指圧健康堂
Shiatsu-Kenkodo

役立つバックナンバー



◇◆◇◆◇◆◇ 指圧健康堂  ◇◆◇◆◇◆◇



                  
● 第二十一回 ●


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皆さん、こんにちは。随分と日も長く、明るくなって来ましたね。
今日からサマータイムが始まるので、日本との時差は7時間に
なります。Ostern(オースターン、イースター)も近いし、春の
ムードたっぷりになってまいりました。

このニュースレター「指圧健康堂」では、ドイツで治療師歴15年の
筆者が普段の治療中に患者さんから受ける質問への回答・アドバイスを
中心に、皆さんの健康維持に役立つ情報をお届けしたいと思います。

       どうぞよろしくお願い致します。


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♪指圧健康堂、第二十一号の内容♪

★膝のリハビリ

★今週のTip!  陰陽について(その2)

★あとがき

★読者の皆様へお知らせ

★筆者紹介

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この「指圧健康堂」へのご意見・ご感想・ご要望などがございましたら
メール(kenkodo@hotmail.com)または当サイトの掲示板
(http://bbs.infoseek.co.jp/Board01?user=9298)に
ご意見を頂けると嬉しいです。よろしくお願い致します。

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★膝のリハビリ

今回のテーマは膝のまわりに筋肉をつけて、膝を安定させて正常に動かし、
痛みを軽減させる方法。

例えば上腕2頭筋という筋肉があります。ポパイで有名な腕に「ちからこぶ」
を出す筋肉です。これを鍛える為にはダンベルを持って「いーち、にーい、
さーん」と関節を動かしながら持ち上げる方法があります。
他には、肘を90度に固定し、「ちからこぶ」を意識しながら「うーん!」
と力を入れて鍛える方法があります。

以下に紹介する方法は関節に負担をかけないで筋力をアップする方法で、
手術後のリハビリの第一段階にも使うオーソドックスなものです。
関節を動かすと痛みの出る人への治療にも、そして予防にも使えます。

鍛える筋肉は2つ。太股の前側の筋肉(大腿四頭筋)とふくらはぎの筋肉
(下腿三頭筋)です。大腿四頭筋は膝を伸ばす筋肉。下腿三頭筋は足首を
曲げたり、膝を伸ばした状態、つまり膝の安定状態を維持する筋肉です。

つまりこの2つの筋肉に力が入ると(緊張状態にあると)膝の関節が
伸ばされ、足が真っ直ぐになります。
この膝関節が伸びた状態がストレスに一番強い安定した状態です。
特に中高年になるとこの2つの筋力が衰えてきて、膝が安定せず他の特定
部分に負担が増加して痛みが出る場合が多いのです。
俗に言う「足腰が弱る」の足の部分はこの「大腿四頭筋」を指します。

1)仰向けになります。
痛む方の足(写真では左足)の太股に目一杯、力を入れます。
膝の上の筋肉が盛り上がる様に。

10秒力を入れ、10秒休むリズムが良いでしょう。
5分もやれば結構疲れます。一日何回やっても結構です。
力を入れるとき足首がぶれないように気をつけます。

ここドイツでサッカーのプロ選手を目指している堂坂昌平君
(石川県金沢市出身。20歳)に今回はモデルになってもらいました。
鍛えているので筋肉の盛り上がりが良く判ると思います。
(写真1)が太股に力を入れていない状態。(写真2)が力を入れている
状態。(↓写真↓)
http://www.geocities.jp/acchande/Photo.21.html

2)膝を伸ばす感覚をもっと意識する為に、膝の下にボールを入れています。
(写真3)自宅ではタオルを軽く巻いて膝下に入れます。
このボールを「押しつぶす」意識が、太股の筋肉を緊張させます。

3)上記のトレーニングだけでは太股の筋肉しか鍛えられません。
(写真3)の足首に注目して下さい。足のつま先を手前に引いています。
この動作がふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)を緊張させる動作です。

最初はふくらはぎと太股の二ヶ所同時に力を入れる事が難しい人がいます。
頭で解っていても末端部分では出来ないのです。

その為、私の治療院ではふくらはぎを意識させる為、ゴムのバンドを足の
指で引かせ負荷をかけます。(写真4)

注意点は力を入れるとき「息を止めない」事。息を吐きながら力を入れます。
つま先を手前に引くと膝の裏側に痛みが出る人が多いのですが、その場合は
「アイスノン」などで(タオルに撒いて)痛い部分を冷やしながら行ないます。

ここではベットの上で治療を行なっていますが、この動作はどこで行なっても
効果があります。電車の待ち時間、勤務中椅子に座っている間、など何処でも
できます。つま先を引いて膝を伸ばし、太股に「ちからこぶ」を作るイメージ
で行なって下さい。

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★今週のTip! 陰陽について(その2)

今週は前回のつづきで、陰性食品と陽性食品について、詳しくお話し
していきます。

まずは、陰性食品の特徴から

・暑い、暖かい土地、気候にとれるもの
・精製されて色が白いもの(科学的に合成されたものも)
・やわらかいもの
・油分、水分の多いもの
・寒色系の食品(白・緑・青)

以上の物は、ほとんどが陰性食品です。陰性食品は体を冷やすので、
冷え性の人(妊婦さんも)は直接(生で)摂るのは避けた方がよいようです。
夏の暑い時期、暑い地方で取れる作物は身体を冷やす、と前回も書きました。
そして、冷え性の人は夏だからといっても、あまり身体を冷やすものを
取らないように気をつけて、冬に向けて身体を調整した方が良いと思います。
私は以前はサラダが好きだったのですが、今では真夏以外はほとんど生野菜を
食卓に出さないようにしています。

続いて、陽性食品の特徴です。

・寒い、涼しい土地、気候にとれるもの
・塩気、辛いもの 
・固いもの
・地下でまっすぐ下にのびる植物(根菜類など)
・暖色系の食品(赤(ほぼ肉類)・黒・黄)

以上が陽性食品に多いようです。一般的に陰性食品と陽性食品を、季節に
よって摂り分けると良い、という比率があります。

春  3:7(陰性:陽性)
夏  5:5
秋  2:8
冬  1:9


もちろん、寒い季節には「陰性食品」を一切食べてはいけない、と言う事では
なく、例えば香味野菜やスパイスを加えたり、大根や白菜などは生のまま
たくさん食べれば体を冷やしてしまいますが、火を通して鍋料理などの温かい
料理に仕上げれば(陽性化してしまえば)大丈夫なのです。

つまり、「火を通す事」がポイントなんですね。
だって、火を通して(調理をして)食べる事が出来るのは、他の動物には無い
人間だけの特権なのですから。


       (あ)

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★あとがき

私は昔から個人的にあまり「サラダ」を食べない人間で、学生時代、学食
で食事をしている時も友人に、「いしかわぁー!(ビタミン補給の為)サラダ
も食えよ!」とからかわれた事がよくありました。
「冷え性」のコーナーにも書きましたが、当時から私は「超!寒がり」だった
ので、体が受け付けなかったのでしょう。私の体の反応は正しかった訳です。

友人の頭の中には「サラダ=ビタミン豊富=体に良い」があったのでしょう。
というより、当時の日本人全体の常識だったと思います。
今ならちゃんと反論出来ます。

病院の患者さんのお見舞いに「トロピカルフルーツ」の盛り合わせ、という
のがありそうですが、特に寒い時期には「体を冷やす」為に止めたほうが
良いでしょう。かえって具合が悪くなってしまうかも?

4月9日から12日までヨーロッパはイースター休暇に入ります。
4月は週末2回の講習会参加と、我が家の引越しを予定しております。
よって真に勝手ながら4月いっぱい「指圧健康堂」を休刊します。

今回のテーマ「膝の痛み」は弊WEBサイトの掲示板に投稿いただいた方のご希望
により掲載しました。ありがとうございました。

本来ならいつものように、どういうメカニズムで膝の痛みが発生するのか、と
いう詳しい理論から入るべきでしたが、約1ヶ月掲載間隔が空く為、即、役に
立つ筋肉トレーニングを最初に紹介しました。御了承下さい。

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★読者の皆様へお知らせ

私の個人的な都合ですが、以前より計画しておりました別分野の治療国家資格
取得の為、4月より約月2回、週末の講習会に参加出来る事になりました。

日本人としてドイツ社会に貢献できる本物の治療師になる為、今後4年計画で
ドイツで取得可能な治療資格をすべて受講(合格)し、医学理論、治療技術、
及び私個人のレベルをさらに上げ、患者及び読者の皆様の御要望に答えていく
決意です。

「指圧健康堂」は昨年10月の発刊以来、皆様の暖かい応援を受けながら、現在
まで週刊を目標に発行してきましたが、上記の時間的な理由により、今後は月
2回の予定で読者の皆様にお届けしたいと思います。

新しい医学の勉強を通して、今まで以上に違った面から健康情報をアプローチ
できると考えています。

次回の発行は5月の第一週を予定しています。
これからも「指圧健康堂」を宜しくお願い致します。

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★筆者紹介

石川 正 

指圧師、スポーツメディカルトレーナー、ドイツ医療マッサージ師。
リンパドレナージュ治療師(浮腫治療)。
現在、フランクフルト近郊(Offenbach) の治療室に勤務。

指圧、マッサージ師国家試験合格後1988年5月渡独。
総合病院に3年間勤務後、4年間ドイツスキーナショナルチーム専属の
スポーツメディカルトレーナーとして世界中を転戦。
リリハンメル冬季五輪にドイツチームでは初めての日本人スポーツ
メディカルトレーナーとして参加。(HPに当時の写真を載せています)

ドイツVDB公認スポーツ理学療法士、
ドイツマッサージ師国家資格を取得。
長野冬季五輪参加(フィンランドチームに同行)
ソルトレークシティー冬季五輪参加(リヒテンシュタインチームに同行)


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m
取り上げて欲しいテーマ、質問等ございましたら、以下の
アドレスにメールを下さい。
順次テーマとして取り上げていきたいと思います。

発行者 : 石川 正
メール : kenkodo@hotmail.com
発行者webサイト:http://shiatsu-kenkodo.hp.infoseek.co.jp
指圧健康堂・ご意見板:http://bbs.infoseek.co.jp/Board01?user=9298

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