県道244号渡久地山入端線

★県道244号渡久地山入端線

起点:本部町渡久地
終点:名護市山入端

総延長:6,520m
実延長:−m


復帰前の状況
本部町渡久地−本部町大浜:政府道


この路線は県道指定されているものの、県道としての整備は殆どなされておらず、全線に渡って県道標識は一本も見つけられませんでした。




本来起点は本部町渡久地側なのですが、今回名護側より入ってみます。
書類上の終点は、国道449号名護市山入端という所となっており、そこから名護市安和間は国道と重複路線となっている様ですが、当ページを作るに当たり再度確認していて気がついた為、そちらの画像を撮ってはおりません。実際の起点に近い名護市安和の国道449号バイパス線交差点より入ってみます。


バイパス線の信号を左折すると、国道の旧道を挟んで、正面に琉球セメント株式会社屋部工場のゲートがあります。


今回のターゲットは、このゲートの向かって左側に入る細い路地です。この路地が県道244号渡久地山入端線として指定されている道の、実際の起点(終点)となる様です。


琉球セメント屋部工場の壁伝いに細い道が続きます。画像は白くなっていますが、舗装はされています。


琉球セメント社有地の看板があります。本当にこの道が県道なのか不安になり地図を再度確認しますが、私の使っている地図では、県道244号として黄色表示されています。


巨大なセメント工場の裏側です。
この辺りはダンプなどの出入りがあるのか、県道は部分的に広くなっています。


セメント工場を過ぎると、山道になります。いよいよ「険道」となってきます。


舗装はされているものの、右は崖、左は川、一部ガードレールが切れている箇所もあります。一車線幅しかありませんが、もし対向車がきたとしても、所々退避できるスペースはあります。


森の中で、米軍基地の様なフェンスに出会いました。こんな所に演習地?と思ったのですが・・・


沖縄アンホ株式会社の火薬類製造所だそうです。奥に見えている看板には、危険時の注意事項として、従業者の避難方法や消火の際の注意事項、消火栓と貯水槽の位置が書かれています。やはり危険な事業は人里離れた場所で行うのが良いのでしょう。万が一危険な事があっても、周囲は山ですし。


沖縄アンホ株式会社を過ぎると、舗装も無くなり、砂利道となります。道路の状況からすると、通行もあるみたいです。


県道・・なんでしょうねぇ・・・。


崖崩れか何かで、道路が補修された跡があります。きちんとメンテナンスされている様です。
しかし、メンテナンスもされているし、路面状況から車の通行も一応ある様だからと安心してはいけません。砂利道になってから峠付近まで、退避する場所は殆どありません。もし対向車があれば、どちらかが曲がりくねったダートを延々とバックしなければならなくなります。


砂利道を登ります。コーナーではFR車なら気持ちよくドリフトできます。但し、コースアウトするとレッカーが、場所によってはクレーンが必要になるかもしれませんのでご注意下さい。


Y路の分岐です。はてどちらが県道なのか・・。地図ではどうも左の様ですが、何故かこういう場合右の方が多少立派に見えます。迷った末、左に行くことにしました。


不安にかられながらも坂を上ります。


程なくして峠です。先ほどの分岐、左折で正解でした。ここからは舗装されています。
真ん中の白い看板、文字は殆ど消えていて読みにくいのですが、左の道に行くと本部無線中継所に行くそうです。


無線中継アンテナ塔です。NTTコミュニケーションズの看板がありました。


こういう施設のある場所は、大抵眺望が良い事が多いのですが、ここは雑草や立ち木に囲まれていて、あまりよくは見えませんでした。草木の間から辛うじて伊江島が見えました。
身長が2m以上ある方でしたら、周囲一望にできるのかもしれません。


さて、先ほどの分岐から県道に戻ります。
峠から先は舗装されていますが、落ち葉やコケ類で滑りやすい状態になっています。通行の際はご注意下さい。


地図では辺名地ダムと書かれている場所です。看板には泡池と書かれていました。本部土地改良区の管理するかんがい用ため池の様です。草木とフェンスで中に入られない様になっています。


やっと人の気配が感じられました。ブタさん団地です。


養豚団地を過ぎ、坂を下ります。


二車線の新しい道に突き当たります。


県道は右に折れ、2車線快適路に変わります。左折すると行き止まりとなります。現在延伸工事は行われていない様ですが、将来はこの道が現在の険道のパイパスルートになるのでしょうか?


この道は途中で優先道路と合流します。左に行くとベルビーチゴルフクラブ方面経由で国道449号に出られます。


地図上では、県道244号線は、この「ガラスリサイクルもとぶ」の横から左に折れる形になっています。


県道は細い路地を通り、


国道449号に出る道に出て右折し、先ほどの三叉路に繋がります。


新しい家が目立つ集落を過ぎ、県道は今までとは打って変わった快適路になります。


いくつかの丘陵を過ぎると、遠くに海が見えてきます。


街路樹も南国的で爽快です。


坂を下り、県道は消防署の有る交差点を右折します。


渡久地の市街地を走ります。住宅やスーパーなどの商店が並びます。


この崖は、本部町指定天然記念物で、「本部町大浜の有孔虫石灰岩」だそうです。説明文によると

この地層は石灰岩を含んだ上層と下層、この二つの層に挟まれた礫層からなっている。この上層と下層から有孔虫貝化石類が数多く認められる。
これらの地層は比較的若い地層であるが、琉球列島が長い地質年代の中で、隆起や沈降を繰り返しながら、現代に至った事がはっきりと見とれられる重要な資料(遺跡)である。


渡久地港入口交差点です。ここを左折すると渡久地港に向かいます。ここから県道219号渡久地港線と合流し、直進します。219号の方が優先となります。


渡久地交差点です。ここで県道84号線に突き当たり、県道244号渡久地山入端線は終わります。





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