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極私的映画戯言

 
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ソードフィッシュ                              ★★★

ソードフィッシュ

 同じ劇場でやってた、マトリックスを越えた?らしい「キャッツ&ドッグズ」にも魅力を感じたんですけど(笑)、ココはやっぱりやたらとド派手なCFで売ってるトラボルタ主演の「ソードフィッシュ」を観ることにしました。
 もう〜、久しぶりに映画観たぁ〜!って感じですね。結局、先月は1本も観ることが出来なかったんで、何かメチャクチャ充実した鑑賞になりました。
 
 でも、この映画って、実は対テロリストのことが背景に根深く意識されてて、もしアメリカでの公開が今のこの時期だったら、絶対に上映されることがなかったでしょうね。9月に起こったハイジャックテロよりも前に公開されていたので、ちょうど今時分のタイミングで日本で公開されているんです。面白かったんですけど、ちょっと複雑な感じがします。
 
 いきなり冒頭で、ガブリエル(ジョン・トラボルタ)がハリウッド映画の過去の名作や駄作を引き合いに出して、リアリティが無いだのヘッタくれだの、悪口ばっかり言ってたクセに、実際はこの映画こそハリウッドハリウッドしてるじゃないか(^-^;
 勢いで捲し立てるシーンがあるかと思えば、派手な銃撃戦はもちろん、この映画のウリでもあるVFXを駆使しまくった爆破シーンもある。それも、映画が始まってから、何なんだろうなぁ・・・って観客が考えているウチに、ドドーンとやってくる。ちょっと不意打ちを食らったような感じがしたけど、嫌いじゃないです。あのアタマの観客への?語りかけは何だったんだろ。
 
 その今作の見物であるVFXドタバタが終わると、ちょっと時間が遡ります。ちょうど「タイタニック」でいう、冒頭の老婆の語りシーンから物語の本編に入る感じですかね。冒頭のシーンより4日前に戻るんです。
 ここら辺は、そんなに意識しないで観てても全く問題ないんですけど、中盤からは誰が味方で誰が敵か、非常に分かりにくくなってくるんで、登場人物の顔はよぉく覚えといた方がいいです。どこかで見落としちゃったり、次にスクリーンに出てきた時、誰だったか忘れちゃったりすると、もう何が何だか分からなくなりますから。実は、私も一人誰だったか覚えきれない人がいて、何で死んじゃったの?って感じでついていけないところがあったんで・・・(笑)
 
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 スタンリー(ヒュー・ジャックマン)は、数年前まで世界一のハッカーとして、国家安全保安局が最も恐れていた男だった。
 しかし、FBIの市民メール監視システムに不正アクセスしてプログラムを破壊した罪で、サイバー犯罪取締官ロバーツ(ドン・チードル)に逮捕され、服役後はパソコンに触ることすら許されず、愛娘のホリー(キャムリン・グライムス)の親権も元妻に握られ、逢うことも出来ずに先の知れたしがない油差しの仕事をしていた。
 
 そこへ、謎の女ジンジャー(ハル・ベリー)が「ボスに会うだけで10万ドルが手に入る」という話を持って現れた。半信半疑のまま、2500キロを飛んでロスにやってきたスタンリーだったが、「NO」という答えは通用しない男がそこで待っていた。その男こそガブリエルだった。
 彼がスタンリーに要求したのは、「最高のハッカーなら60分で破れる暗号を、60秒で破れ」というものだった。80年代始めにアメリカ政府系機関がプールした不正な闇資金をネットワークから盗み出す為だった。悪い冗談だと思う間もなくカウントし始め、銃口がスタンリーを捕らえるが・・・。
 
 結局、娘を取り戻す為にどうしてもまとまった金が必要なスタンリーは、ガブリエルに協力させられることになる。彼らの要求を呑むフリをして、娘に会いに行ったところを、空港入りした時から目を付けていたロバーツらが強襲する。彼らもまたスタンリーの力になりたいと申し出た。アジトに戻ったスタンリーだったが、またもう一つ悩みが増える。自分をココへ連れてきた謎の女ジンジャーも、ガブリエルの本当の仲間ではないようなのだ。もう、一体誰が味方で誰が敵なのか、信用できるヤツはいない。
 
 試行錯誤の末、ようやく完成したのはネットワークに入り込み、銀行の送金システムの暗号を解読して意のままに操るコンピューターウィルス【ワーム】だった。
 ガブリエルらが、裏で糸を引いている大物と揉めているのをしり目に、強奪作戦は実行される。彼らは世界銀行に車ごと突っ込み、銀行から離れると爆発するよう仕掛けられた爆弾を人質に取り付け立てこもった。
 
 事を事前に察知していた警察も動いたが、間に合わなかった。しかも、ガブリエルがどこまで本気か交渉で読み切れなかった無能さから、一人の人質を奪回。無事、救出したかに見えたが、銀行から数メートル離れた瞬間、あたりは火の海に包まれ“歩く地雷原”と化した人質に未来はなかった・・・。
 
 15年間、利子と共に眠り続けた闇資金の総額は何と95億ドル。ガブリエルは、スタンリーが開発したワームを使ってオンラインシステムの侵入し、世界中の時分の口座に振り込ませることに成功、スタンリーも娘ととも解放されるのだが・・・?
 
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 おっとっと、ここから先は劇場でお楽しみ下さい(^-^;
 
 何というか、ドンパチ、ドッカーンといろいろやってくれるんですけど、怒濤のように話が展開するんで、しっかり覚えてないとホントについていけません。特に、物語の後半は要注意です(笑)
 
 観所は、何といってもVFXとスタンリーのハッキングシーン。マトリックスでもお馴染みの、あのグルグルグルって画面が回り込むヤツね。
 たくさんのスチルカメラ(静止画像)を360℃から撮影、それをコンピュータグラフィックスを使ってつなぎ合わせると、被写体が空中で止まっているように見えるって訳なんですが、マトリックスの時は始めて見たから新鮮だったんですけど、もうそれほど新しい技術でもないんで、へぇ〜スゴイねぇ〜って感じで感心してみてました(笑)
 だって、人も車も炎も、みんな回っちゃってるんですもん!!(^-^;
 
 もうひとつは、2,3日出でてくるハッキングのシーン。ガンガンに音楽がかかって、スクリーンの中と外で「Groove!!」って感じがしました。1カット1カットも短いし、曲のテンポに合わせて、もう何の脈絡もなさげに画が繋がってました。でも、実は色々計算されてるんだろうなぁ・・・でも、そうも見えなかったんだけどなぁ・・・ホントのところ、どっちなんだろうなぁ(笑)
 
 ラストは、ホント、パッとやってサッと終わっちゃうから「え?!だから、何だったの?」って、一瞬戸惑うかもしんない(^-^; 
 それぐらい衝撃的というか、そんな伏線どこであったっけって、考え直しちゃうはずです。情報を頭の中で整理し切れていないまま、ラストシーンを迎えると、きっとそうなりますから気を付けて(笑)
 
 
監    督  ドミニク・セナ
脚    本  スキップ・ウッズ
出    演  ジョン・トラボルタ/ヒュー・ジャックマン/ハル・ベリー/ドン・チードル
         サム・シェパード/ヴィニー・ジョーンズ/ドレア・ド・マッテオ
         ルドルフ・マーティン/ザック・グレアニー/キャムリン・グライムスほか
 
【公式サイト】http://www.swordfish.jp/main.html/
 
<鑑賞データ>  2001年11月13日 東映シネマ2(15:20の回)
 
 何の因果か、今日もまた隣接する商店街がお休みの日。ちょっと肌寒い天候のせいか、外を歩く人の数もまばら。劇場に入ってみてビックリ! カウンターに店員がいない?!「まさか、映画が始まる時間を間違ったのか?」と思ったけど、とんだ早合点でした。要はいないんじゃなくて、立ってる必要がないの誤りでした。客席には誰も座ってませんでした(^-^; 200席近い座席が貸し切りだったんです・・・こんな事、大阪とか都会の方じゃ考えられんわなぁ、フツー(笑)

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Last updated: 2004/10/20