人工知能とWEB2.0

インターネット

ネットの世界が質的な変化を迎えようとしている。いわゆるWEB1.0からWEB2.0への変化である。

WEB2.0の本質をどう捉えるかは、論者によって分かれるところであるが、手作業・マニュアルから自動化・オートマチックへの進化は、その1つであろう。

自動化といったときに、人工知能との関係性を無視することはできない。ここでは、人工知能とWEB2.0の関係性について、私的なメモとして検討してみたい。

情報整理と人口知能

WEB2.0

WEB2.0時代においては、「検索」という機能についておさえるのがポイントである。ヤフーのトップページからディレクトリーをドリルダウンしていくのがWEB1.0である。ヤフーのディレクトリーは、まさに手作業で作られたリンク集だ。一方、グーグルの検索窓に検索用語を入れて検索するのがWEB2.0である。グーグルは一定のアルゴリズムに基づき、WEBの情報を自動的に整理している。

無数のWEBサイトが、それこそ世界中の人びとによって生成され、それをグーグルが有機的に整理しているのだ。

これを広告と結びつけたグーグルのビジネスモデルがすばらしいことは論をまたないが、一方で、自ら新しいコンテンツを生成しているわけではない点については、その限界としておさえておきたい。

つまり、グーグルが行っているのは、あくまでも他人が作った情報の整理・編集である。誤解されないように確認しておくが、それは非常にすばらしいことである。しかし、自ら、新しい情報(という言葉を使うと混乱するのであれば、「言葉」「文章」と言い換えてもいい)を創造しているわけではないのである。これは、まさに、人工知能の限界である。