指圧健康堂
Shiatsu-Kenkodo

役立つバックナンバー



◇◆◇◆◇◆◇ 指圧健康堂  ◇◆◇◆◇◆◇



                  
● 第二十八回 ●


:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:

皆さん、大変遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
本年も「指圧健康堂」をどうぞよろしくお願い致します。

このニュースレター「指圧健康堂」では、ドイツで治療師歴16年の
筆者が普段の治療中に患者さんから受ける質問への回答・アドバイスを
中心に、皆さんの健康維持に役立つ情報をお届けしたいと思います。

       どうぞよろしくお願い致します。


:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:

♪指圧健康堂、第二十八号の内容♪

★特別編「治療師への道 第二回」

★あとがき

★筆者紹介

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

この「指圧健康堂」へのご意見・ご感想・ご要望などがございましたら
メール(kenkodo@hotmail.com)または当サイトの掲示板
(http://bbs.infoseek.co.jp/Board01?user=9298)に
ご意見を頂けると嬉しいです。よろしくお願い致します。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:

★特別編「治療師への道 第二回」

今年最初の「指圧健康堂」をお送りします。
今回は1年ぶりの特別編です。

現在は3年間になりましたが、当時の指圧学校は2年間の就学期間でした。
週に3回実技の時間がありました。指圧が2回で他は按摩とマッサージ
だったと記憶します。
入学したばかりの頃の実習の時間は、押すポイント(つぼ)
も上手く取れず、力加減もつかめず、クラスメートの治療を受けても
お世辞にも(!)気持ち良くないのです(笑)「こんなんで大丈夫かな?」
と自分自身でも心配でしたが、皆2年目も半ばの頃には自信もつき、教室内には
「ピーン」と張り詰めた「プロの治療」の雰囲気が流れ始めたことを想い出します。

夜間部のクラスでしたから年齢層も18歳から70歳まで。
皆一人一人違う人生があったはずです。
2年間、雨の日も風の日も毎日午後6時から始まる授業に参加するのは
並大抵の苦労では無かったでしょう。皆さん本当に真面目で立派な方々でした。
皆さんお元気でしょうか?

2年目の冬休みが明けると3月の国家試験は目前。
試験は筆記、実技、口頭の3科目。東京都の筆記試験会場は東京農業大学でした。
(実はこの大学、高校時代に進学したい大学のひとつでした。でも数学でつまづき
理系を諦め文系(法学部)に進路を変更した経緯があります。)
早めに家を出たのですが、日曜日の朝なのに最寄駅から大学までの道は恐ろしい
ほどの「人の波」。
他に何かイベントでもやっているのかな?と思ったほど。この人の流れがすべて
大学に向っている事が判った時は
「こんなに(毎年)プロになる人がいるの?」と本当に驚きました。
もちろん他の学校の人達(鍼灸、柔道整復師)もいたからなのですが、
それにしても正直こんなに同業者(競争相手)がいるんじゃ
「患者さんの取り合いになるんじゃないの?」と心配になりました(笑)。
それはそれはすごい人数でした。今は学校も増えたので受験者も
もっと増えているはずです。

試験は年に一度の一発勝負。落ちたら来年まで待たなければなりません。
実はこの時もうドイツ行きが決まっていました。5年は帰るつもりは無かったので
「絶対に落ちる訳にはいかない!」との「背水の陣」受験でした。

筆記試験が終わってからの感想は「勉強してない事が出題された」と言う感じ。
クラスメートの意見も同じ。特に「病理学」が厳しかったですね。
「細胞の分裂」に関する所が集中して出題されたのですが、
正直言って「ひぇー!そこは勉強してねーぜー!」という感じ。
今ならドイツ語ですべて答えられますが、あの頃は勉強の仕方を間違って
いたのでしょうか?
正直「病理学の先生」を恨みました(笑)

筆記試験の後、確か1週間後位に日を改めて、実技と口頭試験が我々の学校の
近くの盲学校で行なわれました。寒い日でした。
控え室は暖房が効いていたはずですが、緊張で震えが止まりません。
クラスの仲間同士で背中をさすって温めあいました。でも手は冷たいまま。
実技試験では試験官をマッサージするのですが、冷え切った手で治療しては
「マイナス点になる」と我々は信じていました。
最後は皆で用意した「使い捨てカイロ」をズボンの両ポケットに忍ばせ、直前まで
それを触って手を温めていました。

口頭試験は手首の筋肉に関しての質問。
手首の内側で、指を曲げたり伸ばしたりすると浮き出る筋肉があります。
正直言って「ひぇー!そんなの初めて聞かれたぜー!」という感じ。今なら全部
名前から働き、どの筋肉が何処から何処まで走行しているかもラテン語で答えられ
ますが、あの頃は勉強の仕方を間違っていたのでしょうか?
正直「解剖学の先生」を恨みました(笑)

直後に実技試験。うつ伏せになっている試験官に
「ハイ。では背中の筋肉を按摩して下さい」
正直言って「ひぇー!そんな按摩したことね―ぜー!」という感じ。
上記のように指圧学校にも「按摩・マッサージ」の授業が有りますが
、按摩の実技では「肩もみ」だけを教わったような気がします。
正直「按摩の先生」を恨みました(笑)

つづく


:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:

★あとがき

大変御無沙汰しております。長い冬休みを取らせて頂きました。
年末にはミュンヘンへ友人に会いに行き、昔住んでいたガルミッシュ・パルテン
キルヒェンで一緒にスキーを楽しんできました。
治療室での仕事は1月3日から始めています。

私がドイツスキーナショナルチームで働いていた頃の選手が今期ワールドカップで
「大ブレーク」。
一人は滑降のレースで初優勝。その4日後もう一人の選手が回転で3位になりました。
どちらも32歳にしての「初の表彰台」。「センス、才能はピカイチ」と自他共に
認める二人でしたが、成績が出ない為ナショナルチームからの引退をささやかれて
きた選手達でした。
とかく強い女子チームばかりに目が行くドイツのメディアですが、今後は男子の
レースからも目が離せなくなったようです。

月に2回参加している講習会は今年も続きます。2006年3月に国家試験があります。
今年も自ら忙しくしていこうと決意しています。

北海道のかもい岳に住む方から、「こちらは豪雪」というメールを頂きました。
その方から、
「手に職があるという事は、人生強気に生きていくためにも大事な事ですね」
と温かい励ましの言葉を頂きました。
謹んで御礼を申し上げます。

2005年、皆様の健康と活躍をドイツよりお祈り申し上げます。
今年も宜しくお願いします。


:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:

★筆者紹介

石川 正 

指圧師、スポーツメディカルトレーナー、ドイツ医療マッサージ師。
リンパドレナージュ治療師(浮腫治療)。
現在、フランクフルト近郊(Offenbach) の治療室に勤務。

指圧、マッサージ師国家試験合格後1988年5月渡独。
総合病院に3年間勤務後、4年間ドイツスキーナショナルチーム専属の
スポーツメディカルトレーナーとして世界中を転戦。
リリハンメル冬季五輪にドイツチームでは初めての日本人スポーツ
メディカルトレーナーとして参加。(HPに当時の写真を載せています)

ドイツVDB公認スポーツ理学療法士、
ドイツマッサージ師国家資格を取得。
長野冬季五輪参加(フィンランドチームに同行)
ソルトレークシティー冬季五輪参加(リヒテンシュタインチームに同行)


▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m
取り上げて欲しいテーマ、質問等ございましたら、以下の
アドレスにメールを下さい。
順次テーマとして取り上げていきたいと思います。

発行者 : 石川 正
メール : kenkodo@hotmail.com
発行者webサイト:http://shiatsu-kenkodo.hp.infoseek.co.jp
指圧健康堂・ご意見板:http://bbs.infoseek.co.jp/Board01?user=9298

無断転載はお断りします




ご購読(無料)の申し込みは こちらからどうぞ



新しく、掲示板を設けました! メールはこちらまで

  指圧健康堂へ