TOP 履歴 Zaurus 衣装部屋 [映画] Profile 日記 BBS Links

極私的映画戯言

 
各映画の紹介で、当サイトが使用しているチラシ画像
写真の権利は、すべて配給元や出版元に帰属します。
※ ★の数は、オススメ度です
OCEAN'S ELEVEN(オーシャンズ11)                 ★★★
OCEAN'S ELEVEN(オーシャンズ11)
 いやぁ〜、微妙だったなぁ(^-^;
 全体的にまとまってたし、何と言っても配役が豪華。それに、ちゃんとスリルと恋愛的なところも少し入ってたんだけど、どうも犯罪映画としてはシックリと来なかったというのが正直なところかなぁ。
 
 この映画は、1960年にフランク・シナトラがスクリーン仲間・・・というより極道の世界でいう“一家(笑)”で作った「オーシャンと11人の仲間」がオリジナルで、そのリメイク版。当時は、シナトラが映画界で一番を力を持った俳優だったらしく、彼の一言でディーン・マーティン、サミー・デイビスJr.らスターが結集して製作されたという逸話が残っている。
 
〜・〜・〜 <STORY> 〜・〜・〜
 
 保釈中のカリスマ窃盗犯ダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)は、地下200フィートにある巨大金庫から、ラスベガスの3大カジノの売上金1億6000万ドル(約200億円)を盗み出すという、前代未聞の現金強奪作戦を計画した。
 
 そのためにまずは右腕となる、いかさまトランプ師のラスティー(ブラッド・ピット)に声をかける。二人はアメリカ中を飛び回り、作戦実行の人材をかき集める。プロのカードディーラー・フランク(バーニー・マック)、元ラスベガスのホテル王・ルーベン(エリオット・グルード)、ラジコンマニアとメカの天才双子・モロイ兄弟(ケイシー・アフレック&スコット・カーン)、セキュリティ突破のプロ・リビングストン(エディー・ジェイミソン)、爆破のエキスパート・バジャー(ドン・チードル)、元天才詐欺師・ソール(カール・ライナー)、サーカス団員・イエン(シャオボー・クィン)、そして、黄金の指を持つスリの天才・ライナス(マット・デイモン)らが、オーシャンの元に集結した。
 
 この「史上最強の犯罪ドリーム・チーム」が狙うのは、新ラスベガスの帝王・ベネディクト(アンディ・ガルシア)が持つ、12時間ごとに暗証番号が変わり、感知センサーが張り巡らされた、ミサイル基地をも思わせる難攻不落の地下要塞にある金庫。忍び込むのも一苦労だが、誰にも見つからず、一体どうやってそんな大金を運び出すのか? さらに、計画が進む中でオーシャンにベネディクトの恋人・テス(ジュリア・ロバーツ)を巡る疑惑が持ち上がるが・・・?
 いよいよ決行の日、ヘビー級王座決定戦のゴングと共に、11人のGAMEが始まる!
 
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
 
 出演しているメンバーは、今のハリウッドの興業収益を考えると、たしかにスゴイ。それぞれ、単独で主役を張ってもソコソコ当たる映画を撮れる面々が集まったと思う。でも、それだけでイイ映画が撮れるかというと、そう簡単じゃないってことぐらい分かるでしょ?(^-^;
 
 たしかに、オリジナルに比べると犯罪のテクニックもハイテク化が進んでる。すんごい兵器や爆弾は出てくるわ、本物の車がラジコンで走っちゃってるわ、何でか分かんないけど思い込みとしかいいようのない中国雑伎団の技が出てくるわ・・・(笑) どうしても作品に夢中になれなかったのは、作戦決行前の人材集めのシーンがあまりにあっさりしすぎてて、いまいち盛り上がらなかったからじゃないかと思う。一人一人は、スゴイ個性があっていいキャラクターをしてると感じたけど、そこに対する描き方が少し足りなかったんで、個人個人への思い入れとか魅力が足りなかった、僕の中でそんな感じがしたんじゃないかなぁ?
 
 でも、さすがに犯行が始まってからは、テンポよく段取りが進んで、観ていてとても心地よかった。それぞれの役割分担がしっかりしていたし、カット運びがダラダラしていなかった。ほどよくヒヤッとさせる場面も用意されていたし。それに、たぶん犯行前のリハーサルの様子がほとんど描かれていなかった分、「いったい、どうやって盗むんだろう?」っていうお客様的な立場で、作戦の進み具合を見守る感情が働いているから、引き込まれるんでしょうね。
 
 映像面でコレという凝ったシーンは思い出せないけど、作品中に流れるBGMは、ぜひ集中して聴いて欲しいです。ほとんど現代風にリメイクされていたけど、60〜70年代のイージーリスニングを思わせる曲がたくさん流れてました。「あ、この曲知ってる」とか「どこかで聴いたことあるんだけど・・・」って曲が出てくるんですよ。いきなりクラシックが来たかと思えば、たしか僕が学生の頃に著作権が切れて、ラジオやテレビでは使用不可になった、エルビス・プレスリーの名曲もありましたしね。若い世代の僕たちにとっては新鮮でも、50歳代の方にはたまらなく懐かしいナンバーなんじゃないでしょうか。
 
 で、一番気に入らなかったのが、ラストシーン。いくら何でもベタベタ過ぎ(笑) 最近、こういうラストを観てなかったから、ちょっと驚いたぐらい。これ以上は、ネタバレになるんで言わないけどね(^-^;
 
 
 
監    督  スティーブン・ソダーバーグ
脚    本  テッド・グリフィン
製    作  ジェリー・ワイントローブ
         ハリー・ブラウン&チャールズ・レダラーの脚本に基づく
 
出    演  ジョージ・クルーニー   (ダニー・オーシャン)
         バーニー・マック      (フランク・カットン)
         ブラッド・ピット       (ラスティー・ライアン)
         ジュリア・ロバーツ     (テス・オーシャン)
         アンディ・ガルシア     (テリー・ベネディクト)
         マット・デイモン       (ライナス・コードウェル)   ・・・ほか
 
【公式サイト】
http://www.oceans11.jp/
 
<鑑賞データ>  2002年2月6日 東映パレス2(14:10の回)
 
 いつもどおり平日昼間だったんで、5割弱の入り。こんなんで、ホントに映画館って儲かってるんだろうか?って感じ。客層はこれといって偏りはなかった。明らかにブラピかマット・デイモン目当てのような女子中学生2人と、暇つぶしそうな中学生3人組。あとは、シルバー料金で見に来たご年配の女性連れが目立ったぐらいかな?

前のページ 映画リストへ 次のページ




Last updated: 2004/10/20