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極私的映画戯言

 
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※ ★の数は、オススメ度です
RUSH HOUR2(ラッシュ・アワー2)             ★★+★1/2

ジャッキー・チェン(左)&クリス・タッカー(右)

 99年夏に公開された同名タイトルの第2弾作品です。同時期に「プライベート・ライアン('99)」や「タイタニック('99)」を公開してたと思うんですけど、私はそのどちらにも見向きもせずにこの作品だけ観たんですよ、そういえば!(笑) 「プライベート〜」は後日DVDを購入して観ましたけど、結局未だに「タイタニック」は全編を通して観てないしね(^-^;
 
 個人的に、何も考えずに観れる娯楽作品が大好きなんです。それが直接の理由かどうかは分からないんだけど、なぜかジャッキーの出ている映画はほとんど観てますね(笑) 「パート1」の時は、ジャッキー・チェンがハリウッドに本格進出する最初の作品というのが話題になったのと、たしかジャッキーと相棒のクリス・タッカーの冗談交じりマシンガントークを字幕にしたり日本語に吹き替える談になって、掛け合いがかなり難しいということで、お笑いの専門家が間合いとか合いの手のタイミングを監修したんですよ。それを担当したのがナインティナインだったと記憶しています。当時のCFも彼らだったと思うし、その名残か今作でもCFの声で出てるでしょ?(笑)
 
 前置きはこのぐらいにして・・・(笑) 観終わった感想は、「あっ、パート1の時よりアクションに磨きが掛かったな」ってこと。前作はジャッキー自身も過去のインタビューなどで答えているようにアクションシーンが結構スッキリ作ってあって、昔っからのジャッキーのファンとしては何だか物足りない感じがしてたんです。まあ、敵役が身内の上司って構図が見え見えで、そこへたどり着くための闘いってのが少なかったせいもあるんですけどね。
 
 実は、冒頭で香港のアメリカ大使館が爆破されるシーンあるんですが、このご時世を考慮しても、物語の性質上あのシーンを外すことが出来なかったんでしょう。場合が場合だけに、何かこう胸にシコリを残すシーンではありました。しかし、これはエンターテイメントの世界、娯楽なんですから、深読みしたりしては興醒めしてしまいます。出来るだけ映画の世界観に浸りたいと思って一生懸命観ることにしました!(^-^;
 
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜あらすじ〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
 
 香港でバケーションを楽しもうとしていたカーター刑事(クリス・タッカー)と、案内役の香港警察のリー警部ジャッキー・チェン)はドライブ中の車中でご機嫌だった・・・カーターが女の子に妙な声をかけてナンパに失敗するまでは(笑)
 そんな二人をよそに、とんでもない事件が起きた。アメリカ大使館が何者かの手によって爆破され、二人が犠牲になったのである。二人は、表向きには通訳ということだったが、実はアメリカ本土で問題になっている精巧な偽札「スーパービル」を密造している組織を調査するために送り込まれた関税官だった。
 香港警察は、事件を受け本件の管轄を主張してきたアメリカシークレットサービスの不介入要請には耳を傾けず、この裏には香港マフィアのリッキー・タン(ジョン・ローン)が潜んでいるとしてリーに捜査を命じる。となると、共に行動しているカーターも巻き込まれるハメになってしまった。
 
 単独で行動するリーとカーター。偶然や必然が繰り返され何度もタンと遭遇しては、その度に逮捕できず追い返される二人。ついにはタンの右腕である美人殺し屋フー・リ(チャン・ツィイー)まで現れる始末・・・。
 しかし、ついにタンの主催する船上パーティで対面することに成功。事件は一応の終結をみたように思えたが、タンが「自分は今回の事件とは無関係だ」と主張。さらには「自分は命を狙われている、助けてくれ」とも・・・。次の瞬間、タンは一発の銃弾に倒れ、真っ暗闇の海へ転落。その銃口の先にはあの殺し屋フー・リがいた。彼女は待たせていたモーターボートで逃走、事件の手掛かりはなくなり、振り出しに戻ってしまった。
 
 結局、真相は闇に包まれたままカーターは本国へ帰国することになった。しかし、カーターはタンの船上パーティにいた謎の美女イザベラ(ロセリン・サンチェス)とロサンゼルスの資産家のことが気になっていた。空港でお互いのわだかまりを打ち明けあった二人は、事件解決に向けアメリカへ向かう。
 舞台は、香港からL.A.へ。そして、金と欲望の渦巻くネオンの街ラスベガスへ! 真の黒幕は誰なのか? 謎の美女イザベラは敵か味方か? 本当の闘いがついに始まる!!
 
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 もう、しょっぱなのオープニングを観ただけで「来た来たっ、ジャッキーの世界!」って雰囲気で、パッと見た感じ無意味な香港の雑踏シーンが王道っぽくていいです。
 それに前作同様、随所に歌のシーンがたくさん出てきて、それぞれに工夫が凝らされてました。学生時代、音楽の学校に通ってラジオの勉強をしていた私としては、中国人が歌う「マイケル・ジャクソン」は、無理して洋楽を歌ってハズしまくってる日本人を見ているようで一人、メチャメチャウケてました(爆笑)・・・声を出せなかったのが健康に悪い悪い(^-^;
 
 アクションも、香港のスター・ジャッキーだけあって文句なしです。この前観たジェット・リーを【格闘アクション】という位置付けとするならばジャッキー・チェンは【魅せるアクション】とでも表現するべきか、とにかく早くて娯楽性が豊かなアクションなんです。でも、香港や中国映画でジャッキーが見せる、素早い連続技を繰り出す怒濤のアクションをハリウッドでやってしまうと、それが「暴力的」と取られてしまうらしいのでアメリカ向けの作品では敢えて押さえ気味になっているんです。それでも“あのキレ”なんですから、やっぱりさすがですね。
 
 一方、ここしばらくスクリーンから遠ざかっていたクリス・タッカーはどうだったかというと、相変わらずのマシンガントークぶりでした(笑) 同じコメディ畑の出身で、動物と話のできるお馬鹿な医者や一人で何役もこなすSF作品に没頭する前のエディ・マーフィを彷彿させます。まだ英語がそれほど得意じゃないジャッキーとの掛け合いもバッチリで、CFで使われてるシーン以外にも笑いのつぼをしっかり押さえてありました。でも油断してると見逃しちゃうかも知れないんで、気を付けて?(^-^;
 あと、全編に渡ってヒップ・ホップというかR&B調のBGMが使われているんですけど、やはり彼の黒人の血が騒ぐのか、ところどころで見せ場がやってきます。それは観てのお楽しみということで・・・。
 
 チョウ・ユンファらと共演した「グリーン・ディスティニー('00)」が全米で大ヒットして、一躍有名になったチャン・ツィイーですが、実はこの作品がハリウッド映画としては初出演。でも、公開前のインタビューで「英語はまだまだ苦手」ということで、殺し屋役で登場した今作でも一切英語は話しませんでした。分かり易い変装はお茶目なのに、氷のような精神と切れ長でスッキリとした顔立ちはぞくぞくっとするモノがありましたね(^-^; 彼女が最後に登場するシーンは、もはや執念と怨念を感じました。
 
 最後に、何といってもジャッキー映画にお約束なのが、エンドロール(スタッフクレジット)と一緒に流すために編集されているNG集です。これは観ないと絶対損します!!(笑) 一時期、製作スタッフのトップクレジットと俳優の主役級の紹介が終わるまで出てこなかったんですけど、何作か前の香港映画からエンドロールと同時に変わったんですよね。というのも、映画館で観てる人って映画が終わると帰りが混雑するんで、本編終了と同時に席を立ち始めるでしょ? そうすると、せっかく劇場に足を運んでくれた人に楽しんでもらおうとしてNG集を作ったのに、それを見逃した人がいたってきいたらしいんです(笑)
 そういえば、ちょっと邪道だけど、この作品で一番笑ったのはやっぱりラストのNG集だったよなぁ・・・ま、一切説明抜きの本編の強引な設定にも度肝を抜かれたけどね(*^-^*)
 
 
監    督  ブレット・ラトナー
脚    本  ジェフ・ネイサンソン
出    演  ジャッキー・チェン/クリス・タッカー/チャン・ツィイー/ジョン・ローン
         ロセリン・サンチェス/アラン・キング/ハリス・ユリンほか
 
【公式サイト】http://www.rushhour2.com/
(日本語のサイトが開かないんです。[.net]の方なんですけどねぇ・・・)
 
<鑑賞データ>  2001年9月25日 東映シネマ2(15:15の回)
 
 周辺の商店街が休業日ということもあって、人通りは超まばら(^-^; 買い物客なんかほとんどいない。生活品を買ってる近所の人と学校帰りの学生さんぐらいしかいなかったなぁ。劇場の店員も暇だったらしく、私がカウンターにたどり着く直前まで後ろの控え室の人間とダベッていた(笑) チケット売り終わったら、またすぐしゃべってたし・・・。でも、場内の客の入りは112席中20人強ほどで、外の人通りから考えると結構入っていたほうじゃないだろうか。
 今日、発見したのは、地元の東映シネマのイスは豪華で座り心地がいいって事(^o^) テーブルやカップホルダーはないけど、軽く175センチ以上ある私の後頭部までしっかり支えてくれる“背もたれ”が嬉しかった。

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Last updated: 2004/10/20