県道20号線

★県道20号線

起点:沖縄市高原
終点:沖縄市上地

総延長:4,052m
実延長:3,990m

通称・愛称
沖縄市胡屋−胡屋十字路:くすの木通り(愛称)
胡屋十字路−沖縄市上地:コザゲート通り、空港通り(愛称)
胡屋十字路−嘉手納基地ゲート2:ゲート通り、ゲートストリート、ゲート2ストリート(通称)


復帰前の状況
高原交差点−胡屋十字路:琉球政府道20号線(一部未開通)
胡屋十字路−嘉手納基地ゲート2:軍道20号線


高原交差点〜沖縄市胡屋


国道329号高原(たかはら)交差点より、県道20号線は始まります。


コザ中学校前まで、県道20号線は上り坂になります。


周囲は住宅地ですが、そんなに建て込んではいません。


途中、少し平坦になって、スーパーなどのある所があります。この周辺は、終戦直後、キャンプ・キャステロと呼ばれる、終戦で内地や外地から引き上げてきた人々が一時収容された引揚者収容所があったそうです。沖縄の人からは「インヌミ屋取(インヌミヤードゥイ)とも呼ばれていました。戦後沖縄のスタート地点の一つですね。現在では普通の住宅地となり、全く痕跡はありません。


沿道の、中部徳洲会病院です。


ゆるやかになりながらも、引き続き上り坂が続きます。


沖縄市胡屋−胡屋十字路:くすの木通


交差点名は無いのですが、この交差点より、「くすの木通り」という名前になります。


この交差点を左折すると、沖縄こどもの国方面に向かう「こどもの国通り」になります。


この交差点の角、コザ中学校の壁に描かれている絵です。「RESPECT NATURE」と書かれています。出版社の小学館が、「週刊日本の天然記念物・動物編」発刊を記念して、アーティストのHIRO氏に依頼して描かれたものだそうです。イリオモテヤマネコをメインに描かれているそうですが、出来の良いストリートアートっぽいタッチが目を楽しませてくれます。


中学校の向かいにある、コザバプテストチャーチです。アメリカ人向けの教会の様です。
懺悔しますと、私、割と最近まで、バプテスト教会の事を、ブタペスト教会という、ハンガリーかその周辺で生まれたキリスト教の分派の教会なんだと勝手に変な解釈をしていました。また、つい最近まで、パブテスト教会と間違えて覚えていました。ご関係の皆様に対しまして、心よりお詫び申し上げます。


コザ中学校をこえると、街路樹の密度が濃くなります。


通りの名称の元となったクスノキが緑のトンネルを形作っています。


沖縄警察署です。


胡屋交差点で、国道330号と交差します。
この交差点は、日本人は「胡屋十字路」、アメリカ人は「Koza cross」と言っており、日米でそれぞれ二つの名称をもっています。なお日本語の「コザ十字路」は、別の場所にあります。
この交差点で、くすの木通りは終わりますが、県道20号線は空港通り、またはゲート通りと名前を変え、引き続き直進します。


胡屋十字路−嘉手納基地ゲート2:コザゲート通り


胡屋十字路から先は、空港通りという愛称が付いていました。嘉手納基地を返還してもらい、国際空港に、という事だったらしいです。現在はコザゲート通りとなっているそうですが、標識は空港通りのままです。
元々は嘉手納基地のゲート2がある為、ゲート通りと呼ばれていましたが、そちらの方がしっくりきます。アメリカ人は「Gate 2 st.」と、2が入って呼ばれている様です。基地に近いだけに、アメリカ空軍のポリスカーも通ります。


県道20号線でも、ゲート通りだけは4車線になります。この部分が軍道区間だったのも関係しているかもしれません。
復帰前までは、アメリカ人相手のパブやキャバレーなどが立ち並んでおり、ネオンの輝きは不夜城みたいだったと聞いた事がありますが、今は落ち着いています。


2006年7月現在、胡屋十字路の一角で、中の町ミュージックタウンと呼ばれる都市再開発事業が行われ、古い建物を取り崩し、再開発ビルが建設中です。資料を見たのですが、既存物件の活用で何とかならなかったのかなと思いました。とりあえず成功を祈念致したいと思います。


華やかしき時代の香りが漂ってきます。
もちろん現在もそれぞれ元気に営業中です。誤解なされません様に。


沿道にはアメリカ人相手のお店が、英語の看板を掲げて並んでいます。


ゲート通りの名称ですが、嘉手納基地ゲート2がある、という意味の他に、この通りの間に米軍の検問所があった事があったらしいのですが、このことがゲート通りの名称になったという説もあります。


この交差点を左折すると、県道85号沖縄環状線経由で北谷方面に、陸橋を渡って右折すると、嘉手納方面に向かいます。その先で、沖縄自動車道をアンダーパスしています。


県道85号沖縄環状線との立体交差の手前にある、国際観光文化都市・沖縄市を象徴した時計台。世界地図と、下には、世界の言葉で「こんにちは」が書かれています。ちなみに沖縄方言では「CHUUGANABIRA」だそうです。
隣にある公衆トイレの水タンクは地球になっています。


県道85号沖縄環状線とは、立体交差になっており、県道20号線がオーバーパスしています。


沖縄自動車道の高架を過ぎると、嘉手納基地ゲート2になり、県道20号線は終わります。
実際の終点は、県道85号沖縄環状線との交差を過ぎた所なのかもしれません。




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