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仁義なき戦い「頂上作戦」 1974年1月公開

昭和38年。
広島では西日本広域暴力団・明石組系列の打本会と広能組、神和会系列も山守組と早川組が抗争を繰り広げていた。 この相次ぐ抗争事件に対して一般市民は暴力団批判をはじめ、警察は暴力団壊滅運動・頂上作戦を開始した。しかし抗争は一向に衰える気配 はなかった。広島には続々と応援のヤクザが集結。広能(菅原文太)と打本会会長打本昇(加藤武)は、中立的立場にいた義西会会長岡島友次 (小池朝雄)に応援を要請し見方陣営に引き込むことに成功した。広能組組員・河西清(八名信夫)が槇原組組員・的場保(成瀬正孝)に射殺さ れたことから抗争により一層激しくなる。広能は明石組幹部・岩井信一(梅宮辰夫)らと山守義雄(金子信雄)を襲撃しようとするが、動きを察 知した警察によって広能は別件逮捕され、あえなくフェイドアウトしてしまう。さらに岡島も山守組組員・吉井(志賀勝)に射殺され、広能組 と打本会は劣勢に立たされる。しかし、打本の逃げ腰に業を煮やした打本の若者たちは、義西会若頭藤田正一(松方弘樹)と共に報復を開始する。


主なキャスティング

山守組幹部
広能 昌三
「間尺に合わん仕事したのぅ」
「広島のケンカ言うたら、殺るか殺られるかの二つしかありゃァせんので・・・」
前作で勃発した山守組との抗争下、中立派の義西会・岡島を仲間に引き入れ味方の態勢固めに動く。山守組の槇原に子分 を殺され、一人で復讐の機会を狙うが、明石組の岩井に止められ復讐を断念する。打本の裏切りによって山守が警察に密告され別件容疑で逮捕 され完全に動きを封じられ、抗争から撤退を余儀なくされてしまう。


山守組組長
山守 義雄
「この際、一致団結して広能を叩き潰さんかよ」
旧村岡組を合併して広島進出を果たし、その勢いを駆って敵の打本、広能らを徹底的に追いつめる。神戸の神和会をバック につけ、幹部組員達を戦争に狩り立てる。何人もの若者を犠牲にしながら、広能を破門に追い込んだが、最後は警察の頂上作戦により遂に逮捕される。


山守組若頭
武田 明
「広島極道は芋かも知れんが旅の風下に立ったことは、いっぺんもないんで」
明石組をバックにする打本に対抗し、神和会と結んで山守組を率いるリーダー。勝手きまわりなく、無節操な山守にツケを払わせたり などして破産寸前になる。神戸の明石組本部にダイナマイトを投げ込ませ、警察の暴力壊滅作戦によって検挙される。


山守組幹部
槇原 政吉
「そっちゃ、こっちの安全地帯でヌクヌクしちょるけん・・・、わしの立場にもなってみいや。」
長年、山守に従者のようについて来た。山守が嫌う広能とは当然、犬猿の仲。山守と共に広能を潰そうと画策、子分達を放って広能組 を度々襲撃するが、警察の頂上作戦で検挙される。


山守組幹部
江田 省一
「よう見ちょれぇ、殺ったるで、生かして帰すことはないで」
山守組長のお気に入りの単細胞ヤクザ。考える事が苦手で、すぐ暴力に訴えようと息巻くのが特徴。江田・打本両組の子分同士による 殺傷事件で検挙されて抗争の前線から外れる。


打本組組長
打本 昇
「だいたい、この度のケンカはよ、広能が勝手に起こしてることでよ・・・」
山守組に広島を乗っ取られ、報復も出来ない臆病な事業家タイプ。神戸・明石組の盃を貰いながら、始終ビクビクするだけなので 敵は勿論のこと味方からも軽く見られている。自分の子分が抗争で怪我していても見てみぬふりをする。命を狙われ、びくついて、警察に検挙されて安心 した。


義西会幹部
藤田 正一
「親父が浮かぶも浮かばれんも、あんた次第や。わしを男にしてつかいや」
岡島会長に影のようについて回るやくざ。不治の病に冒されている。服役中に世話になった広能のために、岡崎との縁組の根回しを して、山守組との抗争に加わる。最後は川田組長に裏切られあっけなく死ぬ。


明石組幹部
岩井 信一
「あんたがどう思われようとこの戦争は避けられませんで。この際、敵味方きちっと色分けしとかなぁ・・・」
打本組の後ろ盾として、広能と共に山守組を破滅に追い込もうとした。中立派の義西会を明石組陣営に引き入れ山守側の若頭・武田 らに圧力をかけ、広島進出を押し進める。抗争半ばに、広能の逮捕などで戦線から手を引く。関東制覇のため、切り込み隊長として東京へ去る。


川田組組長
川田 英光
「何が悲しゅうて義西会を助けにゃあならんのよ。喧嘩やりたいヤツにはやらしとけばいいんじゃ」
義西会で野球賭博を仕切るヤクザ。山守組との戦争よりも、自分の稼ぎに精を出す。岡島と藤田から抗争資金を受けているにも関わら ず、協力を拒否する。岡島が山守組に暗殺された後、子分をそそのかして藤田を射殺する。


※本サイトは「仁義なき戦い浪漫アルバム」、「別冊宝島 仁義なき戦い」など参照。

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