終了 でメイン画面に戻ります。 座標点が表示されない場合は、左下の測点ボタンを押して表示をクリックして全て○にしましょう。 ![]() プロット点が画面からはみ出たり、表示しない場合はもう一度、基点座標入力の位置をずらしたり縮尺を調整してみて下さい。
画面上に基準点がプロットされるので線で結ぶびます。 右クリックで基準点を読み取りします。 ![]() 拡大表示して読取りましょう。
設計図面や構築物の規格を考慮しながら基準線を基に詳細計画を作図します。 ![]() 必要により測点や文字・寸法を作画しましょう。
構造物等を更に作画しましょう。 図面や二次製品のカタログとにらめっこしながら正確に入力・線引きを行いましょう。 レイヤーの管理もしっかり行いましょう。 隊長はいつもグチャグチャになり最後はメチャメチャです(>_<)。 図面のの出来はここで決まります。
一通りの作画が終わったら、いよいよ座標の拾い出しを行います。 HO-CADが測量CADと呼ばれる由縁は、優れた測量コマンドの機能があるからでしょうね。 測量→座標入力→図面から拾う で取得したい位置の座標値を拾い出します。 交点や端点の座標値は右クリックで取得できます。 構造物の端点などの必要な点の座標値を右クリックで拾い出します。点名は好きな名前を付けましょう。※付けなくても問題ありません。 ![]() 拾い出した座標値は順次座標登録され、画面上に取得した点が表示されると同時に座標簿(測点一覧表)に入力されます。 座標点のプロットと一覧表 ![]() これで座標値は、隊長の手に落ちました(^o^)。 決して脳みそに記憶したわけではありません。隊長は1カ所の座標値を記憶できる容量を持ち合わせていないのですから(T_T)。
私の勤務する会社は、なぜか昔からTOPCONの測量機材を使っています。 従って、ここで使うソフトもTOPCONのソフトであります。各メーカーからも同じような通信ソフトや各種ツールが発表されていると思いますので、探してみてください。 TOPCONの機材とソフト 日頃使用している機材は、座標値の記憶とパソコンとの通信ができる機種(GPTシリーズ)とT−COMJです。 使用方法をちょっと説明します。 1)座標値の保存 T-COMはTOPCON独自のフォーマットと表計算で一般的なCSV形式の利用が可能ですが、汎用性を考慮してCSV形式で話を進めます。 まず、HO−CADでの測点一覧表をSima形式に保存します。 ![]() Simaとは→測量座標の一般的な保存形式です。(測量会社とのデーターのやりとりはSima形式が一般的です。) ※HO-CADではSimaデーターの追加登録や印刷も可能で、ファイル保存で直接CSV形式に保存もできます。 ここでは、測量ソフトGioplanを利用した変換を紹介します。Giolookの操作を知ることは、測量に関する知識を広げるきっかけになると思います 。 2)SimaからCSV形式への変換 トータルステーション(TOPCON)へのデーター送信と測量作Sima保存した座標をTOPCONに送信する為の準備としてCSV形式に変換します。 ・変換には測量ソフトGiolook(フリーソフト)を使用しています。 ・ データー送信はTOPCONのT-COM Jという通信ソフト(TOPCONホームページからダウンロード可能)を使用します。 Gioplanをダウンロードしてインストールします。起動後、新規座標簿を作成し、座標操作ボタンを押してSIMA・DXFのタブからHO-CADで保存したSimaデータを読み込みます。 ![]() 次に読み込みんだデータを、CSV形式に変換して保存します。 削除・整理・CSV・TXTのタブを選択してCSVファイルに変換ボタンを押してCSVファイルにします。 保存したCSVファイルを一度エクセルで確認し、A・C・D列行以外ののセル列を削除します。 TOPCONのT-COM JではA=点番号・C=X・D=Y・D=Z座標以外は不要なのです。 ![]() 削除後、上書き保存しましょう。
T-COMによる座標データーの送信では、エクセルで作ったCSVファイルを読み込みます。 ※直接Simaファイルも読み込めますが、不要なデータが入っているためエクセルを使って不要な値を削除しておくのです。 SCV形式でいじくるのが簡単な気がします。 SCV形式をトータルステーションにアップロードするため、トータルステーションの対応形式に変換します。 ![]() トータルステーションに送信する為、TOPCON形式に変換してパソコンとケーブルで接続して送信(アップロード)しましょう。通信にはTOPCON用の通信ケーブルを使います。1本10,000円位です。測量器具を扱う会社に注文しましょう。 パソコンとトータルステーションを通信ケーブルで接続してデーターを送信します。 ![]() 通信ケーブルは現在シリアルケーブルで販売されています。シリアル端子のないパソコン(ノートに多い)も増えていますので必要の応じてシリアルとUSBの変換ケーブルを別途購入しましょう。4,500円位。 ![]() 隊長はIBMのノートを使っていますがポートがないのでサンワサプライのUSB-CVRS9を使っています。 パソコンはCOM1かCOM2端子への接続が必要です。T-COM JはCOM1とCOM2での通信に対応しています。 USB変換ケーブルを使う場合は、デバイスマネージャのポートの設定・プロパティでポート設定・詳細設定をCOM1かCOM2に設定する必要がある場合があります。 ![]() アップロードボタンを押すと通信設定のダイアログが表示されます。 通信ポートが設定値であることを確認します。 隊長の通信設定です。通常はこれでいいと思います。 次にトータルステーション側でも受信の準備を行います。 → ![]() → ![]() データ受信でYES(F3)を押すと受信準備OKです。T-COM Jで開始ボタンを押すとデータが転送されます。 うまく通信できたでしょうか? 受信できれば、らーくらく測量の開始です。 座標値を記憶したトータルステーションを現場に持ち込み測量しましょう。 入力ミスや計算ミスがなくなると共に測量の作業効率がアップできるはずです。 現場で悩まず、らくらく測量しましょうネ。
最近の測量器械は使う人の知識を遙かに超えた機能を持っています。 一般の土木屋さんは、測量だけが本職ではないと思うので全ての機能を使いこなす人は少ないと思います。 当然、隊長もその一人です。 ですが、↓の機能を知るだけで、今までよりらくらく測量をしています。(TOPCONですが) 1)後方交会法(機械点の取得) トータルステーションに基準点座標のデーターを保存し現場での測量を行う場合重宝しています。 一般な位置出し作業は、現場に設置した座標点に機械を据付けて、もう1点の既知点を方向点として視準し、測設作業を行いますが、視準方向に障害物がある場合など不都合がある場合が多々あります。 TOPCONには後方交会法による座標点(機械点)の取得が可能なので、機械の据付位置が既知点である必要がなく自由に据付位置を変えられます。(既知点2点と測設方向(出したい場所)が見える位置なら自由な位置に据付出来きます。) 2)測設(位置だし) トータルステーションの据付後、機械点を設定し方向点を視準します。 測設したい座標番号を呼び出すと、振り角が表示されるので0に合わせ、ターゲットを誘導する。 測距すると測設点までの距離が表示されるので0付近になるまで誘導します。5mm以内ならOKとします。 地価の高い場所では2mm以内の管理が必要です(苦い経験あり)(~o~)。 3)新設点(放射測量)の把握 機械の据付後、新設点にターゲットを置き、測定します。 座標値は直ちに計算されトータルステーションに記憶されるので狭角・距離等のメモを取る必要がありません。 新設点の測量後、トータルステーションを現場事務所に持ち帰ってT-COM Jでパソコンに転送します。sima座標に変換後、HO-CADの測量→一覧表→ファイル→から新規又は追加読み込みでCAD上に測量した点がプロットされるので線で結び作図します。 測量したポイントがHO-CAD上にプロットされますので現場とピタリあった図面が書けます。
1)CADを利用した測量計算(逆トラバース計算) ちまたでは、古い光波測距機をお使いの人も多いと思います。そんな人たちもHO-CADがお助けできます。 予め測設したい点の座標をHO-CADで拾い出しておき、既知点2点からの狭角と距離を表示・作画させることができます。 機械点(基地点1)と視準点(基地点2)からの挟角と水平距離がクリックだけで画面上に作画されるので、印刷して測量作業に出かけましょう。 HO-CADに作画させることができます。 ![]() 本当にクリックだけで逆座標計算ができるんです (@_@)。 ![]() 図面に書込みでHO-CAD図面に作画されます。 この機能も目から鱗の一品です(^O^)。2)トラバース計算 トラバース計算も可能です。 ![]() 他にもいろんな機能があり、一般の土木現場では十分利用できます。 いろいろ試してみてください。
隊長もまだまだ勉強中です。 そしてHO-CADの開発者の岡崎 宏之氏に感謝の毎日です。 本当にありがとうございます。
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