馬鹿の一つ覚えの設定(展開)・メディカル編
編集:中崎実
救急救命
  • ヒロインが溺れる。で、人工呼吸。
    となった場合も気道を確保しない。呼吸を確認しない。 ただ、ドキドキしながら唇を近づける。
    そして唇が触れそうになった、まさにその瞬間!
    ヒロインが目を覚ます。
    「きゃあぁぁ!! 何するのよ(涙声)!」
    「違う! これは人工呼吸だ!」
    ……呼吸の有無ぐらい確認しましょう。肺が破裂するよ。
  • 「心音が聞こえない」「脈がない」等、死亡の確認をされている奴はたいがい仮死である。
爆発事故
  • 薬品を調合すると、必ず爆発する。それに対する備えはしない。
  • 爆発はするが、顔や服がすすで汚れるだけ。けが人は出ない。
    >現実には、薬品火傷はこわいぞ
爆死:救命不能例
  • 自爆すると、周囲に内臓や肉片を撒き散らしたりせず跡形もなく消滅してしまう。
  • しかし形見の品(帽子とかライターとか)は残る。しかも主人公の足元とかに都合よく転がってきたりする。
銃創
  • 腹を撃たれても、脱糞することは無い。
    >しかし失禁はあれども実際にショックで脱糞するものだろうかと真剣に考える自分がいるわけですが何か。
    >腹を撃たれて脱糞する=致命傷、って知識は地連で学んだなぁ。
  • 銃で胸を撃たれたヤツは半分の確率で助かる。
    • 誰かがくれたモノが弾から守ったくれたり、
    • じつは心臓が右にあったり。
  • どうでもいいヤツ(もしくは盛り上げ要員)は死ぬ。
  • 銃弾をほじくりだした後、煮えた油を流して傷口を焼く、なんていう治療はしない。
  • 問答無用で手足を切断する事もない。
高血圧
  • 高レベル同士の小手調べの斬り合いにおいて、かすり傷でも血が吹き出る。
  • しかも、必ず台詞の後以下のような事態が出来する。
    具体例
    SE:カキィィィン!
    敵「その程度か」
    SE:ブシュ!(主人公の腕から、血が吹き出る)
    主人公「まだ、戦いは始まったばかりだ」
    SE:ブシュ!(敵の肩から、血が吹き出る)
    敵「・・・少しは、楽しめそうだな」
    >・・・お互い、高血圧には気を付けようね
薬物中毒
  • 飲んで数秒後に血を吐くような、無味無臭の毒薬が存在する。
  • 毒物には必ず、治療法が存在する。
    • 数時間〜十数時間だけ耐え切れれば、後の目覚めは爽快そのもの。
    • じわじわ効いてくる毒は、決まってデンジャラスな所に生えているナントカ草でしか治療できない。
    • あるいはヒロインの涙だったり、血だったり、なんかそんな感じのその他もろもろ。
    • ごくまれに敵キャラが持っている。
      無論そのときに敵キャラのはく台詞は「解毒剤がほしければ私に勝つことだ」
    • で、何か重要なアイテムの奪い合いをしているときは間違いなくそのアイテムとの交換になる。
      >が、交渉は決裂し敵味方野次馬入り乱れての乱闘となる。
      >主に乱闘してるのは敵と脇役・野次馬で、主人公は解毒剤求めてはいずり回ってる
  • 毒とか呪いの類は恐ろしく時間に正確。
    • まずいぞ、12時間以内に何とかしなければ!=12時間は大丈夫 である。
    • しかも12時間はぴんぴんしている。
    • 当然、自分で毒消しを入手するために戦う。
  • 毒が速効性で無い場合、死にいたる時間は分単位で決まっている。
    例え、ちっちゃな女の子でも、ムキムキの筋肉男でも5分だったら5分。個人差はない。
  • 主人公や仲間が毒を盛られる場合、間違っても鉱物や重金属(有機水銀など)を使う敵はいない。
  • 即効性の睡眠薬を盛るときはディープキスで口に送り込む。
    無茶をしようとする相手を無理やり休ませるのに使う。
    相手が赴こうとしている場所の生還率が極端に低い場合、痺れ薬やマジ物の毒物の場合もある。
    主人公:「ぐ、ごほ……な、何を飲ませた?」
    ヒロイン:「行かせない……。絶対、行かせないんだから!」
    主人公:(く、目が、霞む)
  • 毒を吐く怪物が町を襲った場合、毒に犯された人々を助けるには、特効薬を取ってくるしかない。
    その特効薬とはその怪物の角とか血とかそんなのである。

  • 最近の毒 (投稿:2005年)
    • 基本的に苦しませる
      摂取した瞬間に苦しむ暇なく死ぬのはサスペンス系以外では厳禁。
    • 基本的に後遺症は無し
    • ○分後に死ぬ毒でも、その時間までは普段とほぼ変わりなく動けます。
    • 基本的に応用は利きません
      「こういった使い方もある」程度です。劇薬を調合しなおして薬にする事はほぼ皆無です。
    • 姿現した敵と対峙してるとくらっときて、「効いてきた様だな」とかゆー、「大気中に散布型」も有る
      敵:「気付いた様だな。だが、もう遅い!」
      ……当然、その後やられます。
  • 「薬というのは基本的に毒」というのが薬師キャラの決め台詞。
    >薬の調合は一歩間違えると毒の調合になるからなぁ・・・
    >副作用を押さえ、薬効成分だけを取り出すのは大変な作業なんだよ。
  • 主役・レギュラークラスに対して、致死毒は
    • 無効(見破りパターン含む)
    • それなりに苦しむが助かる、後遺症もなし
    の2パターンがある。
    たまにぽっくり逝くこともあるが、これは無敵戦士がなんでもない攻撃であっさり死ぬバカ一に近い。
  • 主役・レギュラークラスが致死毒で死亡する場合、以下のような会話をしなくてはならない。
    毒敵「もう貴様は助からん…… 5分もすればあの世行きだ!」
    味方「5分? けりをつけるには十分すぎる時間だな」
    むろんこの後、毒を盛った敵は倒されなくてはならない。
重病人
  • 病魔に侵された人物の描写は「咳き込んだ時、口元を押さえた手に残る血」 以外は許されない感じだね。
  • 喀血したあとは、その血を手に握り締めてにやりとする。
瀕死
  • 忘れられているライバル・師匠などは、主人公死にそうになると夢の中にあらわれて、川の向こうから「まだお前はこっちに来てはならん」とかいって三途の川を渡らせてくれない。
  • あと、生死の境をさまよってる時に、友とか恋人が自分の名を呼んでいるのが聞こえて現世に戻って来るってのも定番。
  • 目を開けると、名前を呼んだそいつが泣きながら見守ってたりするのな。
    で、一段落おいてから「あの時お前の声が聞こえて戻って来られたんだ」みたいに二人で語るシーンがある(笑)。
  • あるいはそこでヒロインに誰かを生き返らせる特殊能力がある事が判明。
    • その能力を使うときにはなんか死体の前で手を組んで目をつぶる。
    • で、なんか光る。
      光る部位は、「額」「涙」「握り合わせた手」「いわく付きのペンダント」。
      「胸」「指先」「掌」も光る部位に追加。
      意表を突いて「死体」が光ったりもする。
      >鼻の頭や尻や髪の毛の先端などは、どう間違っても光らない。
      >股間、頭頂部が光るとギャグ。
    • その能力はけっこう体力を消費する。
    • ヒロインは生き返った主人公を見て「よかった…」と微笑んで気を失ったりする。
    • そのあとで主人公は、ヒロインの保護者、あるいは弟などに張り倒される。
  • 目覚めた主人公は、死んだと勘違いして泣きつくヒロインに「勝手に俺を殺すな」と言わなくてはならない。
成功の確率
  • 「難しい手術です。手術がうまくいくかは…半々といったところでしょう」
    「体力が落ちすぎています。手術の成功率は…1%もありません」
    この場合、絶対後者のほうが成功率が高い。
  • 「患者の気力次第です」
    「奇跡でも起きない限りは難しいでしょう」
    以上の呪文で成功率は100%に。
  • その状況下、昏睡中の主人公は夢の中で、既に故人となってる親友に出会う。
    主人公「おまえ何故こんな所に…待ってくれ!俺もそっちに行く!」
    親友(の霊?)「いや、ダメだ…お前はまだこっちに来ちゃいけない…
    さぁ、向こうの出口に行くんだ、君の帰りを待ってる人がいるんじゃないのか?」
    グッドタイミングで、脳裏にヒロインの呼びかけが聞こえてくる。
  • そこまでの展開を主人公以外の視点でやると
    病院の廊下に置かれたベンチに無言のまま座っている主人公の仲間たち。
    廊下の突き当たりには手術室の扉があり、扉の上には「手術中」と書かれた表示灯。
    ふっと表示灯が消え扉が開いて医者が出てくる。駆け寄る中間たち。
    仲間「どうですかっ?先生!○○は助かるんですかっ?」
    医者「…最善は尽くしました。しかし今夜がヤマでしょう…後は彼の体力次第です」
    仲間「くっ…!!」
  • その夜主人公の寝かされている病室。
    扉が開いて他には誰もいない部屋に普段は口喧嘩ばかりしているヒロインが入ってくる
    >本当はICUに入っているから簡単には2人きりにはなれないのだが。
昏睡
  • 交通事故で彼女が昏睡状態になり、別の女と付き合うと、3年後に目覚めて修羅場になる。
  • 昏睡から目覚めたときなんらかのオマケがついてくる。思考が幼児化してるとか。
    >制服がぱっつんぱっつんになってるとか。
  • 起きるのは夜に彼女のベット脇に座って話し掛けている時。
  • 昏睡状態が主人公側だとヒロインがキスする。
機能障害
  • 「目から光が失われた」キャラは、聴覚がコウモリ並に発達したりするような。
  • 目が見えないキャラは見えるキャラよりも最初は強い
  • 目が見えなくとも、聴覚だけで普通に過ごせて、まるでアクティブソナーを装備しているよう。
    >パッシブだろ。
  • 眼を切られて失明っ!?
    ……となるも実は切れていたのは「まぶた」だけだったりする。
  • 隻腕とか隻眼の剣客は、問答無用で強い。そらもうベラボウに。
  • 普通激弱のはずだが、盲目や隻腕の人間はえらく強い。
    んでもってそいつらは大抵男である。
  • 盲目の女は、むしろ肉体ではなく精神方面に強いという設定が一般的かと。並外れた能力を持つ魔女とか巫女とか。
  • あと、盲目でなくても「常に目を閉じているキャラ」とかがごくたまに目を開いた場合、シャレにならんほど強い…という設定もありがちっぽい。
  • 盲目の場合女であることもありうるが、隻腕の女ってのはまずいない。
  • 隻足(つーのか?)な人間ってのも少ないな。
  • 隻腕・隻眼の女なら、GGXの梅喧ってねーちゃんがいるな。サムライガールだぁね。
    隻腕のお姉さんと言ったらクシャナ殿下だろうが!
    隻足のおっさんと言ったらシルバー船長だろうが!
    こんなイカスキャラの名前がなぜ出ない!
    >…板違いだからだね。
  • 片足の場合は昔、”名の知れた戦士”だった場合が多い。
    そしてたいていの場合、以下のパターンに収まる。
    酒場のマスター:
    経験豊富で、頼れるオヤジとなっている。
    「勇気と蛮勇の違いを理解しろ・・・失ってからでは遅い」
    飲んだくれオヤジ:
    過去の栄光に溺れている。
    「足さえ、足さえ無くならなければ・・・俺は、今でも英雄だったんだ!」
逆行健忘
  • 記憶喪失に陥っても、言葉と生活習慣だけは絶対に忘れていない。
  • 恋愛物の記憶喪失は、記憶を取り戻すと今度は記憶を無くしていた間の事を忘れる。
    冒険物だとそんな事ないんだけどね。
  • 記憶を失ってる主人公は、所々で記憶の断片を思い出す。
    自分の故郷を破壊した敵の影などがフラッシュバックされる。
    それも、とんでもない状況(敵に遭遇して乱戦状態とか)の最中に。
    >一日の疲れを癒すために湯船に浸ってふうと息を吐いたときに思い出したりはしない。
  • 記憶を取り戻すときってやっぱり強いショック?
    ギャグ系だと打撃系で、シリアスだと精神的な方だよね。
  • 失った記憶を取り戻したら、今度は記憶喪失だった頃のことを忘れている。
  • 記憶喪失、酩酊は、ふだん、高飛車なヒロイン、お嬢が心情を吐露するイベントである。
  • 記憶喪失時にそのような行動を取っていたケースでは、覚えていないふりをしているが実は覚えている。
    もしくは、記憶が戻った直後は本当に忘れているが、後で思い出して赤面しつつ胸の奥に秘めている。

※編者注:
やる事もやる順番も決まってますので、良い子の皆さんは詳しいことに付いてGoogleで検索してください。お近くの消防署などで講習会が開催されていることもあります。
※編者注2:
普通、動脈でも切らない限り血がしぶくことはないらしい(頚動脈でも切れば別だろうが、その場合数秒で「落ちる」)。
※編者注3:
パレというフランスの戦場外科医が今の方法を開発するまで、実際行われていたこと。
今の感覚ではちょっと考えにくい話ですが、銃創は鉛で汚染されていたら困ると傷口を焼いたり、四肢をひどく損傷してたら切断したり、というのが治療法だったそうで。
※編者注4:
その道のプロな方々のぼやきであると推察される。

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