
あなたは人目のお客様です
![]()
二人ともとっても大きくなりました。
再来年にはもう中学生なんて信じられない。
この日記にアップした小さい頃の写真を見ていると涙が出てきます。
とはいえ、巣立つにはまだまだかかるのだけれど。
2007.7.13(金)ありがとう日記才人
はじめた当時三歳だった双子もいまや九歳。
相変わらず喧嘩ばかりしていますが、私にとってはまだまだ可愛い可愛い双子の女の子です。
子育ては辛くて。楽しいし可愛いけど辛いことのほうが多くて。
けれどもわずかながらも育てた日々を記録できて、また、読んでいただけて嬉しかったです。
これからどんな風に育ってどんな大人になるのかわからないけれど、がんばって子育てしていきます。
日記才人ありがとう。お世話になりました(^^)(^^)。
2007.3.3(土)九歳
双子はついに九歳になりました。
相変わらず喧嘩は多いけれど、ヒナちゃんは理屈屋に、モモちゃんは相変わらずの天然っぷりです。
おばあちゃんからもらったDSで通信ゲームを楽しむ日々。
勉強もますます忙しくなってきました。
部屋の掃除が苦手で体操着とか上履きとか出さないのは何度言っても直りません。
近頃は三人で中学受験の話などもしています。
ヒナちゃんなどは
「中学受験をすればー、高校受験をしなくてすむしー、でもー、中学受験をしないで済んでもー、高校受験があるしなぁ」
と難しい顔で苦悩しています。そこに
「とりあえず中学受験してみて、落ちたら公立ってことでいいじゃん」
と超適当なことを言う私。
どうなることやらわかりませんが、どうやら二人は受験をする気が満々らしく、勉強に本腰を入れ始めたようであります(ってほんとですか←今のところはね)。
2006.5.17(水)八歳
近頃は勝手にお友達と遊びに行くようになった。生意気な口答えもするようになった。
でも二人ともまだまだ甘えん坊で、一緒にお風呂に入ると「ママ、お腹ペタして」とくっついてくる。
お腹ペタは、お腹とお腹をくっつけて「ぎゅー」と抱っこすることで、これをすると二人とも落ち着くのだそうで。
たまに私が遅く帰ったりしてできない日があると、その日はいいのだが翌日になって暴れる。
「ママ昨日お腹ペタしてくれなかったしてれなかったしてくれなかった!」
なので、シャツのお腹をまくりあげて「ほれ」と手招きしてやると、自分たちもお腹を出してペタとやってくる。
たまに、そのままの格好で抱き上げ、鏡にその姿を映してみる。
あたりまえだが、赤ちゃんのころと比べるとそのあまりにも巨大さにびっくりする。もう「ダブル抱っこ」はできない。二人合わせると五十キロ近いのだもの。
けれども私が「ヒナちゃんモモちゃん、ほんとに大きくなったねぇ」というと、二人は寂しそうな顔になる。
「ボクたちはずっと赤ちゃんのまま、ママのそばにいたい」
そう言われると、私も少し寂しくなる。
子供はずっと赤ちゃんではありえない。成長して大きくなって、いつかは親の元を離れていく。いや、そうでなくてはならない。
手放すときはつらいだろうか。悲しいだろうか。そんなことを、このごろは時々考えてしまうのである。
SPAN
lang=en-us>
2005.11.19 もっと甘えるよ うんと抱きしめるよ
この頃モモとヒナを抱きしめていると、なんだか寂しくなってくる。
あれだけ大きくなれ大きくなれと願っていた二人だが、気がつけばもうすぐ八歳なのである。
「ママに甘えてくれる期間もあと少しだね」
そう言うと、ヒナは私にぎゅっーとしがみつき
「甘えるもん。ヒナちゃんは、ずーっとママに甘えるもん。十歳になっても、中学生になっても、大学生になってもこうしてママにあまあまするんだもん!」
と言う。それに習って、モモも私の脇の下に頭を突っ込む。「ママ、大好きだよ」
この頃過去日記を読んでいると、涙が止まらなくなってくる。
赤ちゃんの頃、もっともっと抱っこすればよかった。
仕事なんかしないで保育園なんかに預けないで、私一人でべったりと育てればよかった。
モモとヒナとの蜜月を、もっともっと楽しめばよかった。
あの頃は何をあんなにあせっていたんだろう。私は。私は。
2005.7.12 子供の塾
こことかここに塾のことが書かれていて、小学生も四年生くらいになるとかなり大変だと戦々恐々する二年生の親である。
2005.4.20 くやしくてたまらない
三人で道を歩いていたら、棒を持ってボロボロな格好をして髪型もボロボロなおやじ(住所不定の方かしら)から、ろれつの回らないしゃべり方で声を掛けられた。
「おねえちゃんたち、双子? かわいいねぇ。いくつー?」
モモが明らかに怯えた様子で私に耳打ち。
「ママ、あのおじさん、なんか変だよ」
「うん。変だね。ほっときな」
「でも、ずーっとついてくるけど」
見るとそのおやじ、けたけたと笑いながら、持っている棒であちこちをバシバシ叩きつつ、早足でこちらにやってくる。これはもう明らかにおかしい!
「ママ、恐いよ」「どうしようママ」
このやろう。そばに私というれっきとした母親がいるっていうのに、舐めた真似しやがって(しかもまっ昼間っから)。
「大丈夫よ。ママがいるから」
とはいえ、そのおやじとの距離はどんどん縮まってくる。やばし。
今度は私が二人に耳打ち。
「ふたりとも、ママが合図したら走るのよ。で、あそこに入る」
私が前方にあるマクドナルドを指さすと、二人は力強くうなずいた。
「それっ。今だ!」
二人は一目散に駆けていく。その後ろを「二人とも〜。待て〜」と楽しそうに追いかけていく私。
「・・・・・・はぁ。はぁ。はぁ。もういないかな?」
「いないみたい」「よかったあぁぁ」
そのとたん、私の両膝がガクガクと鳴って崩れ落ちた。
「ママだいじょうぶ?」「しっかりして」
どうやら一番恐かったのは、私だったらしい。
マックシェイクを飲みながら、三人でしばしの休憩。
ああいう変なおじさんって、学校から帰る途中でいたりする?
「うん。いるいる」「いつもおんなじ場所で笑ってたりするの。で、いっつもニヤニヤしてるの」
そういう時ってどうするの。
「しらんぷりして逃げる」「うん。何を聞いてもしらんぷり」
私はとても情けなかった。
子供達に変なことをするようなヤツがいたら、真っ先に立ちはだかって叩きのめしてやると思っていたのに、我が子のためならそれができるはずだと思っていたのに、いざとなったら恐くてただ逃げることしかできなかった。
ほんとうに情けない。母親なのに。
「ママ、泣いているの」「こわかったの? もう大丈夫よママ」
大事に産んで大切に育てた我が子が変なヤツにおびやかされても、逃げることしかできないなんて。
ママ、とってもくやしいよ。くやしくてたまらないのよ。
2005.4.16 よく遊び、よく食べ、よく眠り、よく学ぶ
ソメイヨシノに替わって八重桜が満開の新宿御苑へお花見に。
着いたとたん、二人は靴も靴下も脱いでしまい、芝生の上で転げ回っておおはしゃぎ。
「元気だねー」と笑いつつ寝っ転がると、閉じたまぶたに赤が散る。
太陽に透ける血潮も、指先からこぼれる青空も、そして二人の子供達もはずむように躍動的で。
ただ大人だけが、静かに静かに停滞している。
散々遊んだその後は、御苑を出てラーメン屋に入る。
カウンターに並んでラーメンを二つ注文するが、モモはカウンターにあった沢庵で白いご飯ばかりを二杯食べ(ランチタイムなのでラーメン一杯につき半ライスが一つついていた)、ヒナはラーメン一杯まるまる食べた。
帰りの地下鉄で二人はぐっすりと眠りこける。
しかし場所は座席シートではなく、大胆にもドアに寄っかかって床の上。
「君らこんなところでよく寝られるなー」
それでも駅に着くと不機嫌に起き出し、けれども家に着くともうご機嫌。
二人をシャワーで洗うと真っ黒な水が流れ出て悲鳴を上げる。
「なんでここまで汚せるのっ!」
けらけらと、楽しそうに笑う二人の声が浴室に響く。
ぴかぴかになった後、私が洗って出て行くと、なんと二人は机に向かって勉強していた。
「君たちよしなさいよ〜。土曜日なのにぃ」
「だって毎日少しずつでもやったほうがいいでしょ」「二ページだけだから。ね、ママ」
そのうちイヤでも勉強とか仕事とか子育てとか。そういうものに追われる日々が来ちゃうのよ。
そう言いたいのを、ぐっとこらえる心は母の冷や水。
いままでだって、やりたいようにやらせてきた。
これからだって、やりたいようにやらせていけばいいではないか。
人から指図されるのが嫌いなのは、紛れもなく私の血なのだから。
「じゃあ無理しないでね」
それだけ言ってドアを閉めた。そんな土曜日の夕方は、あっという間に過ぎていった。
2005.4.15 私のいない間に
今日は買い物をして帰ったらなんだか体調が悪かった。
なので帰宅してご飯を作ったら電池切れしてしまい、今日はもう休んでいいかと二人に言った。
二人は「いいよ」と快く承諾してくれた。
でも三十分後、テキストとドリルを持って寝室へとやってきた。
「ママここ教えて」 「昨日のここはマルつけて」
そうか。これがあったかと、横臥しつつ教える。
復習分はすでに終わり、テキストはすべて予習分となっている。
「まだ学校で習っていないことを調べながら自分で解答」するのはまだ無理だろう。
・・・・・・しかしそう思いつつも、国語の分を教えたところでグロッキー。
「ごめんね。残りは明日でもいいかな」
「いいよ」「あしたね」
情けないママでごめんなさい。
次に気がつくと、二人が傍らにしがみつくように眠っていた。
私はそっと起きて、電気がつけっぱなしの二人の勉強部屋へ。
そして、机上にあるテキストの算数ページをのぞいてみて仰天。
・・・・・・正解。 正解。 正解。 これも正解。
赤ペンで大きい花マルをつけながら、大人として少しは見習わなくちゃいかんと思ってしまった。
2005.4.13 帰宅後の一時間
帰宅してからもなんだか忙しいなーと思ったら、双子の予習復習に毎日一時間余りも割いている事が判明。
ちょっとすごくないか。いや、私じゃなくて、学校引けた後も毎日一時間も勉強しているこの子達が。
いや、一時間も飽きさせずに勉強させている私の腕がすごいのか(自画自賛?)。
でも双子の勉強を教えるのって楽しいのだ。
なぜって、同じ学年の子が二人いると「ミニミニ分校の先生」にでもなったような気分で。
「みなさん、わかりましたかー」
「はーい」「わかりましたー」
んきゃー♪ みんなお利口さんでかわいいん(この辺りは親バカ)。
それにしても子供の脳みそは驚異だ。
だって去年はちまちまとひらがなを習っていたのに、今年は漢字に文法に長文読解、あげくの果てには作文までやってしまうのだ。
「わ」と「は」の違いとか、「お」と「を」の違いも完璧になる。
まっさらな大人に同じことやれと言われても、多分無理なんじゃないかと思うのだが。
今日は「音読」の宿題があるとか言ってて教科書を読んでいたのだけれど、つっかえもせずにすらすら読むものだからもうびっくりしてしまった。
「きみたちはすごいねぇ」
と心から感心して言うと、二人とも照れ笑いをしながら続きの勉強をする。
繰り返しやったおかげで、モモはすでに三つ並びの複合算にもビビらなくなっている。
「計算って簡単だよー!」
そう叫ぶモモは私のひざの上。先に終わってしまっているヒナのほうが、逆にさみしがって大人しい。
ヒナはすでに予定テキストの150%以上を消化した。この先キミはどうなるのかな。
2005.4.12 勉強ってセンス
2005.4.6 教材がくる。泣けてくる。
二人に聞いてみることには。なんでもクラスの子のほとんどが進学塾(!)に通っており、いわゆる「帰宅部」はモモヒナとその他数名のみとのこと(まだ小学一年生なのに・・・さすが少子化時代やね)。
そんなわけで二人は「自分たちもそろそろ何かやらなければいけないな〜」と思ったのだそうで。
しかし「じゃあ、あなた達も塾行く?」と聞くと「それだけは勘弁して」と二人揃って大懇願。
理由を聞けば、よく知りもしない先生に指示されて教わるよりは自分で計画建てて勉強したいし(そうよねあなたたち私に似て人に強制されるのが嫌いだもんね)、何よりも塾なんかに行ってママと過ごせる時間が減ってしまうのは絶対にイヤなのだそうで(泣)。
それにならいいよ。でもできなかったら解約するからね。と言っていたら、教材が届いた。
狂喜乱舞で箱をこじ開けようとする二人をなだめ、まずは私が中身を確かめる。
そして。こりゃ完全に親参加型の勉強法じゃないか? と思った私は、指導要領を確認し、その難しさ(特に算数問題における独特な文法のわかりにくさ)に愕然とする。
なんというか、国語の文法から考えるとあまりにも正しくないのだ。これじゃまるで問題文そのものがなぞなぞである。
こういうものは数をこなせば、確かに問題文の慣れによって解答力そのものは伸びるだろうが。が。それが果たして本来の学習と言えるのかどうか。
・・・・・・というわけで、問題文一つ一つに、国語の文法として正しい解説を口頭でつけながら、ひとつひとつ見ていくことにした。
二人はとても熱心で「ママと一緒にいられる〜」「ママがマルつけてくれた〜」とイチイチ嬉しそうに笑っている。
そうか。私に教えてもらうのがそんなに嬉しいのか。と思ったら、なんだか涙が出てきてしまった。
そもそも私は小さい子供と遊ぶのがへたくそで、二人が「ママ遊んでよ」と言ってきても、なかなかうまく遊んであげられなかった。
けれども今になって。それを取り返す方法がまさか勉強だなんて、そんなことで二人がこんなにも嬉しいと思ってしまうなんて。いままでを考えるとなんだか悪いような気がしてきて、ますます泣けてくるのだった。