ニゲラ

【英名】black cumin/nigella
【学名】Nigella sativa

ニゲラの雑学
はなびら(花弁)に見えるのはがく〜がく片で、花は退化して無いのだそうです。
黒いタネを潰すとあまいフルーツの芳香があるといわれ、熟した果実は自然に裂けてこぼれた種でも繁殖します。
古くはスパイスや薬として使われたそうですが、最近では鑑賞用、エッセンシャルオイル、種の香りを楽しむようです。
花が大きい品種ラブインアミストと同属。
育て方
別名:フェンネルフラワー
和名:クロタネソウ(黒種子草)
キンポウゲ科/クロタネソウ属/1〜2年草
開花の時期 5〜7月頃
花言葉:とまどい、困惑
種まきの適期 9〜10月頃
発芽適温 18℃前後
一般には秋種き。タネは光を嫌うので土をやや厚めにかけて、遮光します。
水やり・肥料
土壌も選びませんし、ごく普通の水やりで管理できます。
肥料が少なくても元気に生長してくれます。
注意点
移植を嫌いますので、購入した場合は、根を傷つけないように植え替えします。
利用・効能
まるく膨らんだ袋の中に、胡麻のような黒い種ができ、この袋状の果実が、茶色になったら種として保存します。
種は香りがいいので、炒って香辛料なると聞きますが食用はおすすめしません。
花は、鉢植えや切り花で鑑賞用として楽しむほかにポプリ、ドライフラワー、浴用剤にして用います。
花が終わっても、まるくふくらんだ果実を花束にしたりアレンジフラワー、ドライフラワーにして利用できます。
害虫と病気
特に、病害虫の被害はありません。
ラブインアミスト
【英名】love in a mist
【学名】Nigella damascena
キンポウゲ科/クロタネソウ属/1〜2年草
色は白やブルー、ピンクなど園芸品種も豊富で、 一重咲き、八重咲きなどがあります。
ブラッククミンと同属。

ニゲラ