耐熱120℃FRPライニング実際の工事は某有名ホテルの地下ボイラー室の 2基のボイラーに各付属した長さ6mの排水溝 2本の防水工事でしたが提示された条件は 温度 120℃ アルカリ性で、溝から床下に 排水が漏れるとの事でした。 (拡大写真) しかし、実際にはボイラーから排出される蒸気温度が 120℃であり、排水もリトマス試験紙では人体と 同程度のアルカリ性でした。 (拡大写真)
下地処理 ボイラーは2基あり交代で使用するので、停止したボイラーの排水は 無い、との説明でしたが、実際にはこの側溝には各7個の排水口があり、 ボイラー停止後も合計で2L/分程度の排水が流れ続けてていました。 蒸気ドレーン排出口 (拡大写真) 各排水口 (拡大写真) 同上 (拡大写真) 湿り気が少しでもあっては、FRPライニング工事は出来ないので 先ず、水を止める事が先決です。 それは耐熱FRPライニング工事と言うよりは止水工事と呼んだ 方か適当かも知れません。 ( 排水溝断面図)
排水を処理するには全ての排水管を斫り出さなければなりません。 しかし、困った事に、ホテル側からの要望で音を立てずに施工して 欲しいとの事です。 それは当然の事でもあり、ダイアモンドコアー抜きで、 配管を露出しました。 (拡大写真) 配管露出 (拡大写真) (コアー抜き作業図)
蒸気弁はメクラとして、他は全て導水し、バキゥームで吸い上げた のですが、溝モルタルやシンダーコンクリート下の水は、加熱 強制乾燥でも容易には抜けません。 (拡大写真) (拡大写真) 湿気はシンダーコンクリート表面からも流れ込みます。 (拡大写真) モルタルやシンダー下の湿気が最後まで抜けません。 (拡大写真)
仕方なく、コーナー部分には導水紐を埋めて導水処理しました。 (拡大写真) (拡大写真) これで、施工部分に湿気はありません。 耐熱FRPライニング防水 耐熱FRPライニングとして以下の処方をしました。 プライマー CTプライマー ディック ビニールエステル樹脂 ディックライト UE5210 耐熱 150℃ カーボンマット 2プライ ガラスマット 2プライ 計 4プライ
工事仕様 プライマー塗布 下塗り UE5210 以下同じ 不離調整、勾配多少 樹脂モルタル ガラスマット2プライ (拡大写真) カーボンマット2プライ (拡大写真) (拡大写真)
上塗り1回 (拡大写真) 仕上げシルバー塗り アルミ粉末 パラフィン (拡大写真) 導水解除 穿孔 (拡大写真) 同上完了 (拡大写真) 施工環境は2基のボイラーに挟まれ汗を落とさない様に必死でしたが 施工部分、溝の中は意外と32℃でした。 施工 担当 オークケミカルエンジニアリング 大久保 晃 問い合わせ、ご意見など>