AutoCAD LT 関連 【管理者向け】


※windows XP のユーザーの概念 がわからない方は、この作業はご遠慮下さい。
間違ったファイルを削除したりしますと、AutoCAD LTを再インストールする必要があります。
administrator権限にて作業して下さい。(アクセス権によっては、この下記の操作ができません)
ファイルを上書き、削除する場合は、あくまでも自己責任でお願いします。


このページのメモは、升岡が色々動作確認をした結果のメモであり、推奨する方法ではありません。
確認を取ったのは、AutoCAD LT 2005 と LT 2006での現象です。
そもそも、
メニューファイルや、印刷設定ファイル等を、各ユーザー毎に設定せずに済まないか、
起動時のツールバーの表示・非表示・表示位置を統一するためにどうしたらよいか、
を検証した結果です。

トラブルを忘れないためにメモしているだけですので、保証の限りではありませんのでご了承下さい。2005.09.30 masuoka

● 作業前のUserDataCache フォルダバックアップを取る
作業前に、必ず
C:\Program Files\AutoCAD LT 2005\UserDataCache フォルダの 
バックアップを作成 してください!

「新規ユーザーでの起動時に、エラーが発生し起動できない」場合は、このフォルダごと上書きすると、修復が可能。

UserDataCache フォルダ内を操作に失敗しますと「新しいユーザー」でのAutoCAD LT起動時にエラーが起こり起動できません。 失敗した場合は、この様なエラーがおこります。詳細説明はこちら

このフォルダを操作した後は、必ず新規ユーザーでのAutoCAD LTの起動をさせ、そのユーザーがうまく動作するかの動作確認してください。
(既に作成されたユーザーには問題が発生しませんので、必ず新規ユーザーで確認の必要があります)





● menuファイルの組込み方法

AutoCAD LTの標準ツールバーの表示・非表示、表示位置を統一するために、AutoCADLTの標準メニューファイルを上書きします。
masmenu導入時にうまく収まる(類似したツールバーが二重で表示されない)ような表示ですので、カスタマイズツールバーを導入しない場合は不要です。
この作業により、どのユーザーも、初回起動時の表示位置が統一されます。


1.下記のファイルのバックアップを用意する。

  • 【AutoCADLT2005の場合】
     C:\Program Files\AutoCAD LT 2005\UserDataCache\Support 内のうち、2つのファイルを念のため、名前変更して保存しておく。
     aclt.mnc → aclt.mnc.org
     aclt.mnr → aclt.mnr.org

  • 【AutoCADLT2006の場合】
     C:\Program Files\AutoCAD LT 2006\UserDataCache\Support 内のうち、2つのファイルを念のため、名前変更して保存しておく。
     aclt.cui → aclt.cui.org
代わりに、ダウンロードした
  • 【AutoCADLT2005の場合】 aclt.mnc、aclt.mnr、aclt.mns(このファイルは本来存在しなかったので不要?)
  • 【AutoCADLT2006の場合】 aclt.cui
を、 C:\Program Files\AutoCAD LT 200_\UserDataCache\Support
にコピーする。

■■download AutoCADLT2005用aclt.mnc+aclt.mnr
■■download AutoCADLT2006用aclt.cui


この、UserDataCache フォルダに入れたファイルは
新しくユーザーがAutoCAD LTを起動した際に、各ユーザーの設定フォルダに反映(コピー)されます。

その為、カスタマイズメニュー、印刷設定ファイル等も、入れておけば、便利なのですが、将来的にカスタムしたものが更新された気づかないうちに無駄なデータの複製をつくるようになる可能性があります。

他の項目を反映させたい場合は、次項を参照。


● UserDataCache フォルダ内の操作ついての注意点
【AutoCADLT2005、2006とも同じ(ファイルのパスを多少読み替えてください】


(この情報は、升岡が作業していく中で、動作確認をしていっただけのものですから、何ら内容を保証できるものではありません。くれぐれもバックアップを用意した上でファイル操作を行ってください)

現状で確認ができているのは、
 C:\Program Files\AutoCAD LT 2005\UserDataCache\Plot Styles (印刷スタイル管理ファイル)
 C:\Program Files\AutoCAD LT 2005\UserDataCache\Plotters (プロッタ管理ファイル)
 C:\Program Files\AutoCAD LT 2005\UserDataCache\Support (メニュー、ハッチングパターン等ファイル)
 C:\Program Files\AutoCAD LT 2005\UserDataCache\Template (テンプレートファイル)

各ユーザーの起動前(ユーザー毎のプロファイルができる前)に、
上記のフォルダにカスタマイズしたデータを入れておいた場合、新しくユーザーがAutoCAD LTを起動時に、各ユーザー毎のフォルダにコピーされる。

その為、デフォルト状態で設定を組み込みたい場合は、UserDataCache フォルダ にデータを入れておくと良い。


注意点
  • 上記フォルダの直下に入れた「ファイル」についてはコピーするが、「フォルダ」はコピーされない。
  • 保存されているファイルを削除すると、新規ユーザー起動時に、起動できなくなる。
    ファイルを加えるのは構わないが、既存のファイルに関しては、削除や移動をしないこと。
  • ただし、各ユーザー毎のプロファイルができた後は、各ユーザーごとフォルダにある下記データは不要なので、削除しても良い
    C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\Autodesk\AutoCAD LT 2005\R10\jpn\
    • Plot Styles  (例:*.ctb、*.stb)
    • Plotters  (例:*.pc3)
    • Template  (例:*.dwt)



● UserDataCache フォルダ内の操作(具体的操作)


【Plot Styles】フォルダ
  • AutoCAD LTのデフォルトの *.ctb,*.stbファイル は削除すると新規ユーザー起動時に、エラーが出て起動できなくなる。
  • 既存の*.ctb,*.stbファイルは変更・削除せず、ユーザー定義のctbを、追加すると良い。
    • なお、各ユーザー毎に作成された【Plot Styles】フォルダの中の *.ctbファイル は、削除しても構いません。(整理(削除)しないと、印刷時に選択項目が多く、印刷が面倒です)
      C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\Autodesk\AutoCAD LT 2005\R10\jpn\Plot Styles
      既存の ctbファイルは、グレースケールで出力、などと通常の建築図面を作成するのには不必要なものが多い。

【Plotters】フォルダ
  • AutoCAD LTのデフォルトの *.pc3、*.pmpファイル、pmpフォルダ は削除すると新規ユーザー起動時に、エラーが出て起動できなくなる。
  • ユーザー定義のpc3は、追加しない方が良い。
    pc3ファイルは、作成したプリンタの名称やドライバのバージョン等が異なるだけでエラーが発生したりしますので、UserDataCache フォルダには、ユーザーが定義したpc3ファイルは、入れない方が良い。

【Support】フォルダ
  • カスタマイズしたmenuファイル関連(masmenu_v○○○.mnu、mas-○○○.bmp)、またカスタムしたハッチングパターン(mas-○○○.pat)は、全てファイル名の前方に「mas」の文字が入っている。

    ※新しいバージョンが出た場合、デフォルトに戻したい場合等は、ファイル名順に並べ替え、ファイル名に「mas」の全て付いたものを削除すること。

【Template】フォルダ(問題点があるのは、LT 2005 のみです)




● ツールバー関連の表示について(レジストリ操作を含む)

AutoCADLTのツールバーは、メニューファイル内に座標の記述があるが、一旦プロファイルができた後は、レジストリにて座標を記憶しており、そちらが優先される。

旧メニューファイルのロード解除しても、レジストリ内には情報が残る。
問題があった場合は、削除した方が良いかもしれない。

■■■■■■■!!!必ずレジストリのバックアップを取った上で作業してください!!!■■■■■■■

AutoCADLT2006のプロファイル自体はこちら(LT2005もほぼ似たパス(R10)である)

HKEY_CURRENT_USER\Software\Autodesk\AutoCAD LT\R11\ACLT-4001:411\Profiles\<<名前のないプロファイル>>
(ここ以下を削除すると、個人のプロファイルが削除されるようである)



ツールバーの設定はこちら

HKEY_CURRENT_USER\Software\Autodesk\AutoCAD LT\R11\ACLT-4001:411\Profiles\<<名前のないプロファイル>>\Toolbars
データ内にツールバーの表示・非表示、座標が記述されている
● 作業後記

UserDataCache に手を加えるのには、メリット、デメリットがあります。

今回は、
  • 複数ユーザーが使用する可能性があるクライアントであること
  • その都度、カスタマイズしたツールが組み込まれていないと、作業効率が著しく下がること
  • フォルダのパスの概念が理解しにくいユーザーに、ユーザ-毎にプロファイルの階層が深い状態で、正しい操作をしてもらえるか不安があり、誤操作を避けるため
等の理由で、あえてこちらに組み込むことにしました。

acltファイルを上書きしたのも、ツールバーの表示・非表示、表示位置、を統一させたいためにあえて、上書きして、UserDataCache に 組込みました。

※ただ、導入部署によっては、カスタマイズメニューの、随時バージョンアップの可能性が高いため、acltのメニューファイル以外はあえて手を加えず、各ユーザー毎の作業にしております。

また、このフォルダ関連のトラブルは、新規ユーザー起動時にしか、エラーが起こらないため、見落としがちになります。
今回、私が「何をやったときにダメだった」と、一つ一つのファイルごとに、別ユーザーで検証をした結果の認識ですので、間違いがあるかもしれません。
(当然Autodeskも、このフォルダを操作することを、推奨するはずがないので)



通常操作することが少ないフォルダですので、管理者がUserDataCacheに何かファイルを追加した場合で、各種ツールバーなどがバージョンアップされた場合など、いつまでも余計なデータをプログラム内に、残しがちになることが予測されます。

内容を良く確認した上、自己責任でご判断下さい。




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