花を取らないようにしましょう!花泥棒を見たら注意しましょう!
岩湧山の近 況> 10.04.13
★植物についてはこの他にも多くの花が開花しています。詳しくは今月咲く草の花、今月咲く樹の花を、さらにHP「岩湧山の花」の開花情報をご覧ください。
青色は在来種空色は外来種黒色は重要種オリーブ色はシダ・コケ植物を示しています。
★被子植物の分類は解っているところから、ALG分類体系によっています。
★下記の情報の中で、正しくないと考えられる箇所があれば、ご指摘いただければ、有り難く思います。こちらまでご連絡下さい。
植物の採取・盗掘は犯罪行為で、もちろんは厳禁です。特に、大阪府レッドデータブック掲載種については採取・損傷によって絶滅をもたらします。金剛生駒紀泉国定公園指定植物については採取・損傷には知事の許可が必要で、無許可の違法行為には罰則課せられます。
重要種(大阪府レッドデータブック掲載種、金剛生駒紀泉国定公園指定植物)は岩湧山にとって特に重要な種です。これらは、園芸業者や山野草マニア等により盗掘・採取等が原因で数少なくなってきています。INクラブ、四季彩館は守る努力を続けていますが、我々だけでは守り切れません。できる限り多くの力、岩湧山を訪れる皆さんの力が必要です。伐採・盗掘・所持の現場に遭ったら、(一人で不安なら、他の人と一緒になって)注意してください。できれば警察、四季彩館等に届けてください。また、保持や採取の画像を送って頂ければ掲載します。将来にわたって多種多様な花に出会えるには、皆さんの協力が必要です。

■4月上旬(画像をクリックすると大きい画像が現れます)
□概 況
*山麓と中腹から山頂まで歩きました。
*里では春の花が満開、山の方でも花が少し増えています。
今咲いている可能性のある花については、草の花木の花をご覧ください。

●開花している植物(60種)
○原始的被子植物等(5種)
木本(5種)
ブラチャン、クロモジ、ダンコウバイ、イヌガシ(クスノキ科)、タムシバ(モクレン科)
○双子葉植物(48種)
草本(35種)
サツマイナモリ*(アカネ科)、オオアラセイトウオオバタネツケバナマルバコンロンソウミチタネツケバナタネツケバナ(アブラナ科)ツルカノコソウ(オミナエシ科)オオイヌノフグリ(オオバコ科)ミヤマカタバミ(カタバミ科)カンサイタンポポフキ(キク科)ウマノアシガタ、トウゴクサバノオ*(キンポウゲ科)クサノオウ(ケシ科)ミヤマキケマンムラサキケマン(ケマンソウ科)ヒメオドリコソウホトケノザキランソウ(シソ科)シハイスミレタチツボスミレナガバノタチツボスミレニオイタチツボスミレフイリシハイスミレ(スミレ科)ヤマアイ(トウダイグサ科)ミヤマハコベ(ナデシコ科)ミツバツチグリ(バラ科)カラスノエンドウ(マメ科)キュウリグサ(ムラサキ科)オオチャルメルソウ 、コガネネコノメソウ*、タチネコノメソウシロバナネコノメソウヤマネコノメソウヨゴレネコノメ(ユキノシタ科)フデリンドウ(リンドウ科)

コガネネコノメソウは大阪府レッドデータブックに掲載された保護重要な植物で、採取・損傷により絶滅の危険性があります。
サツマイナモリ、トウゴクサバノオは金剛生駒紀泉国定公園の指定植物に選ばれ、許可無く採取・損傷が禁止されています。

木本(13種)
アオキ(アオキ科)、アケビ(アケビ科)、キブシ(キブシ科)、コショウノキ*(ジンチョウゲ科)、ヤマウグイスカグラニワトコ(スイカズラ科)、コバノミツバツツジ*(ツツジ科)、ヤブツバキヒサカキ(ツバキ科)、クサイチゴナガバモミジイチゴ(バラ科)、ツルシキミ(ミカン科)、バッコヤナギ(ヤナギ科)

コショウノキ、コバノミツバツツジは金剛生駒紀泉国定公園の指定植物に選ばれ、許可無く採取・損傷が禁止されています。

○単子葉植物(7種)
草本(7種)
スズメノヤリ(イグサ科)、オオイトスゲ、サナギスゲ、ヒカゲスゲ、ミヤマカンスゲ(カヤツリグサ科)、ショウジョウバカマ*(メランチウム科)バイモ(ユリ科)

ショウジョウバカマ、シロバナショウジョウバカマは金剛生駒紀泉国定公園の指定植物に選ばれ、許可無く採取・損傷が禁止されています。


■クローズアップ

キブシ(キブシ科キブシ属)木五倍子
前年枝の葉腋から総状花序、雌雄異株
雌株の雌花、大きな雌しべ、退化した雄しべが脇に
萼4個、花弁4個のはずが6個、雌しべ、雄しべ8個
退化した雄しべ、葯に花粉なし
雌しべ、玉状の柱頭表面に凹凸
ミヤマカタバミ(カタバミ科カタバミ属)深山酢漿草
葉腋から1個ずつ、数個花が咲く
真ん中に雌しべ、周りに5個ずつの雄しべが2輪、花弁が5枚
花弁5個、雌しべ、雄しべ10個、萼片5個
雄しべ、外向き葯、縦に裂ける
雌しべ、花柱5個、先には毛がある
ツルシキミ(ミカン科ミヤマシキミ属)蔓樒
茎の下部は地中を這う、茎頂に円錐花序
雌雄異株、雄花、花弁4枚、雄しべ4個、葯は内向き
雄花、花弁4枚、雄しべ4個、真ん中の雌しべは退化
花弁4個、雄しべ4個、雌しべの周りに萼
葯はハート形
ヤマウグイスカグラ(スイカズラ科スイカズラ属)山鴬神楽
葉腋から1個ないし2個の花
葉に軟毛が多い
雄しべ5個、葯は内向き、雌しべは花冠裂片に隠れる、同花受粉の防止?
雌しべ花柱、雄しべ5個、子房、花冠
雄しべ、半葯は縦に長く裂ける
雌しべ、柱頭は異形

■動 物
ヒオドシチョウ(タテハチョウ科)緋縅蝶
ビロードツリアブ(ツリアブ科)天鵞絨吊虻
シマサシガメ?(サシガメ科)縞刺亀
越冬して、羽がかなり痛んでおり、接近も出来た
早春に多く見かける、長い毛で体の倍ぐらいに見える、大きく目が離れている方が雌、小さく目が接近している方が雄
幼虫、アカマツの雄花にいた