Sights in Syria

Palmyra - Temple of Bel(パルミラのベル神殿) Oct. 21, 2006

Palmyra guide map

「Palmyra Guide (パルミラ観光案内)」

ダマスカスの観光案内所に行くとこのようなパンフレットを無料でもらえます。

Ministry of Tourrism
FREE COPY
NOT FOR SALE

と書いてあります。

 

Palmyra map

「Palmyra Guide Map (パルミラ観光案内地図)」(地図をクリック拡大)

上記の観光案内に載っている地図です。東端(地図の緑領域)にはナツメヤシの樹林があります。それに接する正方形の遺跡がベル神殿です。そこから北西方向(地図の左方向)に沢山の巨大石柱の並んだ柱廊(Great Colonnade)の中央道路(The Central Avenue)が続きます。ベル神殿に近い柱廊のあたりにまとまった遺跡群があります。劇場などの建物です。

地図をクリックすると拡大ページが表示されます。

Palmyra

「Palmyraのパノラマ写真」(クリック拡大)

ダマスカスの方向(北東方向に見る)から見たパルミラのパノラマ写真を作ってみました。上の縮小写真をクリックしてください。東端(写真の右端)にはナツメヤシの樹林が続いています。中央右よりに一つ上の写真に示したベル神殿があります。そこから北西方向(写真の左方向)に沢山の巨大石柱の並んだ道(Great Colonnade)が続きます。古代、この柱廊をらくだの隊商が往来したのでしょう。ベル神殿に近い柱廊のあたり(写真では中央付近)にまとまった石造建築物が見えます。近くまで行かないと分かりませんが劇場の建物です。この辺にはまた原型がよく保存されている4本足の門(Tetrapylon)やBanqueting Hall跡などがあります。

他では見られないオリジナルパノラマ写真です。上記の観光案内地図と左右が一致しています。見比べてみてください。

広いのでどこをどの順序で見ればよいのか観光案内や現地ガイド(有料30$程度)を頼りに決めればいいでしょう。 1日予定の観光では全部を見るのはきついと思います。われわれは1日で済ませました。上記写真を撮った付近に「Hotel PALMYRA CHAM」(シャーム・ホテル)があります。一泊して観光する人が多いようです。

Palmyra

「Palmyra遠景」

パルミラ遺跡は規模が大きく、発掘されたのは一部だけ。初めて巨大な石造建築物を見てもそれが何でどこに位置するのか分かりません。パノラマ写真を撮って、観光案内地図と照らし合わせてようやくある程度分かりました。

この最も目立つ建築郡はベル神殿です。舗装道路が延びているのが見えます。ダマスカス方向からベル神殿に向かう道路です。

 

Palmyra

「Temple of Bel」(ベル神殿)

最初に行ったのがベル神殿です。ベル神殿は各辺の長さが200mの大きな中空の壁で囲まれていました。壁の屋根は崩壊し吹きさらしになっています。建造当時どれほど壮大な内部構造だったのかヒントになるものは残っていません。

 

Palmyra

「Temple of Bel」(ベル神殿)

Visitor officeでチケットを購入して入場するとまずこの 巨大な石の柱が目に飛び込んできます。現在残っている7本の石柱です。上部と途中に彫刻が施してあります。

 

 

 

 

 

Palmyra

「Temple of Bel」(ベル神殿)

柱の途中にある彫刻はくっつけた物ではないのです。巨大な石から削りだした物です。この上に神像があったのでしょう。

 

Palmyra

「Temple of Bel」(ベル神殿)

柱の上部、かつて中空の壁の屋根を支えていたのでしょう。精密な彫刻が施されています。

 

Palmyra Temple of Bel

「Temple of Bel」(ベル神殿)

観光案内写真などで見る7本の石柱の全景です。現在本当に吹きさらし状態ですね。風がヒューと通り過ぎていきます。

向こう側に壁の一部が残っています。

 

Palmyra

「Cella in Temple of Bel」 (至聖所)

至聖所、供え物やいけにえの儀式が行われた場所です。建物の前に石柱の門が立っています。建物に向かってなだらかに高くなっている滑らかな岩で表面を覆った広大な中庭があります。

建物の前には神官達がその中で洗い清めを行った儀式水盤と伴に大きな供え物やいけにえの祭壇があります。

 

Palmyra

「Cella in Temple of Bel」 (至聖所)

至聖所の内部は1つの石板で作られた天井を持つ互いに向き合った開いた2つの礼拝堂から構成されています。

 

 

 

Temple of Bel

「Cella in Temple of Bel」 (至聖所)

左側の礼拝堂は黄道十二宮で飾られています。

なんか黒くすすが付いているな、と思ったら、最近まで住民が住んでいて生活に利用していたためだそうです。

 

Palmyra

「Cella in Temple of Bel」 (至聖所)

右側の礼拝堂は見事な幾何学模様で飾られています。パルミラの三神(ベル、ヤーヒボルそしてアグリバル)もまた描かれています。

 

Temple of Bel

「Cella in Temple of Bel」 (至聖所)

至聖所の前には石柱の門が立っています。しかしその天辺はなんか物足りません。装飾を施した石柱が崩れ落ちてしまったのです。その一部が下にあります。精緻な彫刻が施されています。ガイドが指を指しているのは卵模様です。卵は生命の象徴として多くの場所で見られます。石柱の奥の方には悪魔と戦う神の像が彫られています。

 

Palmyra

「Cella in Temple of Bel」 (至聖所)

彫刻の部分です。生命の象徴である卵模様、下にはぶどうやオリーブの模様が見事に配置され、当時の豊かさがしのばれます。

 

 

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