-- 旅に役立つ VaioU --
たまたま店頭で見かけたVaioU3。

新型が出たため型落ちで在庫処理の実質9万円!

ちょうど愛用していた牛さん模様会社のノートPCに内蔵されていた
DVD-ROM Drive が壊れたこともあって、
修理中に使えるノートPCが欲しい!!

極め付きは残り一台の張り紙!!!


そして、つい衝動的に買ってしまいました。



-- PDAの不満点--
PDAの魅力的はとてもコンパクトにまとまり、かつ起動が早いことだ。
またこれ一台でインターネットや「チョットした計算」なら十分こなせる。

しかし!

不満がないこともない。一番の問題は
「『チョットした計算』なら十分こなせる」
ということだ。
そう私は『チョットした計算』では足りないのだ!!!
購入前に Mathematica, SciLAB が win CE で使えないことは
予想していたが、GCC も使えないとは・・・。
(もちろん数時間とか数日かかりそうな計算は、VaioU3の Crusoe:900MHz でも非力だし、
そういう計算は自作PC(Pentium4:2.5GHz)に任せるが)

さらに TeX, PostScript file が(初代シグマリオンだと PDF も) 取り扱えないのも
私にとっては深刻な問題であった。

もしかしたら Linux を入れると上記の問題は解決するかもとも思ったが、
それすると周辺機器が使えなくなる。
winCE ←→ Linux 双方間の切り替えが必要に応じて気楽にできるなら
それでも良いが、 Backup を取るなど非常に面倒かつ長時間の作業が必要になる。


-- 購入後の感想 --
そこで目に飛び込んできたのが Vaio U3!
GCC, Mathematica, SciLAB, LaTeX, PostScript, PDF を出先で使えて
重宝なのは予想通りだが、使って初めて気づいた利点として、
この「小ささ」と「バッテリーの持ちの良さ」が
Projector で発表するときに非常に便利。
なんというか、ちょっと買い物に行きたい時に、
「車庫から車を出すのは面倒だが、原付なら手軽で便利」
という感覚に似ているような・・・。

PCとPDAの違いとして、よく挙げられるのは画面の広さの違いである。
事実、シグマリオンの画面は 640x240 pixel だが、
VaioU3 だと 1024x768 pixel ←→ 800x600pixel の切り替えができる。
しかしこの画素数が増えるという利点は、予想に反してあまりなかった。
というのは字が小さくなり目が疲れるからである。
事実、私は 1024x768 pixel は諦めて 800x600pixel を使い、
かつフォントを大きくしたのでほとんど意味がない。
ただし写真や絵などが格段に綺麗に見えるのは嬉しいかも。
結局、家では外部モニターに接続している。

これまでの環境と比べて後退してしまったなと思う点は、
モデムと赤外線通信のポートがないこと。
ADSLなどの普及により電話回線を通じてネット接続する機会は
少なくなったにせよ、旅先ではやっぱり使いたいときがある。
最近はモデムが無くても赤外線通信で公衆電話につなぐことができるが、
VaioUには赤外線通信の機能もない。
赤外線通信は他のノートPCやシグマリオンとの同期や
プリンターとの接続にも使ってきたが、
それが出来ないのはかなり辛い。

あとソニーだから仕方がないのかも知れないが、Memory Stick スロットよりも
Compact Flash スロットを内蔵して欲しかった。
そうすれば PCMCIA スロットを開けたまま、Sigmarion の周辺機器(モデムなど)を
使えるので自由度がもっと広がったはず。
ソニーは変なところで石頭なのが困る所ですね。

ついでにソニー独自の IEEE1394 も何とかしてほしいなあ。
一応、4pin<=>6pin の変換ケーブルもあるけれど、
電源のところまで含めて変換してくれる物がほしい。 (2004/2/29)



-- 設定の変更 --
Vaio U3 から初めて windows XP を使い始めたが、
最初、とても不安定で再起動の嵐には困った。
まあ不安定なのは、95 系統に慣れている人たちには当たり前なのかも知れないが
windows 2000 の安定性に慣れきった者には少々苛立たしい

いろいろ調べた結果、新しく導入された「Luna」が悪さをしている様なので
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;819946


○「フォルダに共通の作業を表示する」をオフにする 
(1)[スタート]→[コントロールパネル]を選択する。
(2)[デスクトップの表示とテーマ]→[フォルダオプション]をクリックする
   (もしくは[フォルダオプション]アイコンをダブルクリックする)。
(3)「フォルダオプション」が表示されるので、
   [全般]タブにある[従来のWindowsフォルダを使う]を選択して
   [OK]をクリックする。

○「メニューをフェードまたはスライドして表示する」をオフにする 
(1)[スタート]→[コントロールパネル]を選択する。
(2)[パフォーマンスとメンテナンス]→[システム]をクリックする
   (もしくは[システム]アイコンをダブルクリックする)。
(3)「システムのプロパティ」が表示されるので、[詳細設定]タブに
   ある[パフォーマンス]欄の[設定]をクリックする。 
(4)「パフォーマンスオプション」が表示されるので、
   [視覚効果]タブにある[メニューをフェードまたはスライドして表示する]
   のチェックを外して[OK]をクリックする。 

これで不安定さはほぼ解消する。
(と言っても、数日に一回は再起動することになるが)
なお、残念ながらこの問題を修正するためのモジュールは、
現時点(2003/7/26)では提供されていないようだ。

NT系統のOSは安定性が売りのはずなのに、
基本的なところに致命的なバグを有しているOSを売るのはどうかと思う
しかも数ヶ月たっているにも関わらず修正できないとは・・・。

ある修正パッチを見つけました。 (2004/2/29)
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;329692
パッチを当てて数ヶ月経ったが不安定さはある程度改善したようだ。
それにしても何故 Windows Update に置かないのだろう?
これでは気づかないよ普通の人は・・・


と厳しいことを書いたけれど
私は MS-DOS, Windows 3.1, NT, 95, 98, 2000 と
Microsoft 社の OS を長年愛用してきたし、
これからも使い続けるであろう。
(Linuxは安定しているけれど設定が面倒なんだよね・・・。)

ちなみに私が使ったことのある windows のなかでは
2000 が最も一番安定していて数年間使って、ハングアップしたのは数えるほど。




-- 通信設定の変更法 --

最近、いろんな場所で LAN 接続する機会が増えてきた。
windows は相変わらず、その辺の設定を自動的に変更してくれない。
(ただし、VaioU101 ではプレインストールソフト「Smart Network」が賢くなり、
その辺の設定も自動でしてくれるようだ。)

ということで netsh というプログラムを利用するのだが
その前に通信に関する設定を一通り見ていこう。
まずコマンドプロンプトを立ち上げる。
そうすると MS-DOS 世代には懐かしい真っ黒な画面が現れる。

コマンド プロンプト
Microsoft Windows XP [Version 5.1.2600]
(C) Copyright 1985-2001 Microsoft Corp.

C:\Documents and Settings\username\>


ここで「ipconfig /all」と打って Enter する。

コマンド プロンプト
Microsoft Windows XP [Version 5.1.2600]
(C) Copyright 1985-2001 Microsoft Corp.

C:\Documents and Settings\username\>ipconfig /all




そうすると画面には通信に関する設定一覧が表示される。
もちろん人それぞれで表示される内容が異なっている箇所があるはずで、
その辺には注意して欲しい。
なお、#のところは実際には数字あるいはA〜Fまでのアルファベットが
入っているはずであるがセキュリティのために伏せさせてもらう。

コマンド プロンプト
Microsoft Windows XP [Version 5.1.2600]
(C) Copyright 1985-2001 Microsoft Corp.

C:\Documents and Settings\username>ipconfig /all

Windows IP Configuration

        Host Name . . . . . . . . . . . . : VaioU3
        Primary Dns Suffix  . . . . . . . :
        Node Type . . . . . . . . . . . . : Unknown
        IP Routing Enabled. . . . . . . . : No
        WINS Proxy Enabled. . . . . . . . : No

Ethernet adapter ローカル エリア接続:

        Media State . . . . . . . . . . . : Media disconnected
        Description . . . . . . . . . . . : Realtek RTL8139/810x Family Fast Ethernet NIC
        Physical Address. . . . . . . . . : 08-00-##-##-##-##

Ethernet adapter 無線LAN接続:

        Connection-specific DNS Suffix  . :
        Description . . . . . . . . . . . : BUFFALO WLI-CF-S11G Wireless LAN Adapter
        Physical Address. . . . . . . . . : 00-07-##-##-##-##
        Dhcp Enabled. . . . . . . . . . . : Yes
        Autoconfiguration Enabled . . . . : Yes
        IP Address. . . . . . . . . . . . : 192.168.###.###
        Subnet Mask . . . . . . . . . . . : 255.255.255.0
        Default Gateway . . . . . . . . . : 192.168.###.###
        DHCP Server . . . . . . . . . . . : 192.168.###.###
        DNS Servers . . . . . . . . . . . : 192.168.###.###
        NetBIOS over Tcpip. . . . . . . . : Disabled
        Lease Obtained. . . . . . . . . . : 2003年7月20日 22:07:04
        Lease Expires . . . . . . . . . . : 2003年7月22日 22:07:04

C:\Documents and Settings\username>




Description を見ると、有線LAN(RTL8139/810x)と
無線LAN接続(WLI-CF-S11G)というデバイスが
装備されていることが分かるであろう。
(注:Vaio U3 には内蔵無線LANが装備されていないので
Sigmarion で使っていたものを流用している)
しかし有線LANは「Media State . . . : Media disconnected」
つまり有線LANは使えない。 (ケーブルを繋いでいないので)

では現在有効の無線LANの設定を見ていこう。

「Physical Address」に書かれている番号が「MAC address」に相当するもの。
ちなみに「Media Access Control address」の略で、
マッキントッシュやマクドナルドとは全く関係ない。
これを元にデータの送受信が行われるので
世界に二つとして同じ番号のものはない。
セキュリティの意識が高いところだと無線LAN接続するとき、
MAC address の番号を登録する必要がある。

次の「Dhcp Enabled」で DHCP が有効かどうかわかる。
現在は Yes と表示されているので有効である。
「Dhcp」は「Dynamic Host Configuration Protocol」の略で
これが有効であれば、それ以下の IP Address 等の番号は
自動的に振り当てられ、利用者が設定する必要はない。
たいていの場合は Dhcp は有効のはずなのだが、
企業や学校のLANではこれが無効であることが多い。
そのときには IP Address 以下の番号を自分で設定する
まあ同じところでしか使わないなら問題ないが、
自宅と企業で毎回この変更を手動で行うのは結構面倒である。
(本来はOS自体に変更を自動的に行う機能がついているべきであるが
windows には何故か装備されていない。)

そこで利用するのが「netsh」。
とりあえず正常に接続できている状態で
「netsh interface ip dump」と入力してみよう。

コマンド プロンプト

C:\Documents and Settings\username>netsh interface ip dump


# ----------------------------------
# インターフェイス IP 構成
# ----------------------------------
pushd interface ip


# "ローカル エリア接続" のインターフェイス IP 構成

set address name="ローカル エリア接続" source=dhcp
set dns name="ローカル エリア接続" source=dhcp register=NONE
set wins name="ローカル エリア接続" source=dhcp

# "無線LAN接続" のインターフェイス IP 構成

set address name="無線LAN接続" source=dhcp
set dns name="無線LAN接続" source=dhcp register=PRIMARY
set wins name="無線LAN接続" source=dhcp


popd
# インターフェイス IP 構成の最後



C:\Documents and Settings\username>


はき出された内容を右クリックで範囲を指定してコピーし、
適当なテキストエディターにペーストする。
そして、現在は無線LANの設定を変更したいので、
"ローカル エリア接続" の設定は削除する。
(もちろん、有線LANの設定を変えたいときは、
無線LANの設定を削除する。)
これを例えば "jitaku.txt" というァイル名で保存する。
これで設定ファイルが作成終了。
このようにして接続したい場所ごとの設定ファイルを作る。

jitaku.txt

# ----------------------------------
# インターフェイス IP 構成
# ----------------------------------
pushd interface ip

# "無線LAN接続" のインターフェイス IP 構成

set address name="無線LAN接続" source=dhcp
set dns name="無線LAN接続" source=dhcp register=PRIMARY
set wins name="無線LAN接続" source=dhcp


popd
# インターフェイス IP 構成の最後

上のものはDHCPが有効の場合であるが、
企業内や学内のDHCPが無効の所で同じ作業をすると、
次のような設定ファイルが出来るはず。
この設定を例えば「kigyo.txt」というファイル名で保存したことにする。

kigyo.txt

# ---------------------------------- 
# インターフェイス IP 構成         
# ---------------------------------- 
pushd interface ip

# "無線LAN接続" のインターフェイス IP 構成

set address name="無線LAN接続" source=static addr=192.168.###.### mask=255.255.255.0
set address name="無線LAN接続" gateway=192.168.###.### gwmetric=0
set dns name="無線LAN接続" source=static addr=192.168.###.### register=PRIMARY
set wins name="無線LAN接続" source=static addr=none

popd
# インターフェイス IP 構成の最後

「netsh exec <設定ァイル名>」とすれば、
各場所での設定に戻すことが出来るのだが
これを一々打ち込むのが面倒なのでバッチファイルを作る
テキストエディターで次のように入力して、
上のファイルと同じフォルダーに保存しよう。
ただしバッチファイルであることを認識させるために
保存するときに拡張子はbatにする。

jitaku.bat

netsh exec jitaku.txt
kigyo.bat

netsh exec kigyo.txt

この「jitaku.bat」「kigyo.bat」をダブルクリックすることにより
それぞれのネットワーク設定を復元することが出来る。

VaioU3 の場合には SmartNetwork というソフトがあり、
「切り替え後の処理」にこのバッチファイルを登録するとさらに便利。



-- モバイル インターネット --
私が利用しているのは「eo64air」である。
eo64airと言う名は関西以外ではあまり聞かないと思う。
簡単に言ってしまえば関西電力の敷設した光ファイバー網を利用し、
3,000円という定額料金でワイヤレス64Kbps通信が出来るサービスだ。

全国で利用できる同様の定額サービスとしては、AirH”(32Kbps:5,800円/月)や
@FreeD(64Kbps:4,880円/月)などが あるが、料金は若干高めになる。
しかも広告に書かれているのは通信費のみでプロバイダー代が含まれていない。
その点、eo64airはすべて含んで3,000円。
電波の届きが悪いときにはパワーアンテナをレンタルする必要があるが、
それを利用したにしても+300円が加算されるだけ。
(ちなみにこのパワーアンテナはアステルのPHSにも利用できる)

モバイル インターネットの使用感を書くと、確かにADSLが普及した現在、
64Kbpsという通信スピードは遅い感じもするが、屋内・屋外問わずどこでも
利用できるのが嬉しい。まさしく旅行にはピッタリのサービスである。
(ただし都心を離れると圏外になることが多い)

通信速度はインターネット ラジオが辛うじて実用的な速度
インターネットTVでは画像がコマ送りのようになってしまうことが多い。


【モバイル インターネットが便利だと思ったとき】

・・・旅行のとき・・・
やっぱり外出先でメールを確認したくなったとき、 ちょっとした調べものをしたくなったときに、 公衆電話を探す必要もなくその場でできるのは嬉しい。 しかも定額なので携帯電話のように電話代を気にする必要もない

・・・一人で外食するとき・・・
VaioU3は電源がない所で標準装備のバッテリーでも2時間くらいは 余裕で持つので一人で外食するときの退屈しのぎに十分役に立つ。 しかも非常に小さいので店に持ち込んでも、 それほど大げさには見えず、抵抗も少ない。

・・・電車・バス・・・
移動中は通信が途切れやすいので、まず駅・バス停の待つ時間に メール・サイトをDLしまくる。そして各駅・各バス停に止まるたびに ネット接続して一気にDLする。 VaioU は小さく軽いので車内で利用しても疲れないし、他人にも迷惑はかからない。 (PHSの電波を使うのでペースメーカにも優しい?)



-- 無線LAN --
「みあこネット」について
「FreeSPOT」について
【次回追加】



-- GPS --
まず私が使用している GPS は USB-GPS(I・O DATA)というもの。
これは独立して作用せずPCに接続しないと動かないが、その分コンパクトで安い。
またバッテリーの残量を気にせずに車内でPCを使うために、
シガーライターソケットを家庭用コンセントに変える装置は必須である。
精密機器を利用するので出来れば過電圧・過電流を遮断する機能がある方がよい。
ちなみに私は CA205(ALPEX)という AC power inverter を利用している。

CA205は使わない方が良いかも (2004/5/31)
PCを充電しながら運転していると、なんか変な臭いが・・・。
ふと助手席の下を見ると煙を出して燃えてる!!!\(◎o◎)/!


さらに使用するソフトとしては・・・【つづく】




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