はじめに
ネットの世界が質的な変化を迎えようとしている。いわゆるWEB1.0からWEB2.0への変化である。
WEB2.0の本質をどう捉えるかは、論者によって分かれるところであるが、手作業・マニュアルから自動化・オートマチックへの進化は、その1つであろう。
自動化といったときに、人工知能との関係性を無視することはできない。ここでは、人工知能とWEB2.0の関係性について、私的なメモとして検討してみたい。
情報整理と人口知能
WEB2.0時代においては、「検索」という機能についておさえるのがポイントである。ヤフーのトップページからディレクトリーをドリルダウンしていくのがWEB1.0である。ヤフーのディレクトリーは、まさに手作業で作られたリンク集だ。一方、グーグルの検索窓に検索用語を入れて検索するのがWEB2.0である。グーグルは一定のアルゴリズムに基づき、WEBの情報を自動的に整理している。
無数のWEBサイトが、それこそ世界中の人びとによって生成され、それをグーグルが有機的に整理しているのだ。
これを広告と結びつけたグーグルのビジネスモデルがすばらしいことは論をまたないが、一方で、自ら新しいコンテンツを生成しているわけではない点については、その限界としておさえておきたい。
つまり、グーグルが行っているのは、あくまでも他人が作った情報の整理・編集である。誤解されないように確認しておくが、それは非常にすばらしいことである。しかし、自ら、新しい情報(という言葉を使うと混乱するのであれば、「言葉」「文章」と言い換えてもいい)を創造しているわけではないのである。これは、まさに、人工知能の限界である。
コンタクトレンズ激安通販ナビの検証
たとえば、コンタクトレンズというサイトについて考えてみよう。
主要なコンテンツであるコンタクトレンズの価格比較については、グーグルなどの検索エンジンにより自動化されていく可能性が高いのではないか。
一方で、コンタクトレンズについての文章情報は、オリジナルな情報であり、グーグルが代替化するものではないと考えられる。
コンタクトレンズの特殊性
コンタクトレンズについてその商品性を考えてみよう。
まず、商品自体がどういうものか、という点は、おおよそ周知である、という点があげられる。
つまり、その用語の意味が分からないので、辞書をひくように、この用語を検索する人はいない、という点がある。
多くの人たちの機能回復に貢献し、救命から美容まで広く使われている人工臓器について,その開発の苦労話もまじえながら解説している書籍がある。人工臓器物語―コンタクトレンズから人工心臓までという本だ。科学技術の進化に驚かざるを得ない。
