★2003.9.25 「姫路ライラ」にて 井上陽介さん

                
エイブラハム・バートン & 江藤良人

   
 

いきなり、パワフルなナイトインチュニジアで始まった、井上陽介(ベーシスト)さんのライブ。
拍手も物凄い「間」で入って来る、と、エイブラハムのSAXが炸裂!(1曲目からいきなり凄い。)
そのエイブラハムのパワーに、触発されたのが井上さんのウッドベースにもパワーが!。
ウッドベースをこんなにパワフルに演奏しするのは、井上さん以外にまだ聞いた事がな〜い。
格闘技の様なベース。床からは、江藤良人さんのドラムのリズムが調度、体のお腹の当たりに響く。
いきなり音のバトルに、「姫路「ライラ」まで井上さんのライブを聞きに来て良かった!最高!」と実感。

 

2曲目はうって変わって、渋〜い曲。
この演奏者と聞く側(客席)、ライラ全体のエネルギーが素晴らしい。
途中、エイブラハムのMCがあり井上さんに、
「この素晴らしいドラマー、何処で見つけて来たん?」
(私は英語は頭の中で関西弁に変わってしまう。すみません。)と江藤さんへのコメント。
客席からは、「エブライハムと江藤さん、似てる〜!(主に頭の当たり、ヘアスタイル?や雰囲気か?)
兄弟みたいや〜(江藤さんが弟らしい?)」の声。

 

3曲目はエイブラハムの渋いソロがあり、場内シ〜ンと聞き入る。
聞かせるね〜。
次の曲からは、だんだん、またパワフルに展開。客席も吠える吠える!
演奏もどんどんヒートアップ客席も熱い!。
エイブラハムの指導で1フレーズを教えてもらい、客席もコーラス(スキャト)で加わる、
これがかなり難しいフレーズで、普段楽器演奏やヴォーカルをしている観客が過半数というセミプロみたいな観客でやっと、何とか着いて行く。
演奏者観客が一つの同じ空間で音楽を共有している充実感、そんな満足感が客席に広がる。
エイブラハムのMCにも、観客のエネルギーを演奏者も(観客のエネルギーを)感じて感動、みたいなことを述べ。
「みんな知ってる?ライブが終わったあと、ここで打ち上げあるからね。参加するんだよ!」と、エブライハム自身からのお誘い。
(前回のここでの打ち上げがかなり印象に残っていたらしい。)

 

井上陽介さんの演奏はパワフルなところは、力強さが(細い方なのに。)体の真へ響いて来る様な演奏で、渋い曲は唸る様に渋く、スローな曲はじっくりベースの響く音を聞かせて下さる。
変化に富んだ素晴らしさで、リズムや音を体全体で感じ取れる。
じっくり、しっとり、またパワフルに聞かせて下さる井上さんのベースは、秋の雰囲気にぴったりでした。

 

だんだんアップテンポになり、客席が乗り始めると、ライラの客席のリズム感の凄さにも、いつも感動を覚えます。
気持ち良い、リズム感(観客に、リズムを前取りで取る方なんてもちろん絶対居ない!凄いリズム感!)心地良い乗り。
観客を誘発し、感動させ、引っ張って行く、演奏!!
観客は、手拍子、足でリズムを刻んで、叫んで、吠えて、自由に楽しんでいる。でも、その「間」が凄い。
あたかも一緒に演奏しているかの様な、なんとも全体から音がリズムが響き渡り、
迫り来る音の臨場感がたまらない。
音楽で最高の贅沢。

後半の最初、アマチュアとしてライラ常連の多田功くんが演奏に加わり、同じく井上さんの大阪音大の後輩も井上さんのお誘いで参加。
素晴らしい、力のこもった熱い演奏を聞かせてくれた。こんな素晴らしいメンバーと共演出来るなんて、なんて素晴らしいこと。
その井上さんやエブライハム演奏のあと、エブライハムは「いろんなところでライブをして、若い人達とセッションを一緒にする機会が有るけど、今日の人達は素晴らしい。」
(たぶん。私の訳なので…。正確では無いかもしれません。すみません。)とのコメントでした。
エブライハム自身の演奏にも一回りもふたまわりも自信と余裕を持った大きさを感じました。
(見た目はデカイ、パワフル、いかつい(スミマセン)、って言う感じの先入観なのに、以外と(失礼・・・)小顔で、まつげパッチリで可愛いということも発見・・・。)

演奏に応える様な「ウォー!」という観客の唸り声?掛け声が自然と湧いて出る。
ドラムの強烈なリズムが全体を包み、床から体に響くベースの音。
ライブでしか味わえない気迫、迫力。
充実した時間は、あっという間に過ぎて行く。音楽の最高の贅沢。
その一瞬一瞬の音やエネルギーを共有した素晴らしさは最高でした。
ライブが終わり、しばし客席も全員興奮状態で力尽きている。

 

そこで、ボチボチ、今夜の主催者「ライラ」のマスターを囲んで、エブライハムがMCでも客席に言っていた、打ち上げに突入。
深夜までOKの観客も参加。
私達はホテルを予約して姫路まで井上さんのライブを聞きに来ていますので打ち上げにも終電の心配無く安心して参加しています。
毎回宿泊してでも必聴の姫路「ライラ」でのライブです。

とまあ…、主催して下さったライラのマスターを囲んで、打ち上げが始まりました。
マスターのいつもの調子で「しりとり、しょうか!」に常連さん達は「マスター!でけへんて〜!エイブライハム日本語分かれへんねんから〜!」と脱線しながら、ライラの夜は、更けるどころか!何時!深夜はとっくに越えている。

打ち上げで初めて、江藤さんと話しました。
鈴鹿の山の中?で小さい時から、ドラムを叩いていたそうです。
マスターに因れば、「とんでもない(凄いドラマーの意味)ドラムやな〜」と絶賛。
常連さんに因れば、マスターは実は、ドラム大好きらしく、ドラマーにはうるさいらしい。

前回は打ち上げ最終まで参加しましたが、今回は、日頃の仕事の疲れが出てしまったのか、眠くて、途中退場・・・。
(といっても・・。1時ころだったのでは?)
その後、ライラのサイトに写真が有るように、歌って・・・・。
まだまだ、盛り上がった様です。
次回は、体力付けて打ち上げ最終まで、楽しみましょう!!!

楽しかったです。
井上さ〜ん!!ライラのマスター!!エブライハム〜!!江藤さ〜ん!!そしてライラ常連の皆さま〜!!
熱いライブを!!ありがとうございました〜!!

◇ニューヨーク在住のジャズ・ベーシスト 井上陽介さんのサイトへ リンクします。

2003.9.26

姫路のジャズ・ライブ・スポット「ライラ」
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